同窓会長ご挨拶

同窓会長ご挨拶(2020)

2020年09月11日(金)
 
困難を乗り越えて            

  殿川一郎(16期)    

 会員の皆様の日頃のご協力、ご支援に厚く感謝申し上げます。
 本年に入り、新型コロナウィルス感染が世界的な規模で拡大し、日本でも多くの方々が亡くなられ、経済社会活動にも著しい停滞をもたらしました。会員の皆様のほとんどがこれにより何らかの影響受けられたのではないかと存じます。大きな被害を受けられた方には衷心からお見舞いを申し上げます。
 
  母校においては多くの他の学校と同様長期にわたる休業を余儀なくされましたが、現在、様々な工夫をしながら、昨年指定を受けたSSHの取組を始めとする教育活動を推進されているものと拝察致します。次代を担う若い生徒の皆さんがこうした困難な時期を逞しく乗り越え成長されることを心から願うところであります。
  私どもの同窓会活動も、総会、各期の同窓会が中止・延期等になりましたが、春の幹事会は始めて「書面・WEB」という方式で開催させていただきました。これからも安全・安心面に充分配意しつつ試行錯誤しながらの取組みが必要と考えております。
 
  新たな日常、生活様式が求められ、人の集い方も変わらざるを得ないと言われています。しかし、どの様な状況になっても、人と人との出会い、絆の大切さ、ともに青春の時を過ごした心のふるさとの尊さに変わりはないと存じます。その意味で、同じ多摩高で育った同窓生の親睦を深め、母校を支援することを目的とする同窓会の役割には今後とも大きなものがあると思います。
  会員の皆様には、引き続き同窓会活動へのご協力、会費の納入などによるご支援をよろしくお願い申し上げます。
 
 様々な面でまだまだ不透明な情勢が続くと思われますが、コロナ禍に負けることなく、ご一緒にこの困難な時期をあせらずひるまず乗り越えて参りましょう。

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