事務局からのお知らせ


多摩高のために、同窓会ができること 第2回

部活動OB会(縦)と同期会(横)のつながりで同窓会ネットワークを拡げよう




多摩高校時代の思い出、同窓会とのかかわり

柴野 昨年に続き、本企画の進行を担当させていただきます。今回は、部活動OB会幹事、同期会の幹事にお集まりいただき、同窓会活動の状況、学校や現役生のためにできることを話し合いたいと考えております。まず、自己紹介をかねて多摩高時代の思い出、同窓会とのかかわりについてお話ください。


                  














殿川 
同窓会長をつとめております。16期、写真部に所属していました。中学の頃からSLの写真を撮るのが趣味でしたので、暗室で現像できることが楽しみでした。暗室にいると近くでブラスバンド部のトランペットの音が聞こえてきたことを覚えています。
「行事の多摩高」ということでの思い出は、球技大会でバレーに夢中になったことです。生徒会の活動には参加するタイプではなかったので、まさか同窓会長になるとは自分自身も同期の仲間も驚いています。多摩高同窓会の職域部会「霞ヶ関会(中央省庁勤務経験者会)」で前同窓会長の安部さんにお声がけいただいてお引き受けいたしました。



椎名 剣道部OB会、多摩緑陽会会長をつとめております。
小さい頃、体が小さかったので、女子から「椎名くん、かわいい」と言われるのが屈辱でした。体を鍛えて見返してやろうと、中学で剣道をはじめると徐々に運動能力もついてきました。「よし!多摩高に入って、剣道をしよう!」と思って入学したのに剣道部がなかったのです。
そういうわけで剣道部を創りました。当時は大会や強豪校の情報もなく、ひたすら稽古に励む毎日で電車の中でも授業中も剣道のことばかり考えていました。私の青春は多摩高であり剣道部であったと思います。卒業後50年を経過しましたが、剣道部創部の精神を脈々とうけついできてくれた卒業生、そして現役部員に心から感謝を申し上げたいと思っております。
剣道の指導では、選手として活躍している子に目がいきがちですが、地道に努力している子への声かけが非常に大事だと思っています。
中学生の時、剣道の大会で他校の先生から、「君は七段になれるよ」と声をかけられました(当時は、まだ一級。現在、八段)。高段者になれるとは考えてもいなかった私にとって、その言葉が何か心に残って頑張ってこれたような気がします。また、「君は歳とってから大成するよ」と言われたことも覚えています。
部員の隠された可能性を本人が見つけ自らがそれを育てていくきっかけを作ってあげる、これが指導者、先輩の役割であると考えております。



北野 サッカー部OB会長、多摩高三田会(多摩高卒、慶應義塾大学進学者の会)の副会長をしています。サッカー部OB会は2年前に創部60周年記念式典を開催し200名が集まり、各期代表が寄稿した記念誌も作成しました。
年間行事として、毎年「初蹴り」としてお正月にOBと現役高校生で試合をしたり、現役生支援として強豪校と強化試合を企画しています。OBの中でも30代、40代の参加者が少ないことが悩みで、参加世代を絶やさないよう大学生世代ともLINEなどで交流しています。OB会のFacebookページもあり、頻繁に更新するようにしています。サッカー部OB会は「生涯現役」をテーマに「オーバー40(代)」、「オーバー50(代)」、「オーバー60(代以上)」、3チームの「多摩クラブ」を結成し年間を通じて試合をしています。
多摩高三田会は毎年日吉キャンパスで開催し、徐々に参加者が増えてきています。前回第3回は、日吉キャンパス内の国際学生寮を私の会社でてがけたこともあり、見学会も企画し、これからの大学のあり方、国際化に触れていただきました。
私の多摩高時代は、サッカー部ということで体育祭と球技大会が見せ場で、あまり自慢できる話はないのです。同期、OBで集まっても当時のバカ話に花が咲きますが、最近は、将来のこと、多摩高のこれからについて話すことができるようになっています。



