第5期生

第5回 箱根路

2011年12月25日(日)
  平成23年11月25日(金)9時50分
 抜けるような青空の広がる秋晴の日、ハイキング好きの5期生14名が小田原駅に集いました。皆、元気溌剌で、快晴の箱根路を歩く楽しみに胸を膨らませている感じです。駅前から箱根登山バスに乗り、いざ箱根へと向かいました。バスは、箱根駅伝でおなじみの国道1号線を上って行き、箱根湯本、塔ノ沢、宮ノ下、小涌谷へと、ぐんぐん登っていきました。そして二子山に差し掛かる所の湯坂路バス停で下車しました。いよいよ、本日のハイキングの始まりです。湯坂路(鎌倉古道)の標識があり、そこを入って行くと大きなコース案内板に出ました。ここでリーダーから、本日歩くハイキングコースの説明と準備体操を受けました。ここから振り返ると、二子山、駒ケ岳が青空を背にして、輝いています。美しい!! しかし、芦ノ湖、富士山が見えない。「そうだったのだ。今日のハイキングは、富士山にお目にかかれないのだ」と気付いた次第である。それでも晩秋の、しかも晴天下の箱根古道は、すすきや赤、黄に染まった草花が左右に迎えてくれて、実に気分を癒してくれます。加えて、ハーモニカで奏でる「箱根八里」や「紅葉」に合わせて歌いながらの歩行は、さらに歩きを軽快にしてくれました。ゆるやかな下りを1時間ほど歩くと鷹巣城跡に着きました。ガイド板には、「豊臣秀吉の小田原攻めに備えて築かれた山城」と書かれていました。ここから、浅間山に向けてゆるい下りを歩いて行くと、日当たりの良い場所に出ました。昼時ということもあり、すでに多くのハイカー達が、この良い場所で、食事していていました。そこで、よい頃あいと見て、われわれもこの一角に陣を取って昼食としました。色付く山々の景色を眺めながらの、お弁当はまた格別な味でした。腹ごしらえした後は、元気十分、気合を入れて歩きを開始!古道は、比較的広く、敷石が畳のように整備されていて、古人たちが汗水流しながら造られたことが偲ばれました。沿道は紅葉した草木が笑顔で迎えてくれる爽快なプロムナードだ。しばらくして鞍部のところに差し掛かったら、湯坂城址の説明板がある。これも先の鷹巣城と同じ目的で造られたらしいが、城の面影は見当たらない。ここからは比較的段差のある階段状の下りが長く続いている。長い下りは、結構、脚に堪える。疲れを感じる頃になったら、山道は終りとなり国道1号線に辿り着きました。此処からは、老舗旅館萬翠楼の脇を抜けて、臨済宗の名刹早雲寺に向かいました。早雲寺は、北条氏滅亡の際、焼かれたのですが、徳川の時代になって一門の末裔が再建したもので、後北条五代城主の墓が静かな境内の奥にひっそりと佇んでいました。このあと、箱根湯本にある「姫しゃら湯」で一風呂浴びて、汗を落とし、小田原にでて、「銀座ライオン」のうまいビールと肴を囲んで、本日の反省会を賑やかに行いました。(石井義文)
 【懇親会】  小田原駅前 ”銀座ライオン”

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です