2019年11月

多摩高野球部28期 小林至氏(東京大学→千葉ロッテ。現在は江戸川大学教授)に現役高校生向け特別講義をしていただきました。

久しぶりの母校訪問に在学当時の思い出を「小林至オフィシャルブログ」にコメントされていますので、こちらにシェアさせていただきます。
 
ここから—

2019.11.14、母校(神奈川県立多摩高校)で、出前授業を行いました。OBの大学教員による模擬講義という趣旨です。宿河原駅から高校までの道を歩いたのも、敷地内に入るのは、本当に久しぶり。もしかしたら、大学生のときに練習の手伝いに行って以来かも。
模擬講義、座談会、懇親会と参加しながら、当時を懐かしく思い出しました・・・

規則で縛ることのない自由な校風でした。制服はあるけど、着ないでもよし。授業はあるけれども、出ないでもよし。受験のための勉強したければ、予備校か塾にいきなさいというのが基本姿勢。学生にとっても、教員にとっても、楽園のようなところだったのだと思います。振り返るとなおさら、そう思います。
いまの学生は、制服もその下のシャツも、校則通りで、カリキュラムも受験を意識して、その対策の充実を打ち出したもので、大きく変化していました。父母の、子供への関心も高く、わたしが在籍していた頃のような、馬なり、気ままな学校運営はムリだそうな。時代ですね。

 

 昔が良かったというわけではありません。自由な校風と対照的に、県立の進学校とは思えない、部活動の厳しさ・・・・特に先輩後輩の厳しさとしごきは、いまは、先輩、後輩ともOB会など会う機会があれば、酒を酌み交わし、当時を思い出しての笑い話に昇華していますが、当時は、つらくてつらくて、野球部やめよう、でも、野球やりたいし、と毎日、憂鬱だったことを覚えています。
練習は年末年始を除いて毎日。特に1年のころは、朝は7:00に集合して、1時間半もの間、グラウンド整備と先輩の練習の手伝い、授業中は、先輩のグローブ 、スパイク磨きに、ボール縫い、ボール磨き、弁当、睡眠、そして昼休みの練習の手伝い・・・放課後は、チャイムと同時に教室を飛び出る必要あり。そこで遅れれば鉄拳制裁も含む、しごきあり。ボールがイレギュラーバウンドすれば、またしごき。機嫌を損ねたらまたしごき。そんな理不尽に悔しい思いをし、自分は絶対にそうはならないぞ、と心に誓いつつも、上級生になったとき、後輩にその理不尽を強いていなかったかというと、要反省というのが正直なところです。

 多摩高だけでなく、また野球部だけでなく、多くの運動部がそうだった時代。もちろん、みんながそうだから、時代だから、それで仕方がない、ということではなく、こういうのはなくなったほうがいい。いまは、そんな先輩・後輩の壁やしごきはまったくない、と現役野球部の後輩たち。プロに多数、輩出しているような野球名門校でも、昔のような、しごきを含む先輩後輩の理不尽はほとんどなくなっています。人間は進化していますね。

ここまで—

最後に、多摩高野球部応援ホームページの立ち上げ、運営に感謝いたします。
野球部OB会として、現役生へのさらなる支援の第一歩だと思います。



 

皆様お待たせいたしました!
以前お知らせしておりました同期会の詳細が確定いたしました。
つきましては、下記ご案内をご確認の上、最終出欠アンケートにお答え頂きますようお願い致します。
残念ながら欠席の方もお手数ですがご回答頂けると幸いです。

※9月の事前出欠アンケートをご回答頂いた方も、お手数ですが再度ご回答ください。

【ご案内】

今年で卒業して早17年。懐かしい校舎は無くなってしまいましたが、あの頃の思い出話に花を咲かせましょう!
ご多忙中とは存じますが皆様お誘い合わせの上、ご来会頂けますようお願い申し上げます。

【記】 
日付:2020年1月25日(土)
時間:14時30分~17時(14時より受付開始)
場所:ホテルメルパルク東京
          (浜松町、芝公園、大門より徒歩数分)
          https://www.mielparque.jp/tokyo/
会費:8,500円
形式:中華・西洋料理の立食ブッフェスタイル(壁際に椅子多数あり)
その他:クローク・授乳室・トイレ内おむつ替えシート・喫煙所