堀内 40期、バトン部(現ダンスドリル部)です。ちょうど、40期の少し前から、外部の講師に指導していただいて、現在のようなチアダンスの大会に参加するようになりました。当時は1学年に15人ぐらいで、学年毎にチームを組んで活動し、2年生の終わりには引退でした。3年生では体育祭、主にCE(CreativeExpression)に専念していました。40期同期会の幹事をしています。前回の40期会に来賓として参加の安部さんに声をかけられたのが、本日参加のきっかけです。私も多摩高時代が楽しくて、大好きでしたので、家庭科の先生になろうと大学の家政学部に進学し、教員免許を取得し、多摩高の教員補助を務めたこともありました。その頃の多摩高生はチャレンジ精神が旺盛、活動的でした。
40期前後の代は働き盛りで多忙な子育て世代。私も小学1年になる子供がいます。
2016年に40期会を開催するべきか悩みましたが、恩師の方々の年齢も考えると早めに集まりたいということもあり開催し、結果約120人参加の大盛会。開催して本当に良かったと思っています。次回は2020年を予定しています。


森田 51期、目立ちたがり屋だったので、夏組の団長、野球部主将をつとめました。慶應義塾大学進学後も体育会野球部に所属しましたが、そこでは上のレベルを経験し、大学3年時に学生コーチという立場に転身しました。多摩高時代で印象に残っているのは、教科書にないことを教えてくれる先生です。自分の本来の授業を抜け出してそういう先生の授業を聞きにいったことを覚えています。
先月、卒業後10年目に、51期同期会を開催しました。早い人は家庭をもち、子育てをはじめている時期ということもあり、100人ぐらい参加を期待していましたが、60人参加でした。続けていくことで、参加者が増えていけばと思います。
私も多摩高が大好きで、野球部OB会、同期とよく集まっていますので、多摩高同窓会のお力になれたらと考えております。
現在、丸紅(商社)に就職して7年目です。英語力が重要だと感じています。海外の人に、自分の気持ちを言葉で伝えたいとおもうと意欲がわいてくると思います。


スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校に
殿川 英語力の話がでたので、多摩高が文部科学省から平成31年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校をうけたことについて、お話します。「科学的分野で国際的に活躍できる将来の人材」を育てよう、そのために特別なカリキュラムを実施していく学校に指定され、補助金もあります。具体的にはSkypeをつかって、海外の高校生とコミュニケーションはかるなどして実践的な英語力を強化していくようです。とても喜ばしいことです。
 
同期会の幹事決め
森田 高校卒業時に同窓会幹事を決めたのですが、今回の卒業10年目の同期会は卒業の時に決めた幹事以外の人が幹事となって開催しました。
堀内 私は卒業時に同窓会幹事を任命され幹事をやっています。40期でも幹事に加わってくれたメンバーもいますので、できる人が協力して幹事をしていくのが理想なのでしょうね。




 部活動OB会の状況 
柴野 今回参加いただいている野球部、サッカー部、剣道部は縦のつながりができていると思いますが、活動状況はいかがでしょうか?
森田 野球部OB会の事務局担当もしております。毎年2月の第1土曜日に行われる新年会には、野球部OBだけでなく、多摩高野球部を応援する同窓生が多数参加してくれていますので、ぜひ、皆さんも参加してください。
51期野球部は選手、マネージャで総勢18名いたのですが、久しぶりに全員が集まれる機会がありまして、感激で最後は駅ホームで多摩高校歌を大合唱してしまいました。
51期は長年、野球部監督をつとめた3期の故田中監督が最後に采配した期です。多くの方に慕われ、愛された監督でした。
北野 サッカー部OB会も20代~70代と幅広い年代がいますので、人集めの工夫はしています。先日20代、30代中心の試合を企画したところ、その年代が多く集まってくれました。
柴野 サッカー部、野球部ともに20代から40代の参加者少ないようですね。同期会からつながって、縦のつながりにも参加してくれる方が増えるとよいのですね。
椎名 部活動OB会と各同期の幹事が連携することにより、同窓会長が掲げる「同窓会ネットワークの構築」ができそうですね。
殿川 まさに、部活動OB会が縦のつながり、同期会が横のつながりを軸となるキーマンの方に拡げていただきたいです。


