4月5日、入学式を祝うかのように咲き誇る二ケ領用水宿河原の桜が満開のなか、第64回入学式が母校体育館で挙行されました。吹奏楽部の勇壮な演奏のなか、青色の「ブタピン」を身につけた279名の新入生が希望に胸をふくらませ入場し、合唱部の「ハレルヤ」の美しい歌声が響きわたり、式がはじまりました。
5年目をむかえた福田校長は「先週、多摩高は文部科学省からスーパーサイエンス・ハイスクールに指定されました。これにより教育課程を一部変更し、論理的に考え未知の分野に挑戦し活躍できる人材を育成することとしました。本校のモットーである質実剛健・自重自恃の意味をかみしめてください。2万人の卒業生のあたたかいまなざしが皆さんにそそがれています」と新入生に期待をよせました。
続いて殿川同窓会長は「受け身にならずに積極的に、1人1人が責任をもった行動をし、前向きな姿勢で学生生活にとりくんでください。幅広く学び経験することにより教養を身につけて、見識・人格を磨いてください。」と激励の言葉をよせるとともに、同窓会のネットワーク活動についても紹介しました。
PTA会長の祝辞に続いて、新入生代表が「3年間、悔いのないよう努力していきます」と力強く誓いの言葉をのべました。
吹奏楽部と合唱部により校歌が披露され、参列した多数の保護者があたたかく見守るなか、64期生が多摩高生としての第一歩を力強くふみだしました。今後の成長にエールをおくりたいと思います。
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