幹事:【代表】今井理遼
           稲葉光和子、越智真弓、藤本亜希子、山﨑透
告知画像デザイン・制作:高倉ちさと


《 多摩高45期同窓会最終出欠アンケート(12月13日締切) 》

https://forms.gle/i1K2GH4P4kDK1FPi6

事前アンケートでは約90名の方に回答頂き、約60名の方が参加予定となっております。
まだ同期会開催を知らない方もいらっしゃると思われます。
引き続きSNSや連絡が取れる同期の方に送って頂き情報を拡散頂けると幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

幹事一同
さまざまな職種・年代の同窓生が集いました!
第5回川崎区・幸区支部 and 第2回中原区支部 合同懇親会
 
川崎区・幸区に在住・在勤経験やゆかりのある同窓生の懇親と絆を深めようと始まった地区支部懇談会に昨年から中原区の仲間も加わり、令和元年11月16日(土)にさまざまな年代の同窓生が中原区のNEC玉川クラブに集いました。
金子憲一(22期)(新光商事㈱勤務)中原区支部長の開会の辞と木下茂(17期)幸区支部長(アイメックス特許事務所長・明大講師)の乾杯の音頭で和やかに懇親会の幕が開きました。

 来賓として安部卓見(9期)同窓会事務局長のご出席をいただき同窓会活動・多摩高校の近況を愉しくお話いただき、続いてメインスピーカーとして中原区在住の元フジテレビアナウンサー・元サッカー部OB会長の陣内誠(12期)さんによる現役時代の野球中継の隠れた裏話や厳しかったサッカー部の練習の話で会が盛り上がりはじめ、さらに橋本哲夫(10期)川崎市ラグビーフットボール協会長のワールドカップや川崎市のラグビースクール、北野俊(28期)サッカー部OB会長のBMW特売情報、長澤和善(22期)さんの初対面の同窓先輩が同じサッカー部だったことへの驚き、沢崎和久(21期)さわざき歯科医院院長の大学堂の親父さんとの想い出話や、ボッチャの話、矢口幹人(19期)矢口獣医科病院院長の獣医師のお仕事、多摩高校創立時を知る大先輩である清水秀紀(3期)さんが経験された台風19号の浸水事故、参加者中最若年ながらも参加歴5回の粟村唯子(48期)弁護士の多摩高OB間の絆の強さ、大切さ、牧田喜一(7期)さんの多摩高での淡い青春の想い出話、湯尾健児(23期)三田国際学園校長の多摩高らしさを目指した学園造り、高橋雅和(35期)弁理士のバドミントン部の話、などなど、多彩な話題をみんなで和気あいあいと愉しみました。

 これからも年代・職種を超えて、より幅広く多摩高校そして地域のゆかりという繋がりを基に仲間の交流の輪・絆を拡げようと、近末(勝俣)知英(34期)さんと中島秀隆(19期)司法書士の合唱部OBお二人の主導で多摩高校歌を斉唱し、浜田昌利(22期)川崎区支部長(市議会議員)のあいさつで次回再会を期し散会しました。
 
安部事務局長 金子中原区支部長
安部事務局長2 木下幸区支部長
陣内誠12期 橋本哲夫10期生 湯尾健児23期 浜田昌利川崎区支部長

2年生に大学教授による講義が行われた11月14日、1年生は「大学・研究所・民間企業・官公庁など」11カ所から希望の場所を訪問し、知的好奇心を換起するとともに自らの将来像を探求するための契機とする「知の探訪」活動を行いました。 ここでも卒業生(厚生労働省勤務およびJAXA勤務)が学校に協力させていただきました。


以下、39期 山田大輔(厚生労働省勤務)からのレポートです。


令和元年11月14日県立多摩高校1年生の職場見学授業「知の探訪」にて、厚生労働省見学を希望した22人が訪問してくれました。

会議室では最初に、生徒一人一人から厚労省を訪問した理由について聞いてみると「中央官庁に興味がある」「生活に密着した仕事をしているが、具体的にどのようなことをしているのか知りたい」など話がありました。