 
現役生の状況とOB会の支援
椎名 OB会の時に外部の方にお願いして高校生との合同稽古をしておりますが、多摩高生の礼儀、心づかいについて高い評価をいただいております。大変うれしいことであります。昔は先輩との接し方、挨拶の仕方など、細かく指導していましたが、今はそんなことしなくても、自然とできているからです。多摩高生は自分から気づきできる子がほとんどです。
柴野 部活動は、上下関係、礼儀を学ぶことも大事ですね。
椎名 部活動は良い成績を残すことも大事ですただ、私立の強豪校とは条件は違います。いい選手を集め、授業免除で練習をすることは公立高校にはむずかしいです。
野球部はどうですか?
もし、多摩高野球部が甲子園に出場することになったら、これは盛り上がるでしょう!
森田 中学生からは多摩高で野球をやりたい、多摩高の監督から指導を受けたい、親御さんにとっては野球も勉強もしっかり教えてもらえるという魅力的な学校、野球部のブランディングが大事です。
例えば「多摩高野球部に入れば海外へ野球留学が経験できる」として、良い選手が入学してくれるならば、OB会で支援していきたいです。
椎名 今の少年野球、サッカー、剣道も親子で頑張っているので、親御さんにとっても魅力的な多摩高になることが重要ですね。
森田 一昨年の夏大会で野球部は4回戦まで勝ち進み、テレビ神奈川の放送もあったので、かなり反響がありました。
盛り上がった時に情報発信するコンテンツも重要だと思います。これは良い選手をスカウトする際の武器にもなります。
柴野 学区制がなくなり神奈川県全域の中学生が入学可能になっていますから、魅力ある学校であることの情報発信は非常に重要だと思います。

同窓会を盛り上げるアイデア
森田 野球の予選は平日の場合が多いので、試合の様子をライブ配信すれば、興味をもってみる人、集まるOBも多くなると思います。
情報発信できるシステム、同期会(横のつながり)とOB会(縦のつながり)をつなげるための人材データベースなどのプラットフォームをつくれるとよいですね。まずは野球部OB会から取り組みます。
柴野 ある有名企業に就職希望でOB訪問の相談を受けたことがあります。2万人もいる多摩高同窓生の中にはその企業で働いている人がいるだろうとは思うのですが、ネットワークがないので紹介できないということがありました。
椎名 私は多摩高に来た際、古巣である剣道場に行き、50年前の自分に出会い、心が安らぐ思いを感じます。しかし、一般の同窓生はどこを訪れたらよいのでしょうか。旧校舎は残っていない。同窓生のための同窓会室があるといいなあと思います。
柴野 この座談会は多摩高の応接室をお借りしていますが、ここには、多摩高の歴代卒業アルバムが保管されています。多摩高内に卒業アルバムを見たりできる同窓生室があるとよいですね。




既存ネットワークを活かして
堀内 40期は2016年同期会時に120人参加のLINEのグループをつくりました。
同期の活躍をお知らせしたりしていますが、なんといっても次回の同期会開催の連絡がとてもスムーズになると思います。
柴野 同期会のネットワーク、部活動OB会ネットワークなど既存のネットワークを活かしていくことで同窓会ネットワークが実現できそうですね。

同窓会費、徴収方法
堀内 同窓会費の徴収は振込みだけですが、忘れてしまう場合もあるので、電子マネーを検討されてはいかがでしょうか。
殿川 現在は、コンビニ、郵便局の振込みのみです。多数の寄付をいただいている世代が高齢化しているので、財源不足の対策も検討して行く必要があります。そういったことを考慮すると若い世代にもご協力いただけるよう支払いのあり方等も検討する必要があります。

