2014年7月

  多摩高校23期第2回大同期の開催されました。

  開催日時:2014年7月20日 (日) 15時より(三連休の中日です)
  開催場所:武蔵溝ノ口駅前 「チャイニーズダイニング 桂林 溝の口店

 ●これに先立ち,13時より第1期工事の完了した多摩高校新校舎の見学会も
  あわせて実施する予定にしております。
  詳細は順次掲載しますので,23期同窓会ホームページをご確認ください。
  出欠確認などもこちらから実施する予定です。
  住所,勤務先などに変更のあった方は,連絡を円滑に行えるよう、この機会に
  同ホームページ内の名簿の更新を是非お願いいたします。
  情報の拡散にもご協力ください。
  遠方から駆けつけてくれる皆さんには、同じビル内にホテルもあります。
  まだ部屋には余裕があるようですが、早めの予約をお勧めします。
  次回同窓会も、前回以上のたくさんの同級生にお会いできることを
  幹事一同楽しみにしております。

この度、同窓会名簿システムをリニューアルいたしました。

お一人お一人に付与されます、IDとパスワードでログイン頂きますと、マイページでのご自身の登録情報の変更が可能です。
今後も同窓生の皆様の素敵なコミュニケーションの場としてご利用頂けますように、
様々な楽しい機能を用意して参りたいと思います。

またご住所が不明となり同期会の開催案内や会報がお届けできていない方が多数いらっしゃいます。
どうそこの機会にご登録の情報をご確認頂き、変更がございましたらマイページより修正をお願いいたします。

IDとパスワードがご不明な方は、お手数ではございますが、
お問い合わせフォームよりご連絡下さいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

第22回 大塚・池袋界隈

2014年07月12日(土) | コメント(0)
  第22回お江戸散策は、大塚にある造幣局 東京支局見学に重きを置き、巣鴨プリズンの跡地そして、いままでの散策で東京六大学のうち五大学ををすでに巡り、六番目になる立教大学を見学を含むコースを企画した。実施日は、生憎の雨天予想であったが、午後から曇天が見込まれることで実施に踏みきった。最初の見学地、造幣局は、貨幣の製造が主事業であるが、昨年高倉健さんが受賞した文化勲章や国民栄誉賞などの勲章も製造している。その現物を見学できるのが楽しみの一つである。期待に違わず、説明員も実に知識豊富で、純正画一で偽造されない貨幣製造の工程などを丁寧に説明してくれた。
 次に向かったのは、昭和46年(1971)年まで、巣鴨プリズンと呼ばれた拘置所のあった、池袋サンシャインシティである。近代的な高層ビルが拘置所だったとは想像できないくらいの様変わりである。この一角に東池袋中央公園がある。極東軍事裁判で死刑判決をされたA級戦犯7名が拘置所のこの地で処刑が行われた所という。現在、「永久平和を願って」と刻まれた碑が建っている。サンシャインシティ内で昼食を取ったのち、本立寺を訪れた。前回、五反田を散策した折、柳家金語楼が永眠している寺が、同宗、同名の本立寺であったが、あちらは近代建築寺院であるのに対し、こちらは古風な寺院建築で、大都会の真ん中にありながら江戸情緒を残していて落ち着きを感じる。江戸中期、遊郭吉原の花魁で諸芸に通じた絶世の美女だったとういう七代目高尾太夫が、この寺に眠っている。大名に見初められ、身請けをしてもらい、藩主の側室になったという”高尾太夫”。どんな美女だったのか!鼻下長して想像するだけでも楽しい。
 ここから明治通りを横断して、山手線地下通路を越えて、池袋西口に行く。メトロポリタン劇場に隣接する一角に、丸池と成蹊学園跡の碑がある。周辺の景観は、大正時代までは、葦が映える池があったところとは想像もできない変化である。ここから、もと来た地下通路のあった道に戻り、横断して細い路地を入っていくと景観は変わり、一転して住宅街になる。この住宅街の一角に自由学園 明日館の建物が見える。建物は、アメリカの名建築家が指導して作らせた建物で、都の重要文化財に指定されている。江戸期、この辺は将軍が鷹狩りを行った処で、上り屋敷公園の名も、これに因んでいる。ここから西武池袋線の踏切を越えたところに目白庭園と赤い鳥社跡がある。庭園内には、木造瓦葺平屋建ての数寄建築や六角浮き見堂が配され、四季折々の様々な自然の表情を満喫できるよう草木が配植されている。また、ここから程近いところに、尾張徳川家が所蔵する美術品の管理、一般公開などを運営する徳川黎明会がある。レンガ造りの本邸と巨石を積んで造られた塀には、格式と風格を漂わせていた。
 次に訪れたのが、六大学の一つ、立教大学だ。構内には鈴懸の径碑がキャンパス中央通リに建っていた。♪鈴懸の径、立教大学校歌!をハーモニカ演奏して、しばし寛ぐ。重厚なレンガ造りの校舎と整然としたキャンパスは美しい。立教大学の一角に、推理作家 江戸川乱歩の旧宅が残されている。名探偵 明智小五郎が家に居るのではと興味を抱いたが、生憎、本日は休館で中に入れなかった。次に向かったのが、今回最終散策地の祥雲寺。大名家を檀家にもつ寺院だけあって本堂や鐘楼も立派で、当墓域には、大学時代に教えを受けた教授が眠ってることもあり、墓参できて感慨深いものがあった。(石井義文)