第3回横浜散歩 旧横浜居留地・掃部山界隈 | |
2016年2月18日(木) |
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昼食後は、伊勢佐木町方面に向って馬車道を歩き、途中、東京芸術大学、旧横浜正金銀行(現・県立博物館)、横浜初の写真館跡、指路教会、料亭 富貴楼跡(現・中小企業センター)などの解説板を読みながら散策をつづけ、かって、当時には珍しい鉄の橋が架けられ、外人居留地と伊勢佐木町と結んだ吉田橋に辿り着いた。ここも歴史的に由緒あるスポットである。これから先は、にぎやかな伊勢佐木町の商店街を真っ直ぐ歩き、途中、沿道にあるジュークボックスで「伊勢佐木町ブルース」を口ずさみながら、しばしの憩いを取った。曙町3丁目の信号を右折して、末吉橋を渡って赤門町に入る。 |
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ここには町名の因になった山門を真っ赤に塗られた東福寺がある。この寺は、徳川家から葵の紋章を許された名刹で、明治初期、伊藤博文や陸奥宗光らに贔屓を受けた料亭富貴楼の女主人お倉が眠っている。寺の後背部は野毛山である。寺を出て右折して、細い路地を登っていくと野毛山公園に出る。広い公園には展望台があり、ここからの眺望は県庁の屋上以上に広範囲の眺望が楽しめる。公園の散歩道には、人口が増加して水不足になった横浜に相模川上流からトロッコを利用して、44kmの水道路を建設したヘンリー・パーマーの胸像がある。水道路の完成で、横浜は大きく発展した。この都市の近代化は、多くの外国人技術者や学者によって齎されたことがわかる。 しばし、眺望を楽しんだのち、野毛山を中央図書館方面に下って、向かいの伊勢山皇大神宮に向かった。明治3年に、神仏分離、国家神道の時代を迎え、国家鎮護を目的として伊勢神宮と同じ天照大神を祭神とする神宮を創建したものである。総檜造りの神殿や巨大な鳥居は見ものである。境内には乃木希典や蒋介石総統の顕彰碑がある。続いて、神奈川奉行所跡に進む。幕府が開国後の横浜の外交業務や税関業務の行政を司る目的で作られた役所で、現在は県立青少年センターになっている。センターの北側の丘一帯は、鉄道山と呼ばれていた所で、明治15年、旧彦根藩の関係者が、藩主井伊直弼の銅像を建設する目的で買収し、高さ11mにも及ぶ井伊直弼像が建立された。現在は、掃部山公園になっている。この公園は約200本の桜が植えられ、桜の名所として大いに賑わっている。ここから、横浜駅への帰路の途中、2代目横浜駅の遺構を見学して本日の散策を終了した。このあとは、横浜地下街の居酒屋で一献を傾けながら本日の見どころを振り返り、談笑して良き一時を過ごしました。 (石井義文) |
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スライドショー |
2/6 多摩高新年会(野球部OB会主催)が、100名以上の参加により盛大に行われました。
新高3生からは、今年の大会にかける決意表明がありました。
「今年は打撃のチームです。打ち勝ちますので、皆さん 応援よろしくおねがいします!」
※高校生は冒頭挨拶のみで帰宅
今年のチームは秋季県大会3回戦進出の活躍!
皆さん 春季大会、選手権大会も応援しましょう!
http://kanagawa-hbf.sakura.ne.jp/
会の〆は、恒例の校歌大合唱とエールです。