キャリア座談会

キャリア座談会

2008年10月12日(日) | コメント(0)
 PTA主催「キャリア座談会」への協力

 この座談会はPTAからの依頼により、さまざまな分野で活躍する卒業生に高校生へのアドバイスをお願いしたいという趣旨で行われた。出席者は白石浩介氏(25期三菱総合研究所主席研究員)、宮木正悟氏(40期フジテレビドラマ制作センター)、安部亮輔氏(42期 三菱電機住環境研究開発センター)の三氏。経済学者からドラマのディレクター、電気製品の開発担当者と多摩高校の卒業生に相応しい多士済々の顔ぶれとなった。
 卒業後初めて母校を訪れる人もあり、全県一区の高校入試制度や進学重点校の説明に驚きつつも自分達の高校時代の思い出を大いに語ってくれた。更に高校生に贈るアドバイスとして「高校時代は生涯の友人を得る時期。」「高校は知識全般を学ぶ最後の機会だからもっと勉強しておけば良かった。」「野放しに近いくらい自由だけれどすべて自分の責任。だからある程度将来を見据えて行動すべき。」などの意見が出された。
 また社会に出てからは「コミュニケーション能力を磨くこと。」「変化や突発事項に対応する力を身につけるべき。」「責任感と協調性のある人になってほしい。」「目標を明確に持ち、周りから一緒に仕事がしたいと思われるように努力する。」といった具体的なアドバイスが示された。現在では第一線で活躍している先輩達の高校時代を知ることで、高校時代に何をすべきかを考えるきっかけになればと願う。
2008年10月12日(日)
多摩高校応接室にて
12期 陣内誠 記)