まずは広報担当者より、「揺りかごから墓場まで」幅広い業務を行う厚生労働省の仕事内容について一通りの説明を行い、その後、生徒からの質問(「厚労省職員になるのは大変なのか」「どんな人が国家公務員に向いているのか」「おすすめの本は何か」など、予め送付されていた25問)に分かりやすく回答しました。

私からは、これまで経験してきた具体的なエピソードや自身の掲載された新聞記事などを交えて国家公務員の仕事のやりがいや面白さについて熱を込めて話をしました。

最後に、実際に18階にある私の仕事場まで足を運んでもらい、日常的な職場の雰囲気を味わってもらいました。生徒代表からは「お堅いイメージもあったが、とても楽しそうな雰囲気で仕事をしていた」という感想をもらいました。 

39期 山田大輔(厚生労働省勤務) 多摩高同窓会副会長、野球部、秋組団長






 第7回多摩高霞が関会(同窓会職域部会)は、当初10月に開催を予定していましたが台風19号の直撃により延期を余儀なくされ、令和元年11月10日(日)恒例の四ツ谷「源源飯店」で開催されました。
 9期:安部卓見さん、16期:殿川一郎さん、18期:川村始さん、中野知子さん、19期:五嶋賢二さん、22期:石崎敦士さん、三上哲史さん、34期:中谷洋明さん、45期:近藤裕史さんの9人で丸テーブルを囲みました。

 五嶋会長の挨拶では、昨年殿川さんから多摩高霞が関会会長を引き継いだこと、台風19号の被害に関連して、昭和33年9月27日に神奈川県に上陸した苅野川台風に幼少時に遭遇したエピソードを披露され、今年も会を無事開催できたことに感謝して乾杯しました。川村さんや近藤さんからは多摩川沿いをジョギングして気がついた被災状況の報告もあり、暫し防災談義を交わしました。歓談後、参加者それぞれが近況などを語りました。今回初参加の中谷さんは国交省の河川防災が専門で、全国各地や海外に赴任・出張したこと、外務省や気象庁にも出向した経験などが披露されました。殿川さんからは、趣味の切手収集のコンクールで大金銀賞を受賞するまでの苦労話を伺いました。最年少の近藤さんからは本省から独法に出向となり家族や友人との時間が取れるようになったとの話がありました。三上さんからは、関西在住の22期:杉浦淳さん、水谷知生さん、44期:箕面哲治さんと一緒に10月8日に大阪にてミニ多摩高霞が関会を開催したことが報告されました。 約3時間に渡り、中華料理と紹興酒をいただきながら歓談し、名残惜しいなか散会しました。
 
 現在、約50名で会を構成していますが、まだ連絡をいただいていない中央省庁勤務経験者(出向経験者含む)の皆様は同窓会事務局までお気軽に連絡ください。
(文責)副会長・世話役 三上哲史(22期)
 
今年のバスケ納め、多摩高バスケ部OBOG会やります!
参加者募集中です!お誘いあわせて参加してください。

12/21(土) 13時~15時 青葉スポーツセンター(前回と同じ)
https://www.konami.com/sportsclub/trust/aoba/
(市ヶ尾駅に12:30集合。13:00現地集合でもかまいません)

懇親会 16:00~ 溝の口駅周辺を予定
会費:約4,000円~(学生無料)

バスケだけ、懇親会のみの飛び入り参加も大歓迎!
お誘いあわせてお越しください。

連絡先(24期 柴野)
info★tamadou.jp  ← ★を@にしてください


写真は、前回2019.5.11開催時の集合写真です。




 
令和元年9月28日、東京丸の内にて50期同期会を開催致しました。
卒業して11年、30歳となる節目の年。「二回目の卒業祭」をテーマに企画を練り、当日は先生方も合わせて約90名が一堂に会しました。
 
