2008年7月

ホタル鑑賞会

2008年07月27日(日) | コメント(0)

  6月27日(土)  参加者6名。登戸集合。 

  プラネタリュームで悠久の夏の星の世界と宇宙を観て、生田緑地の自然散策へ。
 合歓の木のお花や、緑の松ぼっくり、大きなオタマジャクシなど田園の光景を満喫。
 岡本太郎美術館カフェでビールorコーヒーブレイクし、その後、2名が参加して、8名で夜の部
 「ホタル観賞」へ出陣。
 暗くなるのをじっと待ってやっと会えた!!
 幻想的なホタルの舞、神秘的な美しさ、都会の喧騒を離れ、幽玄なひとときを堪能!
 夜も更けてきて、のどを潤したくなり、「元海」へ直行。
 打ち上げ、打ち上げだ!
 総勢8名でよく飲みよく食べ、またまた話に華が咲きました。

 ホタル観賞と打ち上げは、写真なし。とにかく楽しかったです!イメージしてください。
 (文: 石井眞理子)
デコイチの前で ”♪いまは山中、今は浜♪”
合歓の木  
松ぼっくり  
【編集後記】

川崎市北部多摩区の家から車で10分の生田緑地で夏至中心に前後2週間ホタルが見えました。梅雨で心配でしたが多少の雨でも見られ、丘陵に立つ専修大学の校舎下の斜面谷間の開けた畑の辺りが一番よく見えました。斜面が竹藪になっていて、しなやかな竹が葉を沢山茂らせ、暗くなり始めると、竹のもこもこした葉は薄明かりの中やや白く感じられ入道雲のよう・・。その雲の下を丁度7時半頃暗くなると、あちらこちらに2~3匹ずつ飛び始めました。竹藪の葉の下の空間を飛びました。その内に広い畑を大きく飛ぶホタルも出てきました。手摺りに背をもたれたり、何時までも観ていたいほど、ゆっくりの時間が流れました。谷戸を下る木の階段は山側で、暗い樹幹の間にも次々と飛びます。
木道を歩き続けると頭上を飛ぶもの、空へ高く飛んで行くのもいましたし、先に少し赤い本当の星も・・・葉に止まって光るのはメスのようでした。ホタルの国出口近くはヨシが沢山あり、梅林も近くマンションの明かりも近くにありながら、奥にきれいな水があるからとか、朴の木と竹藪の辺りは次々に飛び子供の歓声が可愛らしく感じました。田んぼでカエルが賑やかに鳴く頃は多く飛びました。月夜の田んぼでコロロコロロ鳴く蛙の童謡が思い出され不思議でした。東高根森林の時には、牛蛙が鳴き、天に星座が見え、漆黒の紫陽花の道は天の川のようでした。紫陽花の花の一つひとつが手鞠のように本当に大きく白く大きな星なのです。

(売野節子)