学校と同窓会との信頼関係
柴野 ところで学校と同窓会の現在の関係については事務局長の安部さんいかがでしょうか
安部 学校と同窓会の信頼関係が強くなっている話をさせていただきます多摩高の特別授業として、大学の先生を迎えて現役高校生に講義していただく企画があります。担当の先生から、同窓会経由でどなたかお願いできないかという相談をうけましたので、候補の方、6人にお願いしてみました。皆さんご多忙にもかかわらず快諾してくださいました。卒業生の母校に対する思いはとても熱いと感じました。
また、担当の先生も喜んでくださり同窓会への信頼もますますアップしたと思います。

若い世代の参加を
殿川 最後に、特に若い方に同窓会に参加してほしいです。
久しぶりの再会する人はもとより、多摩高出身という共通点があるわけですから、初めて話す人ともすぐに打ち解けられ、話題は尽きないです。

柴野 多摩高同窓会をもりあげていくためには、若い世代の力が大切ですね。ありがとうございました。多摩高の良さを伝えていく情報発信コンテンツ、また既存のネットワークを活かしてネットワークを拡げていくことを検討していきましょう。各同期会、部活動OB会にもご協力いただける方、よろしくおねがいします。




 
8/1~ 同窓会報Vol.25 を順次配送開始しました。

多摩高同窓会では、毎年、卒業生の皆様に会報誌を無料でお送りさせていただいてます。
「会報が届くの楽しみ」という声もたくさん聞かれるようになり、役員・事務局が全力で紙面作りにあたっています。

本号に原稿を寄せてくださった方々を予告します。座談会企画第二弾も掲載しています。
お楽しみに!

同窓会報誌が届かない方、また、実家には届いているが、送り先を変更されたい方は、以下をご覧になり連絡先住所を登録、変更をお願いします。
http://www.tamadou.jp/?p=650

会報誌のバックナンバーはこちらに掲載されています。
http://www.tamadou.jp/?page_id=682

同窓会報Vol.25 一部公開

同窓会報Vol.25の表紙
殿川会長より、同窓会費のご協力をお願いしております。どうぞ皆様のご理解、ご協力をよろしくおねがいします。




ご活躍中の5名の同窓生に寄稿いただいております。ご協力ありがとうございました。


多摩高のために同窓会ができること、第2回目として、部活動OB会関係者、同期会幹事にお集まりいただき座談会をさせていただきました。
内容は本ホームページに掲載予定です。

お楽しみに!
【目指せ!甲子園 】 母校を応援しよう!

1回戦  7月11日(木)
多摩高校 対 生田東高校 3-14 敗退
俣野公園横浜薬大スタジアム 第二試合 13時30分

3年生(62期)の皆さん おつかれさまでした!
これからも多摩高野球部を応援します!



第101回 全国高等学校野球選手権記念 神奈川大会
トーナメント表はこちら

http://kanagawa-hbf.sakura.ne.jp/vsnatu/natu-pdf/natu2019.pdf

最終スコアボードです




以下の写真は、昨年の2回戦 7月15日(日)多摩高校 対 横浜商大戦のものです。
令和初の多摩高バスケ部OBOG会!
まだまだ、参加者募集中です!お誘いあわせて参加してください。

5/11 13時~15時 青葉スポーツセンター(前回と同じ)
https://www.konami.com/sportsclub/trust/aoba/
(市ヶ尾駅に12:30集合。13:00現地集合でもかまいません)

懇親会は、16:00~ 
居酒屋 ◎NIJYU-MARU(にじゅうまる) 溝の口駅前店
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140505/14013662/
会費:約3,000円~(学生無料)

参加予定(5/4現在)
13時~15時 のバスケ 青葉スポーツセンター 14~15名  
16時~ 懇親会 ◎NIJYU-MARU(にじゅうまる) 溝の口駅前店 20名
※22期~61期 と幅広い年代から参加予定です。(5/4現在)

バスケだけ、懇親会のみの飛び入り参加も大歓迎!
お誘いあわせてお越しください。

連絡先(24期 柴野)
info★tamadou.jp  ← ★を@にしてください

写真は前回2018.6.2開催時の集合写真です。



 

