同窓会活動

第2回目の川崎区幸区支部懇親会が、川崎駅前のミューザ川崎市民交流室にて2016年11月2日に開催されました。

 

前回同様、在住・実家のある、勤めている方、いた方など 幸区・川崎区に縁のある多摩高校卒業生が集まりました。2期生から38期生と幅広い年代、公務員・サラリーマン・主婦・年金自適生活者とさまざまな職種の方が集まりました。(前回の大阪につづき、今回もわざわざ名古屋からご出席してくださった方がいらっしゃいました。)

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Q1  演じた幸村の兄・信幸(大泉洋)の妻「こう」は病弱で、数話で出演が終わるともきいてましたが。
A1  当初の出演依頼は数か月の予定でしたが、終わってみれば3話から49話まで(すべてにではないですが)出演しました。

Q2  三谷幸喜さんの作品ははじめてですか?
A2  これまで三谷さんの演出の舞台作品に2回出演しました。

Q3  ストーリーはどのくらい先まで俳優に知らされているのでしょうか?
A3  台本は出来上がるたびごとに、大体3話先程度までが渡されました。どのように話がすすんでいくのかは、誰にもわかりませんでした。出番がいつになるか、気を張り続けた1年でした。

Q4  撮影はどのようにおこなわれるのでしょうか?
A4  基本的に渋谷のNHKのスタジオ内で、同じセットを使って数話まとめて撮影を行いました。朝から晩までが基本パターンでしたが、ときには深夜ということもありました。
リハーサルの服装は俳優によってまちまちです。Gパンだったり、浴衣であったり自由でした。本番用の衣装・メイクなどの支度には一時間程度かかります。
リハーサルは月曜日でしたが、終盤になるにしたがって、三谷幸喜さんの台本の出来上がりが遅くなり、リハーサルなしで撮影することもありました。

Q5  「こう」を演じた感想をきかせてください。
A5  実在の人物で幸村の父、昌幸の兄の信綱の娘です。ただ、人物像はまったく明らかではなく、最後がどうなったのかもわかりませんでしたから(一応40代後半で亡くなったことは分かっています)、病弱でせき込む演技など、役作りでは三谷さんに指示された志村けんさんのコントなどを研究し、工夫しました。放送後、SNSなどの反応は早くて楽しくもあり、恐ろしくもありました。

Q6  「こう」が夫の信幸(大泉洋)と抱き合って泣くシーンがカットされたとか聞きましたが。
A6  「こう」が離縁された際、そのシーンの終わりに夫と抱き合って泣くところが三谷さんの台本に描かれていたのですが、編集でカットになりました。1話45分ですからその範囲に収めるため、いくつかの台詞は大抵カットせざるを得ないものです。演じた役者としては残念ですけどね。

Q7  演じきった役者さんの気持ちとはどういうものですか?
A7  役者は演じるにあたって演じる人物のお墓参りをしたり、故郷を訪ねたりして、役への想いを深めていきます。
私の役もお墓も分かっていないけれども、実在人物ではありますので、撮影前に真田の里を訪れて、その雰囲気を体に染み込ませました。そこから1年にわたり演じるので、役と共に歩み、悲しみや喜びなど、自分のもののように思い込んでいたので、撮影が終わったからと言って、すぐに忘れられるものではありません。
私以外でも、たとえば片桐且元を演じた小林隆さんは秀吉の直参であったにもかかわらず、結果的に豊臣家を裏切り大坂落城の6月後に無念のうちに謎の死をとげますが、小林さんは片桐且元の魂をしばらく引きずるのではないかとおっしゃっていました。
共演した堺雅人さん草刈正雄さんはじめみなさんドラマが終わったことに寂しさを感じているようです。

Q8  今月の6日間、上田市でトークイベントが開催されましたが、その様子をお話ください。
A8  県外や市外からも多くの方が抽選に応募されて、大変盛り上がりました。私はMCだったのですが、毎日出演者が日替わりゲストで入れ替わるので、気が抜けませんでした。おかげで、お客様は大喜びしてくださり、最終日のパブリックビューイングに向けて、どんどん熱が高まっていったように感じます。
大河ドラマをこんなふうにみんなで盛り立てて行くなんて、前代未聞のことだと思うし、この「真田丸」は全国のイベント的にも、SNSでの広がり的にも、新しい試みがうまくマッチして、社会現象にまでなっているのではと思います。

