卓球部たくま会

卓球部OBOG・たくま会員の集い(2017.7.1) 報告

2017年07月12日(水)
田辺武夫(12期生・元顧問)
 27年振りの大きな集いは、元顧問の山田尚範先生、細井秀郎先生、水戸瑞樹先生、現顧問の杉山哲夫先生を迎えて、8期生の松本正さん、猪熊政野さんをはじめ、59期生までの卒業生と現役生、総勢79名の参加でした。初対面の人も多く、50年振りの再会という人もいました。受付開始からの3時間40分と居残り30分と二次会があっという間でした。高校時代に多摩川の土手でタイムを競って走った(走らせた)連想で言うと、騏驥過隙のわずかな時間といったところでしょうか。いや、数十年の時を繋いだという点で、浦島時間のひととき、と命名したいところです。竜宮はたっきゅうとも読めますし、絵にも描けない美しさでしたから。
 集いは近年 の若手コーチの紹介に始まり、水戸先生の結婚祝いのサプライズ、JAICAの派遣で中央アメリカのコスタリカに2年間の卓球指導に行っている橋本翔君(55期生)の紹介へ。
 ステージでは有名人にも活躍していただきました。関東の私学にこの人ありと謳われたカリスマ英語教師佐藤昭三さん(9期)の、遠大で高尚なスピーチ。劇団第三舞台の主演女優で小劇場界のトップアイドル・女王と呼ばれた長野里美さん(22期)には、昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」出演の裏話とナレーション。韓国と北朝鮮の卓球事情についてコメントしてもらったのは、NHK報道局国際部記者の塚本壮一さん(26期)。
 忘れてならないのが司会の杉本好弘さん(26期)。集いが始まる直前に私が手渡した原稿の明晰なア ナウンスに加えて、当意即妙のアドリブ・ユーモアまでがみごとでした。そして、田辺の著書『卓球アンソロジー』について多様多彩な感想批評をスピーチしてくれた、佐藤昭三さん、金子伯男さん(22期)、御前智子さん(26期)、西村知優君(59期)、ありがとうございます。新聞各紙の拙著書評のいくつかをコピーして配付し、村上春樹さんから卓球にまつわるメールを戴いたこと(拙著所収)や今年4月に春樹さんに「会えた」ことで「テレビ出演」した話までスピーチしたのは、卒業生からの生の批評がもらえる嬉しさのあらわれ、舞い上がりの競演でした。 <さらなる詳細報告等は、たくま会員へメール送信します。>



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