第1回多摩高稲門会開催のご報告




2月16日、多摩高稲門会の設立総会が開催されました。
この会は早稲田大学に進学した多摩高卒業生が親睦・交流を深め多摩高の発展に寄与することを目的としています。

多摩高卒業生が店主を務める居酒屋「わり館」にて上は3期、下は60期という幅広い年代の卒業生16名が集いました。
稲門会の会員である殿川同窓会長(16期)と応援に駆けつけてくれた多摩高三田会幹事長の安部さん(9期)の挨拶に始まり、設立者、船木(59期)の乾杯で歓談が始まりました。
約3時間に及び世代を越えた交流を深めた後、締めとして多摩高校歌・早稲田大学校歌及び応援歌の大合唱で閉会となりました。
 
参加者の皆さんは、次回開催時にはさらに交友の輪を広げていきたいと話していました。 
文責:船木



平成30年11月4日、神奈川県立多摩高等学校同窓会「個人情報保護に関する基本方針」を改訂しました。

詳細は、「プライバシーポリシー」のページでご確認ください。

平成30年度 臨時幹事会(2018.11.04)のお知らせ

日頃より同窓会運営にご協力いただきまして有難うございます。
以下の通り平成30年度臨時幹事会を開催いたします。
ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご出席くださいますようお願い致します。


*************** 臨時幹事会のご案内 *****************

日時:2018年 11月4日(日)
   幹事会 15:00~17:00
   懇親会 17:20~19:20
      
場所:幹事会 川崎市総合自治会館 第1会議室

〒211-0063 川崎市中原区小杉町3-1 (武蔵小杉駅 徒歩7分)
電話 044(733)1232 
         
親睦会 串駒 川崎市中原区小杉町3-430 (武蔵小杉駅近く)       
    電話  044(711)3929
(会費 3,000円 55期~60期は1,000円)

議事
1.講演 
   講師: 株式会社JALUX(防衛担当顧問)石崎 敦士氏(22期)
   演題: パキスタン国際緊急援助隊の所見
        
2.会費・寄付金のコンビニ振込について
3.創立60周年記念事業について
4.同窓会に対するご意見希望についての意見交換
5.参加者の自己紹介

※誠に恐縮ですが、座席・資料等の準備の都合がありますので、
10/25(木)までに 下記ご記入の上 返信をご送付くださいます
ようお願い致します。
なお、欠席の方も必ず返信をお願いいたします。


※当日の連絡先は、事務局 080-5540-1948にお願いします。


*******************************************
神奈川県立多摩高等学校同窓会幹事会に
〔  〕出席します
〔 〕欠席しますので 議決に関しては
            議長に委任します

〔   期〕 
氏名:
連絡先に変更のある方はお書き込み下さい 
***************************************
 神奈川県立多摩高等学校同窓会事務局
 044-920-9811(TEL・FAX)
 事務局:info☆tamadou.jp
  ※☆を@に変換して送信をお願いします。
 URL: https://www.tamadou.jp/
@-----------------@


※前回の幹事会(2018.05.27)開催時の集合写真です

8月上旬より、同窓会事務局より会報誌と会費・寄付金の振込用紙を送らせていただいています。  

 コンビニ振込の用紙も同封させていただいてます。コンビニの振り込み取り扱い期限は9月末日になります。

 便利なコンビニ振込でご協力お願いします。  なお、郵便局振込は10月以降も受け付けております。  

 本年度の同窓会の事業計画、収支計画は、こちらをご参照ください。  
 https://www.tamadou.jp/?p=1074

 
  どうぞよろしくおねがいします。








 
メール誤配信についてー経緯・原因と再発防止ー
平成30年9月5日
 
8月31日(金)、同窓会員に関係のないメールが、誤ってシステム管理会社から送られてしまいました。同窓会としてシステム管理会社に連絡をとるとともに経緯と対応について9月2日(日)に協議を行いました。システム管理会社からは次の内容の報告がありました。

