同窓会幹事会

平成28年度 臨時幹事会の報告(2016.11.20)

2016年11月30日(水)
 平成28年11月20日(日)秋晴れの中、多摩高校同窓会臨時幹事会が、川崎市総合自治会館で開催されました。当日は40期以降の若手6名を含む総勢36名に参加いただきました。
 安部会長から、前回まで臨時幹事会は1月に行っていましたが、①半年毎の開催とし活動状況を報告することが適切②これまでの1月開催では5月の幹事会・総会との間隔が短く、同窓会報作成などとの業務が重複する、という理由により11月開催になったとの説明がありました。


 
 引き続いて講演が行われ、16期生で同窓会副会長・警察庁OBの殿川一郎さんを講師に「日本の警察の特徴~諸外国と比較して」と題して、ニュースのコメントや刑事ドラマなどで警察組織の裏事情が垣間見れる昨今、興味深い講演をしていただきました。その概要は次のとおりです。
 
 警察組織の体系についてですが、日本の警察組織は警視庁(都警察)と道府県警察という単一的な体系になっており、アメリカ、フランスなどの諸外国においては、国家レベルの警察と自治体の組織など複数の機関や組織が存在しているという違いの説明がありました。
次に、日本の警察の任務は、戦後から捜査中心の任務に加えて現在では、交通、危険物に関する規制からストーカー防止、海外犯罪被害への対応など範囲が広くなってきていること。日本は殺人発生率、窃盗発生率が主要国でもっとも低く、検挙率がトップというデータもあり、これは、我が国の警察が捜査(刑事)・鑑識・科捜研の連携による緻密な活動を行っている成果であるとのことでした。
ただ残念なことは、女性警察官比率が主要国では最下位ということで、今後、女性進出が今後進んで行くことが期待されます。講演のあとの質疑応答も活発に行われ、会場内は非常に盛り上がりました。
 
 次に議長に三上さんが選出されて議事に移りました。
「(1)会費・寄付金のコンビニエンスストア振込について」では、安部会長から、「会報カラー印刷
化の関係で送付が予定より遅くなり、コンビニエンスストア振込期間が短くなったものの、振込者が
昨年1209名、今年1274名(内コンビニエンスストア振込610名)と人数は増加し、来年度も実施したい」との説明があり賛同を得ました。
 
「(2)活動状況の報告と意見交換」では安部会長が東京大学4年生の三木投手(54期)」の活躍をFBおよびHPにタイムリーに掲載したことを具体例として同窓会の活動状況を説明。SNSを使用しての情報拡散の即時性と同窓会役員と各期・各部・職域会・地方部会との連携による情報の蓄積、さらにPTA及び在校生との連携の必要性について説明がありました。
一方、HPの閲覧件数がリニューアル後の18ケ月の間に、177万という数値を示しましたが、その原因はFBとの連携および記事の頻繁な更新にあると考えられます。
そこでこれらの諸事情を「同窓会の目的」に反映することが提案されました。
すなわち同窓会の目的が現行会則では学校当局との連携に限られているところ「卒業生に関する職業や活動などの様々な情報を蓄積し、卒業生ネットーワークで結びつけて親睦・交流をはかり学校・在校生・PTAとの連携をはかりつつ、もって母校を支援し、その発展に資すること目的とする。」という趣旨で再構成するべく、会則の見直しも視野にいれ検討していくとの説明がありました。
 
「(3)今後の日程について」では、平成29年3月に若手幹事会、5月28日(日)に同窓会総会、11月24日(金)に60周年記念式典が予定されております。

 幹事会終了後は、場所を恒例の「串駒」に移し、懇親会を行いました。若い世代の参加者も増え、例年以上に世代を超えての情報交換と多摩高の思い出話に花が咲き、賑やかで楽しい会となりました。
(議事録 23期 吉田)


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