Q9  俳優をめざしたのはいつでしょうか?
A9  多摩高校の文化祭で創作劇をおこない仲間を集い脚本を書き上演しましたが、その時期からプロを目指そうかなと考えだしました。在学中に先生の紹介でプロを目指している方の話を聞く機会がありましたが、俳優の道はとても厳しく成功する保証は全くないので断念したほうがいいと言われました。私も今、俳優志望の若者に聞かれれば、老婆心ながら、まず一度は考え直した方がよいと言うと思います。生半可な気持ちで続けて行ける職業ではありませんから。
早稲田にはいってから文学座に所属し俳優の道を歩み始め、小劇場で演技するようになり、続けて行く確信を得たものの、その後特に映像の世界に入るようになってからは、やはりその道は険しく困難の連続でした。

Q10  ロンドン留学のときのことをお聞かせください。
A10  文化庁芸術家在外派遣制度で95年に1年間、演劇を学びにイギリスへ行かせていただきました。当時、イギリスではフィジカルシアターのウェーブが盛んになって来た頃で、そのワークショップに参加するのは面白かったのですが、それ以外のシェイクスピアなどはやはり言葉の壁が厚くて、1年の留学ではなかなか難しく、入口だけ垣間見て帰らざるを得ない感がありました。しかし、世界各国から学びに来ている若者たちと触れ合ったり、日本にいるだけでは絶対会えないイギリス演劇界の人々に会えたのは収穫でした。

Q11  最後に多摩高校の思い出をお聞かせください。
A11  卓球部の練習は、俳優として活躍する基礎体力をつくってくれました。自由な校風も忘れられません。女優としての活動の原点は、さきほど述べた文化祭での活動にあったと今にして思い知らされています。
 (平成28年12月20日、於:東京三田倶楽部・聞き手/安部同窓会長)
 平成28年11月20日(日)秋晴れの中、多摩高校同窓会臨時幹事会が、川崎市総合自治会館で開催されました。当日は40期以降の若手6名を含む総勢36名に参加いただきました。
 安部会長から、前回まで臨時幹事会は1月に行っていましたが、①半年毎の開催とし活動状況を報告することが適切②これまでの1月開催では5月の幹事会・総会との間隔が短く、同窓会報作成などとの業務が重複する、という理由により11月開催になったとの説明がありました。


 
 引き続いて講演が行われ、16期生で同窓会副会長・警察庁OBの殿川一郎さんを講師に「日本の警察の特徴~諸外国と比較して」と題して、ニュースのコメントや刑事ドラマなどで警察組織の裏事情が垣間見れる昨今、興味深い講演をしていただきました。その概要は次のとおりです。
 
 警察組織の体系についてですが、日本の警察組織は警視庁(都警察)と道府県警察という単一的な体系になっており、アメリカ、フランスなどの諸外国においては、国家レベルの警察と自治体の組織など複数の機関や組織が存在しているという違いの説明がありました。
次に、日本の警察の任務は、戦後から捜査中心の任務に加えて現在では、交通、危険物に関する規制からストーカー防止、海外犯罪被害への対応など範囲が広くなってきていること。日本は殺人発生率、窃盗発生率が主要国でもっとも低く、検挙率がトップというデータもあり、これは、我が国の警察が捜査(刑事)・鑑識・科捜研の連携による緻密な活動を行っている成果であるとのことでした。
ただ残念なことは、女性警察官比率が主要国では最下位ということで、今後、女性進出が今後進んで行くことが期待されます。講演のあとの質疑応答も活発に行われ、会場内は非常に盛り上がりました。
 
 次に議長に三上さんが選出されて議事に移りました。
「(1)会費・寄付金のコンビニエンスストア振込について」では、安部会長から、「会報カラー印刷
化の関係で送付が予定より遅くなり、コンビニエンスストア振込期間が短くなったものの、振込者が
昨年1209名、今年1274名(内コンビニエンスストア振込610名)と人数は増加し、来年度も実施したい」との説明があり賛同を得ました。
 