(経緯)
平成30年8月31日(金)16:49頃~ 会員名簿のWebによるシステム管理に設置しておりますメール配信機能により他同窓会の会員様に配信すべきお知らせメールを誤って多摩高等学校同窓会会員1453名の方に5回にわたりメールを配信しました。まもなく誤配信であることを把握、社内調査・サーバー調査を開始しました。
同日18:04 メールサーバーに異常が無いことが確認できたため、誤配信のお詫びメールを送信しました。

(原因)
他同窓会から一斉メール配信の依頼を受け、当該担当者が社外出張中に付き、社内の別の担当社員にメール配信の代行を電話にて指示しました。その担当者はその依頼が多摩高等学校同窓会からのものと勘違いしたまま、テストメールによる確認は自身のみに発信し、文面チェックの上一斉配信を行いました。その際メールサーバーに負荷がかかり、完了画面の表示がすぐにされなかったため配信ができていないと安易に判断し、複数回配信を試行しました。

(再発防止について)
・多摩高等学校同窓会のシステムからメール配信機能を除去します。(多摩高等学校同窓会より申し出があった場合に限り復旧します。)
・メール配信機能の復旧を技術上行えるのはシステム担当責任者に限定し、代表取締役の許可を得た上でその復旧を行います。
・多摩高校同窓会から一斉配信の申し出でがあった場合は、システム担当者がテストメールを多摩高校同窓会および多摩高同窓会担当者、営業責任者に送付し内容を確認のうえ実行します。
 
以上が今回の経緯と対応ですが、システム管理会社からは「関係の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけすることになり、衷心より深くお詫び申し上げます」との謝罪がありました。
同窓会としても今回のメール誤配信は大変重く受け止めており、再発防止策を徹底してこのようなトラブルが生じないよう努めてまいります。

 
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第1報(再掲)   
9月1日
「神奈川県立多摩高等学校同窓会」名義のメールの誤配信について

 昨日8月31日、同窓会を発信元とする「2018年フットサル大会開催案内(再配信)」と いうタイトルのメールが 数回にわたって多数のかたがたに配信され、まもなく誤発信について訂正と謝罪のメールが送られてきましたが、この間同窓会は一切関与しておりません。

調査したところ同窓会報を印刷・送付し、会員名簿を管理しているプリンティング・サービス会社が他校のOB会から委託を受け、同会員向けに発信すべき情報を誤って多摩高同窓会名義で会員宛てに発信し、その後訂正・謝罪メールを送信したものです。
同社には徹底した原因調査と再発防止を強く申し入れました。

 

母校の発展のためには学校、PTA、同窓会の協力体制が必要です。
幅広い人材が集められる同窓会が担う役割は多々あり、さまざまな同窓生ネットワークを拡げていくことが重要です。




 

多摩高校時代の思い出、同窓会とのかかわり

柴野 本企画を提案しました柴野です。司会進行をさせていただきます。わたくしは同窓会ホームページ、Facebookページ「多摩高卒業生の集い」を担当しています。多摩高は私にとって自慢の母校なので、お役にたてることがあれば今後もさせていただきたいという思いがあります。同窓会が学校や現役生のために何ができるのだろうか、が本日のテーマです。まず、自己紹介をかねて多摩高時代の思い出、同窓会とのかかわりについてお話ください。





安部 ま ず 9 期会ですが、32歳になったころ、高校時代には付き合いもなかった2人から声をかけられ同期会をたちあげることとなり、これまでほぼ毎年 1 回計28回開催し親交を深めてきました。
一方、 15 年間休眠していた「全体の同窓会」は 23 年前に再建。会長となった森田氏のお手伝いをしたことから同窓会にかかわるようになり、副会長をへて7年前に同窓会長に、現在は事務局長をしています。
当時は真面目な高校生ではありませんでしたから、学校との連携をとるため母校にかくも足しげく通うことになるとは恩師・同期生ばかりか私自身も驚いています(笑)。




