平成20年3月30日(日) 春来たれど未だ寒し日、11名の5期生が宿河原駅に集合し、二ケ領用水沿いのさくら花見へ出掛けました。水辺の桜はわれ われ同様、樹齢60年を越えたというソメイヨシノは花びらの艶がふくよかで見事に開花して、折しも ものの見事な満開で、ふくらみのある花弁を大きく広げて、われわれを向えてくれました。花見客で混雑するさくら並木の沿道には、さくら以外にも、桃、椿、こぶし、もくれんをはじめ、さまざまな花が一斉に咲き始めていました。 まさに、春爛漫、匂うがごとき春の盛りを存分に楽しませてくれる風情でした。 しばらく二ケ領用水に沿って歩むと東名高速と交錯するあたりに、吉田兼好が書いた随筆『徒然草』に関する石碑がありました。これによると宿河原という地名が徒然草の百十五段に書かれていると言う。興味深い話である。 次に向かったのは県立東高根公園で、草木がカラフルに開花しており、当日は多くの見物客が来て賑わっていました。整備の行き届いた東高根公園は、周囲を住宅地に囲まれながら閑静な森として、心やすまる散歩コースでした。昼食はお花見をしながらのお弁当で、和気藹藹の歓談で、話も華が咲きました。このあと隣接する津田山公園墓地の桜も見学し、まさに、「さくら、さくら」の1日でした。 ( 3組 石井義文) |
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