「(2)活動状況の報告と意見交換」では安部会長が東京大学4年生の三木投手(54期)」の活躍をFBおよびHPにタイムリーに掲載したことを具体例として同窓会の活動状況を説明。SNSを使用しての情報拡散の即時性と同窓会役員と各期・各部・職域会・地方部会との連携による情報の蓄積、さらにPTA及び在校生との連携の必要性について説明がありました。
一方、HPの閲覧件数がリニューアル後の18ケ月の間に、177万という数値を示しましたが、その原因はFBとの連携および記事の頻繁な更新にあると考えられます。
そこでこれらの諸事情を「同窓会の目的」に反映することが提案されました。
すなわち同窓会の目的が現行会則では学校当局との連携に限られているところ「卒業生に関する職業や活動などの様々な情報を蓄積し、卒業生ネットーワークで結びつけて親睦・交流をはかり学校・在校生・PTAとの連携をはかりつつ、もって母校を支援し、その発展に資すること目的とする。」という趣旨で再構成するべく、会則の見直しも視野にいれ検討していくとの説明がありました。
 
「(3)今後の日程について」では、平成29年3月に若手幹事会、5月28日(日)に同窓会総会、11月24日(金)に60周年記念式典が予定されております。

 幹事会終了後は、場所を恒例の「串駒」に移し、懇親会を行いました。若い世代の参加者も増え、例年以上に世代を超えての情報交換と多摩高の思い出話に花が咲き、賑やかで楽しい会となりました。
(議事録 23期 吉田)


文武両道のイケメン投手 三木豪氏(東大・農4年生、多摩高54期)

 
―東京6大学野球「防御率6位」そして「ヤクルト戦」で好投―
 

大学1年生の防御率はなんと「81」! 
1試合完投すると81点とられるという驚愕の記録。

その悔しさをばねに練習に励み工夫を重ね、2年生の新人戦の立教戦で8回1失点の好投。
これが大きな自信に。


3年生では、マスコミで話題となった東大94連敗を止めた法政戦にも登板し、連敗阻止に貢献。
最終学年の秋は好調を持続し、立教戦・法政戦で好投。防御率は6位の好成績(3.14)を残した。
フィナーレを飾ったのが、「東京6大学選抜チームVSヤクルト」。

三木投手はドラフト指名された7人(うち投手5人)とともに選抜され、ヤクルト1軍との神宮球場90周年記念試合に臨んだ。

結果はプロが意地を見せ12対1でヤクルトの圧勝におわったが、三木投手は9番からはじまるプロ1軍選手を3者凡退に退けて、東大4年間の投手生活に有終の美をかざった。

「監督はじめ多くの方々の指導を自分のなかで咀嚼し、配球の妙で打者を打ち取る活躍ができたと思う。ふりかえれば多摩高校3年生(54期)の体育祭でつとめた幹部の経験も大きい。今後は大学院に進学し研究生活に重心をうつすが、野球ともなんらかのかかわりをもっていきたい」と笑顔でさわやに語ってくれた。

(文責 / 安部同窓会長)



左:三木氏(東大・農4年生、多摩高54期)、右:安部同窓会長

東京大学運動会硬式野球部(野球部運営) より、
2016/11/5 東京六大学選抜 vs ヤクルトスワローズ 三木投手(7回表に登板):1回無安打無失点



 
 
平成28年度臨時幹事会を開催いたします。

多摩高同窓生であれば、初めての方でも、幹事会のみ、懇親会のみの参加も可能です。
お誘いあわせの上、ご参加ください。

***************
臨時幹事会のご案内 *****************

日時:2016年 1120日(日)
   幹事会15 : 0017 : 00
   懇親会17 : 2019 : 20
      
場所:幹事会 川崎市総合自治会館 第1会議室 
         (川崎市中原区小杉町3-1
       電話 
044(733)1232 
         武蔵小杉駅 徒歩7分  
   
    懇親会 串駒 (武蔵小杉駅近く、小杉町3-430)       
           電話  044(711)3929

議事
1.講演 講師:殿川 一郎 氏 (16期) 同窓会副会長・警察庁OB
        
     演題:「日本の警察の特徴~諸外国と比較して~」
         
2.会費・寄付金のコンビニ振込について
3.同窓会に対するご意見希望についての意見交換
4.参加者の自己紹介

※誠に恐縮ですが、座席・資料等の準備の都合がありますので、
11/11(金)までに 下記ご記入の上 返信をご送付くださいます
ようお願い致します。
なお、欠席の方も必ず返信を御願致します。