山田 現役時代は野球部に所属していました。部活と学校行事、合唱コンクール、球技大会などイベントの思い出がたくさんあり体育祭では秋組の団長をやりました。同窓会とかかわるようになったのは偶然のことで、安部さんと(同窓会とまったく関係のない集まりで)同席し声をかけてもらったことがきっかけで、野球部OB会に参加することになりました。年齢、仕事、立場に関係なく多摩高OBという一点で初対面でもすぐ打ち解けられ、回数を重ねるごとに親しさが増していきますが、これは同窓会に参加してみないと味わえないことだと思います。今日、久しぶりに母校を訪ねると、すれ違う生徒達から「こんにちは」と気持ちよく声をかけられ感動しました。この点は私の時代より良くなっています。

高山 3年前から同窓会副会長をしております。6人兄弟の4人が多摩高でお世話になりバレー部に所属しておりました。行事も部活も本当に楽しかったです。そういった活動を通じて、はじめて仲間意識とか人間関係が学べたと思います。30代で同期会を開催するようになりました。運動部仲間10人ほどで同期会をやろうということになり半年後に100人ほどの同期会を開催しました。32期は第二次ベビーブームで9クラス450人でしたから話もしたことがない同期生が半分はいたと思いますが、交流の輪が拡がり参加者に喜んでもらえました。



吉田 ハンドボール部に所属し秋組副団長でした。3年間、部活と体育祭などの行事に熱中する日々でした。大学卒業後、博報堂に入社し、仕事と子育てを両立させてきました。
48歳の時、丁度卒業30周年の節目でもあり、校舎建て替えの時期でもあったので、同期会を開催して久しぶりに集まりましょうということになりました。震災の後でもあったのでコンセプトは「絆」にしました。23期ホームページを作成し、参加を呼びかけた結果、180名もの同期生が集まり、交流が一段と深まりました。現在、同窓会副会長で昨年の総会の全体を仕切らせていただきました。

中島 体育祭では3年生の時に演技女子幹部でした。それまでダンスに無縁の生活をしていたため、踊りを作り上げていく作業はとても難しかったのですが、皆で協力して、一つのものを作り上げられたことは、自信になりました。
今は育児と仕事の両立中で、なかなか同期会活動に参加できておらず、Facebook等で多摩高時代の友達とつながっている程度です。卒業以来、母校をおとずれたのも久しぶりですが、この座談会に参加することで自分は何ができるか、イメージできたらいいなと思っています。

船木 59期、大学2年生です。現役高校生に一番近い立場でお話したいと思います。ハンドボール部で秋組の団長でした。体育祭は9月で、夏休みに準備のため登校することもありましたが、あらかじめ、きっちり予定を組んで準備していましたから勉強との両立はまったく問題ありませんでした。良い大学に合格している人は勉強も行事も両立させていました。ちなみに59期の体育祭団長は全員現役合格しています。


 
山田 メリハリをつければ両立できるでしょうね。
吉田 昨年、体育祭の審査員をして感じたのですが、生徒数が減っているのに競技種目が増えているから、1人1人にかかる負荷が増えているのかなと。
高山 熱心な生徒に負担がかかるというのはあるでしょう。体育祭のときに髪を染めるということがあるようですが、何事も大切なのは切り替えです。多摩高生はそれができると思います。


 

同窓会の入会状況について

柴野 同窓会への入会は任意ですが59期の入会状況はいかがでしたか?
船木 全員が加入しました。同窓会は年配者の集まりというイメージがあります。若者が参加しても居場所がないのではという思いがありますので、若い参加者が増えていけば同窓会のイメージが変わると思います。
柴野 船木さんの役割は60期以降の卒業生に同窓会のアピールをしてもらうことでしょう。
安部 同窓会活動について、学校・PTAの皆様方にご理解いただいていることから、卒業時の同窓会への加入もスムースにすすんでいます。この場を借りて感謝申し上げます。これを一例として、円滑な同窓会運営のために、日頃から学校・PTAとのつながりを密にすることに努めています。