懐かしい写真を振り返るオープニングムービーで始まり、同窓会事務局長の安部卓見様よりご祝辞と乾杯の音頭をとっていただき華やかに幕開けした本会。
先生方からは「30歳を迎えた今だからこそ、50期生に伝えたいこと」について、おひとりずつ壇上でお話ししていただきました。今も違う形で多摩高に携わられていたり、第二の人生を歩まれていたりと先生方の近況を聞くことができ、そして何より想像以上に当時のことを覚えていて下さったことが嬉しかったです。今の私達の心に沁みるお言葉が沢山ありました。
たっぷりとった歓談の時間では、クラスや部活を越えて久しぶりに会う仲間達と懐かしい話に花を咲かせました。また、カメラマンの方にお越しいただき、もうひとつの卒業アルバムができるような素敵な写真も沢山撮っていただきました。
最後には3年生のクラスごとの写真と全体集合写真を撮影し、お開きと致しました。お土産にはオリジナルの記念品も準備。この日の思い出を形に残すことができました。
 
この11年間卒業してから仲良くなることも多く、50期は大きな安心感を与えてくれて初心に立ち戻れる場所であると同時に、各々が様々なことを経験してまた関わることで、さらに豊かな関係を築いていくことのできる最高の仲間達だと改めて感じました。今後もこのような同期会を定期的に開催し、繋がりを大切にしていきたいと思います。
 
ご参加いただいた先生方
安藤先生、内山先生、木村先生、斎藤先生、平高先生、細井先生
 
同窓会事務局
安部卓見事務局長
 

新型コロナウィルス感染症について、国をあげて感染拡大を抑止するための対応が求められていることから、大変残念ではありますが当会の開催の延期を決定いたしました。

大阪万博の開幕とよど号ハイジャック事件のあった昭和45年3月に多摩高を卒業してから50年。あの頃の仲間と来し方を大いに語らいましょう。
 
日時 令和2年3月29日(日) 開会 13時30分(受付13時~)
会場 ホテルKSP 3F KSPホール  044(819)2222
JR武蔵溝ノ口駅北口及び東急田園都市線溝の口駅から徒歩15分
北口より無料送迎バス有り
会費 8000円

皆様の参加を心よりお待ちしております。                    幹事一同
 
なお会の案内が12月初旬までに届かない方は044-733-6108「わり館」富田または西田まで連絡を下さい。(陣内)
― 卒業生6人の大学教授・准教授による多摩高2年生への体験講義がおこなわれました ー
 
在校生の知的好奇心を高める目的で母校では大学教員を招いて高校2年生に大学の授業を受けるカリキュラムが組まれています。

今回はじめて学校からの要請に基づき同窓会が講師派遣について全面的に協力しました。同窓会からの要請に6人の卒業生である大学教員が賛同してくださり、11月14日午後、講義がおこなわれました。

受講した在校生からは「先輩の講義を聴講でき、卒業生との距離が近くなり、とても勉強になりました」といった声が寄せられています。

同窓会の活動目的は卒業生の親睦・交流を図り結果として母校の発展に寄与することであり、その目的にかなう有意義な一日となりました。

当日、講義してくださった卒業生は以下の通りです。
谷川 章雄 (14期) 早稲田大学教授
奥村 晃博 (15期) 昭和音楽大学教授
椎名 (25期) 慶応義塾大学招待教授
小林 (28期) 江戸川大学教授
篠田 英朗 (29期) 東京外国語大学教授
西田 (34期) 東京大学地震研究所准教授

 令和元年は熊本・北海道胆振地震、九州豪雨・台風15、19号による激甚災害と、これでもかというほどの天災が多発し各地に大きな被害が発生しました。
 このような状況の中、令和初めての三期会第18回がNEC玉川クラブにて行われました。今年は母校の教室棟が完成した記念に、三期会の前に見学会を企画しました。希望者28名を福田校長先生はじめ先生方が案内して下さり近代的な校舎、視聴覚室、自習スペースに驚き、新旧の校舎模型の前で昔の思い出に浸り歓声を上げていました。
 三期会では参加者の中で災害による不参加者が出ないかと気をもみましたが被害を受けた人、来賓の古谷先生、安部事務局長を含めなんと申込者52名全員が元気で参加していただきました。
 松本、橋本幹事の司会、清水幹事長、御来賓の挨拶、歓談を交えながら参加者の近況報告など会が進み、大隅さんのドンパン節の手踊りで全員が輪になって踊り楽しみました。瞬く間に3時間が過ぎ、校歌斉唱、池上君のエールの後、次回の再会を約して名残惜しくも散会いたしました。(記:長谷川)