*******************************************
神奈川県立多摩高等学校同窓会幹事会に
〔  〕出席します
〔 〕欠席しますので 議決に関しては
            議長に委任します

神奈川県立多摩高等学校同窓会懇親会に
〔 〕出席します
〔  〕欠席します

〔   期〕 
氏名:
連絡先に変更のある方はお書き込み下さい 
*******************************************        
県立多摩高等学校同窓会会長 安部 卓見             

@-----------------@
 神奈川県立多摩高等学校同窓会事務局
 044-920-9811(TEL・FAX)
 事務局:info☆tamadou.jp
  ※☆を@に変換して送信をお願いします。
 URL: https://www.tamadou.jp/
@-----------------@


※写真は、前回の幹事会5/22開催の集合写真です。




多摩高校同窓生の皆様

謹啓 盛夏の候、皆様におかれましてはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。
 多摩高同窓会がすすめている「世代を超えた交流を図る場、またその区内にかつて住んでいた、現在も住んでいる、かつて勤務していた、現在も勤務しているというような、 各区にゆかりのある OB が参加できるような場を作る」という目的のもとに昨年 2015 年 11 月に多摩高同窓会川崎幸支部を立ち上げました。発足会には多数ご参加戴き誠に ありがとうございました。
 この度川崎幸支部の第2回懇親会を下記の通り開催致します。支部会をさらに盛り上げるべく、今までの人生の中で一度でも川崎区・幸区に縁のあった皆様、 ぜひご出席賜りますよう、ご案内申し上げます。
謹白



ご出席いただける方は9月末日までに下記の必要事項を記載の上、FAXかEメールにてご連絡下さい。

多摩高同窓会事務局:住所 〒211-0035 川崎市中原区井田 3-28-1
TEL & FAX 044-920-9811 メールアドレス info☆tamadou.jp (☆を@に変換して送信して下さい。)

————————————————
申込日時:
氏名:
卒期:
住所:
電話番号:
メールアドレス:
————————————————

このお知らせのpdfデータは、こちら をクリックしてください。

※前回開催時の集合写真です。



毎年発行している多摩高同窓会報誌のバックナンバーを公開しました。

今回は、1996年(平成8年)発行の創刊号 ~ 2012年(平成24年)発行第18号の一挙公開です。
https://www.tamadou.jp/?page_id=682

第9号には、小林至さん(28期生東大卒プロ野球選手)、第12号には、矢島悠子さん(43期テレビ朝日アナウンサー)ほか、数々の著名人にも寄稿していただいてます。
今後、同窓会報誌に寄稿してもらいたい同窓生(自薦他薦問わず)のご希望もお寄せください。

2013年版第19号以降も、順次公開予定です。2016年版は、7月初旬より同窓生の皆さまに配送予定です。
同窓会報誌が届いてない方は、こちらをご覧になっていただき、連絡先(配送先)を登録お願いします。

同窓会会報誌は届いてますか?(連絡先登録お願い)

https://www.tamadou.jp/?p=650

 

多摩高同窓会幹事・職域部会 各位
 
 
*************** 幹事会の御案内 *****************

日時:2016年 5月22日(日)
   幹事会15 : 00~17 : 00
   懇親会17 : 20~19 : 20
         (会費:3千円、但し 54期~58期 1千円)
      
場所:幹事会 川崎市総合自治会館 第1会議室 
         (川崎市中原区小杉町3-1) 電話 044(733)1232 
         武蔵小杉駅 徒歩7分  
   
    懇親会 串駒 (武蔵小杉駅近く、小杉町3-430)       
         電話  044(711)3929

1.議事
 議題1.平成27年度事業報告について
 議題2.平成27年度決算報告、監査報告について
 議題3.平成28年度事業計画について
 議題4.平成28年度予算案について
 議題5.その他
 
2.同窓会活動についての意見交換

3.参加者の自己紹介

※ 前回の幹事会の様子はこちら https://www.tamadou.jp/?p=659



 

平成27年度 若手幹事会の報告

平成28年3月19日(土) 14時から 母校応接室

  すっかり定着した感のある当該年度の卒業生を囲んでの幹事会、今回は14名の参加がありました。まず役員から同窓会の意義について、卒業生の親睦をはかるとともに学校の要請に応じて学校・生徒の支援をおこない、卒業生のニーズに応じたサポート(一例として就職希望先の先輩の紹介)も可能なものについてはおこなうことの説明がありました。

 続いて卒業したばかりの58期生が自己紹介とともに多摩高での3年間を振り返りかえり、悔いのない青春を勉強・行事・部活に燃焼しつくし、充実した日々を過ごし多摩高校への愛着が深まったとの感想がのべられました。

