2018年12月

三期生同期会 開催報告

秋晴れの続いた11月1日、第17回三期会を開催しましたので報告します。
 会場は、前回初めてでしたが好評でしたので、引き続き桜木町の県立共済プラザビルの式場「メルヴェーユ」にしました。ランドマーク直前で、帆船日本丸が眼下に見える素敵なシーサイドです。三期生は卒業時に6組ありましたが、年毎に各組から2名の幹事を選出して開催の準備をすることにしています。今回は、天野明彦幹事長のもと、軽快な高野安正幹事の司会によって、式次第に沿って運営されました。この3月までに全員が後期高齢者となったこともあってか、出席者が今までより減少した傾向にありましたが、馴染みの顔が多いので、終始和やかに歓談できました。古谷嘉邦先生の、健康管理の心得のスピーチをありがたく頂き、同窓会の清水秀紀副会長の乾杯で、宴会が始まりました。出席者は女性15名、男性27名の計42名でした。フォークダンスや会員の近況報告など、ユニークなイベントの他、お決まりの校歌斉唱がありましたが、毎回のことでもやはり皆さん熱唱するようです。元多摩高応援団池上一郎氏による古谷先生・多摩高・三期生へのエールで平成最後の中締めとしました。
 今回は、会員の提案や意向を重視して料理を充実しました。ビュフェスタイルでフリードリンクでしたが、少し余り気味でしたので、お腹の方も充分満足できたと思います。来年も三期会一同、健康に留意して頑張ります。
(文責 岩間和彦)



 平成29年のOB会は、相次いで亡くなられたお二人の追悼山行を兼ねての会でしたが、平成30年10月28日~29日に開催したOB会はお二人の遺志を引き継いでの新たな会となりました。参加者は10名程となり、こじんまりとした陣容となりました。(参加者/9期:杉下寛、野口義明、藤田広一 10期:橋本哲夫、佐野晶子、宮崎京子、土岐和正 11期:植木博章、金安賢二 22期:三上哲史の計10名)
 年一回のOB会の日程はひと月以上前に決定されることから天候を予測することは全く不可能であり、出来ることは「雨男」は参加をご遠慮いただくことぐらいです(笑)。昨今の地球規模の気候変動が原因かスカッと晴れた日に恵まれることが非常に珍しい中、今回の会は朝から「やったぜ!」と言いたくなるような好天に恵まれ、登山成功間違いなしと確信できました。目指す頂は栃木県那須にある茶臼岳(1915m)です。ロープウエイがあることから多くの人は登った経験があると思います。砂利やガレ場をクリアできれば短時間で登れる安全な山です。OB会のメンバーの中には年相応の健康上の問題を抱えている方も多く、往復ロープウエイの利用を予定していましたが、天気も良好であることから徒歩での下山にチャレンジしました。途中の強風で知られる峠までの登山道は岩また岩のガレ場で油断できない場所ですが無事に通過し、その後に続くロープウエイ乗り場までの下りは全員一緒になって、辺りの山々の紅葉の名残を眺めがら楽しく下山できました。全員が全行程揃って行動できたことは今後のOB会にとっては明るい出来事となるでしょう。今回の登山を通してさらに上位の山にチャレンジできるよう体力の維持を心掛けたいものです。
 高校時代の山行と今のOB会との大きな違いは、OB会に温泉やお酒を楽しむことが加わったことです。これらの楽しみがあってこそのOB会です。夕食後の懇親会では高校でのクラブ活動や亡くなられた方を偲んでの思い出話に花を咲かせ、さらにメンバーの現況報告などもあって、皆さんの積極的な日常生活や社会活動には大いに刺激を受けました。メンバーの中には温泉スペシャリストもいて、幹事は時には登る山の選定よりも温泉の選定に頭を悩ませます。因みに今回は那須湯元温泉鹿の湯に宿を取り、「鹿の湯」の白濁した強酸性湯と、知る人ぞ知る廃屋同様の元温泉宿で飲泉可能な「老松温泉」の湯を堪能しました。
今回のように好天に恵まれるようなことはまれですが、たとえ悪天候に見舞われても温泉や懇親会を通して気の置けないOBの皆さんとの交流は、これからの人生にも彩りを添えてくれるだろうと改めて認識した次第です。
(文責:土岐和正(10期))

 3期生によるハイキング倶楽部「さん歩会」は平成14年第1回同期会(三期会)開催の折、故品田和則君(平成24年逝去)の呼びかけで発足し、翌年の平成15年、還暦の年に第1回例会を実施、今年で創立15年になりました。現在の会員数は現在23名で、毎年冬場と夏場を除き、近郊の山歩きを中心に活動し、年6~8回の例会を開催してきました。

≫ 続きを読む



 地学部OB会は12月、多摩高の現役地学部員の皆さんと合同で星空観望会を開催しました。12月9日(日)当日の月齢は1.8と天体観測に打ってつけの条件で、火星やアンドロメダ座二重星などを、生田緑地の科学館の高性能の天体望遠鏡をお借りして時間の許す限り、宇宙を楽しみました。

≫ 続きを読む