同窓会のさらなる活性化にむけて

柴野 同窓会活動は無理をしてはダメです。我々バスケ部は最近、24期を中心に22期~26期のOBOG会を開催しています。無理な勧誘、幹事の負担が大きい会は長続きしないと思います。

中島 先生方は異動で転校され、PTAの方々も在校生の卒業とともに多摩高を離れるわけで、ある意味、継続的に多摩高を見守れる立場にあるのが同窓会だろうと思います。41期の同期会は開催されてないと思います。同窓会は子育てがひと段落したとか、自分の時間が持てるようになった世代の集まりのことかなというイメージがありますが、これを機会に同期の友達に連絡してみようかなと思っています。
柴野 山田さんは「多摩高霞が関会」に所属していますが、メッセージをお願いします。

山田 多摩高卒業して国家公務員となったメンバーで構成されていますが最近、若い人が続々、参加してくれています。まだ加入されてない方は遠慮なく参加していただきたいと思います。
野球部OB会では大先輩からいろいろな知恵と経験を教えていただいており、自分の人生をより豊かなものにしてくれると実感しています。




高山 30期代は同期会を開催していない期が多いと思いますが、ぜひ同期会を開催してください。職場や家庭のつながりから飛び出してみてください。すばらしい出会いがあるはずです。さらに世代を超えた集まりである同窓会にも参加してみてください。2万人の同窓会の皆さんとつながってください。
柴野 高校時代に親しかった友人と疎遠で、知人もいないという理由で同窓会への参加を躊躇されている方が多いと思いますが、初めてお会いする方ともすぐ打ち解けられますし、新しいつながりが始まります。
吉田 広告会社に勤務していますが、広告業界は多摩高出身者が多いのです。体育祭などの行事を通してモノを作ったり応援などの演出をしたりと様々なクリエイティブやプロデュース体験をしていて、その思い出が楽しくて、それを仕事にしたいという人が多いからです。多摩高出身というだけで人のつながり、ネットワークが拡がって、仕事がやりやすくなる面があり、多摩高がくれたプレゼントだと思っています。今は、後輩たちにもこのネットワークをプレゼントしていきたいと考えています。
高山 勉強だけでない将来役立つプロデユース力、クリエイティブ力を養える、これも多摩高の魅力ですね。




山田 そういった多摩高らしさのイメージは1期から現在まで受け継がれていて、皆、誇りに思っているのではないでしょうか。
吉田 新校舎が完成し創立60周年を迎えたこの時期に、いままでの良い伝統は守りつつ、いろんな事にチャレンジして新たな多摩高としての歴史を積み重ねていって欲しいと思っています。
船木 「多摩高稲門会」(多摩高から早稲田大学に進学した卒業生の集まり)をつくる準備をすすめています。すでに発足している「多摩高三田会」(慶應義塾大学進学者の集まり)にならって会員間の親睦をはかって、多摩高の発展に貢献したいと思っています。早稲田大学を目指す後輩にアドバイスもできるといいなと考えています。




安部 同窓会は「会員間の親睦交流をはかり」「母校の発展に寄与すること」を目的としています。この座談会の参加者でわかるとおり同窓会会員の「年代(1期~60期)」も「生活環境」も「同窓会へのかかわり方」も様々ですから、それぞれの立場で無理なくできることをして頂ければよいのではないでしょうか。まずは同期会・部活OB会・職域会・支部会・進学先OB会に気軽に参加して頂いたらどうでしょうか。
同窓会がさらに活性化すれば学校への人的・物的支援が可能になります。たとえば今年4月、新1年生への講演会の講師依頼(鳥海光弘東大名誉教授・7期生)、全国大会等出場の部活・在校生への支援、教育施設を拡充するための「まなびや基金」への協力などです。

柴野 皆さん、ありがとうございました。同窓生が集い、多摩高時代の思い出を語りあいながら、同窓会ネットワークを拡げていく。これこそが「多摩高のために同窓会ができること」の第一歩なのですね。



特別座談会企画:多摩高のために、同窓会ができること(同窓会報誌vol.24掲載 2018.05.05)