 今回、初めての企画として社会人1年生の50期生・岩渕太君(東工大院卒・研究機関勤務)から経験談をかたってもらいました。

 要旨は次のとおりです。「多摩高で社会科・理科も幅広く学ぶことができて大学での学業や現在の仕事における基礎力になっていると感じます。今年卒業の皆さんも、専門にとらわれず積極的に広く多様な分野を勉強してほしいと思います」
  その後、質疑となり「大学院に進むにあたって留意すること」「社会にでるにあたり必要なこと」といった質問がだされ対応について経験談が披露され、なごやかな雰囲気で予定された1時間半があっという間にすぎました。

(出席者)
 (50期)岩渕
 (54期)原 雅彦  松本太一  阿部優梨那
 (55期)廣瀬開陽  
 (56期)荒井紀彦
 (58期)大塚俊貴  河村 人  岩崎愛由 根岸奈生
      安斎郁瑛  澤谷陽太  竹内真琴 五十嵐匠
 (役 員)安部 高山(桂) 中島 吉田




   

平成28年1月31日  臨時幹事会  開催報告
 
 平成28年1月31日(日)多摩高校同窓会臨時幹事会が、武蔵小杉の川崎市総合自治会館で開催されました。1期生の鈴木由起子さんから、最も若い方は高校卒業2年目・56期生の荒井紀彦さんまで、総勢31名に参加いただきました。

 会の冒頭では、安部会長から、昨年活躍したOB・OGについての紹介を交えて、ごあいさつをいただきました。引き続いて講演が行われました。今回は、18期生で同窓会副会長・内科医(医学博士)の中野知子さんを講師に、「今、なぜメタボ対策が必要か?~素のままでは、ヒトの寿命は50年です。~」という、中年にはちょっとショッキングな演題でご講演をいただきました。

 今、日本は世界一の長寿国ですが、江戸時代から昭和22年ごろまで平均寿命は50歳ぐらいだったそうです。今の日本人は、50歳を過ぎると死亡原因として、悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患が多くを占めますが、メタボリックシンドロームによって心筋梗塞、脳卒中、腎不全、大動脈解離、認知症などの血管系疾患が引き起こされるとのことです。高血圧・高血糖・高尿酸・高中性脂肪の共通の根となる肥満・内臓脂肪の蓄積を減らすこと、すなわちメタボ対策の必要性を、最新のデータに加えて、徳川将軍の寿命や藤原道長が糖尿病であったことなど歴史上の人物の話も交えて、分かりやすく説明していただきました。質疑も活発に行われました。

 次に、議長に三上さんが選出され議事に移り、「(1)活動状況の報告と意見交換」では、安部会長から同窓会費の支払い方法について、従来のゆうちょ銀行および市中銀行、インターネットバンキングの振込に加えて、コンビニエンスストアの振込について提案がありました。
コンビニエンスストア振込の場合は支払期限を設定する必要がありますが、毎年、7月に会報を送付すると7~9月に多くの会員が会費を振り込みますので、手数料を抑えるため、この時期に振込の期間を設定すること、コンビニエンスストア振込の場合は金額を変更できないので、金額を変更する場合は従来の郵便振込を使用するなど、について説明があり、質疑が行われコンビニストア振込導入については幹事会として了承され、5月幹事会で細部について補足説明することとなりました。幹事会で承認された基本事項は以下のとおりです。①コンビニエンスストア振込の導入(3ケ月)②ゆうちょ・市中銀行からの振込は従来どおり③振込用紙についてコンビニエンスストアは独自新規用紙、ゆうちょ等銀行の用紙は従来どおり。
「(2)今後の日程について」では、平成28年3月19日(土)に若手幹事会(54期~58期対象、会場は母校)を、5月22日(日)に幹事会を(会場未定)開催することが確認されました。
 最後に、懇親会に参加できない方々から自己紹介とごあいさつをいただき、臨時幹事会を終了しました。
 その後、場所を恒例の「串駒」に移し、懇親会を行いました。例年の通り、参加者全員に近況報告をしていただき、懇親会の最後は、校歌を斉唱して閉会しました。多摩高の歴史を反映するように、幅広い世代の方にご参加いただきましたが、世代を超えて多摩高の伝統が受け継がれていることを感じるひとときでした。