ワンダーフォーゲル部

ワンダーフォーゲルクラブOB(9期~11期)山行実施報告
日時
場所
平成18年10月28日(土)~29日(日)
南アルプス 甘利山、夜叉神峠
参加者(敬称略)  9期 大谷博美、野口義明、藤田広一
10期 遠藤好子、佐野晶子、宮崎京子
11期 植木博章、金安賢二、堀井賢二  以上9名
感想 今回の幹事は11期の金安賢二氏28日は、新宿発中央本線9:00の特急「あずさ9号」で小淵沢へ。小淵沢駅で車の植木氏、堀井氏と合流。途中サントリー「白州ディストラリー」を見学しながら鳳凰三山の前山である甘利山(1,731メートル)を登山しました。頂上からは甲府盆地の上に新雪の富士山を遠望でき、しばしの感動にふけりました。その日は芦安の「桃の木鉱泉」に一泊し、露天風呂につかりビールを飲みながら旧交をあたためました。 翌日(29日)は、夜叉神峠登山口から夜叉神峠へ登山開始、紅葉に色づく山道を1時間半の登りで「夜叉神峠」(1,770メートル)に到着しました。夜半の雨もあがり、雲の合間に白峰三山の一つである巨大な「間ノ岳」(3,189メートル)を前面に望み、思わず感嘆の声をあげました。見上げる3,000メートルの稜線は圧倒的で、しばしの山岳展望に酔いしれた次第です。 帰りは塩山の北側に位置する「ほったらかしの湯」で汗を流し、昼食の後に恵林寺を見学、そして16:30に中央本線「塩山駅」で解散しました。 次回幹事は10期の遠藤好子さん、宮崎京子さんに決定しました。
(9期 藤田広一)
日時 平成16年10月16日(土)~17日(日)
場所 福島県 尾瀬登山
参加者 9名

16日(土)は巻機山越後三山(越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山)の麓を巡り、奥只見シルバーラインを経由して奥只見湖を見学しました。湖上の奥に新雪をいただいた平が岳(2,141m)を遠く望み雄大な景色を満喫しました。その後、湖岸をさかのぼり一路尾瀬へ。途中、荒沢岳のすさまじいスラブ状岸壁を横目にみながら、尾瀬の御池ロッジに夕刻に到着しました。ロッジでは越後の銘酒を味わい、はるか30~40年前の高校時代の話に花が咲き、夜遅くまで旧交をあたためました。

翌日(17日)は、雲一つない快晴で、ロッジの周りは紅葉一色に染まっていました。峠登山口から歩き始め、途中の沼山峠を経て約1時間で尾瀬沼へ到着しました。
すでに、沼のまわりの湿原は草紅葉にいろどられ、燧ケ岳(2,356m)が優美な姿で湖上にそびえていました。帰りは、福島の秘境の村といわれる檜枝岐村で全山紅葉真っ盛りの中、露天風呂につかり汗を流しました。そして、ビールと地場の蕎麦に舌づつみをうち、人生の幸せを感じた次第。


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9期 藤田広一