同窓会活動


 令和になっての初めての多摩高校同窓会臨時幹事会が、令和元年11月24日(日)15:00~17:00、中原市民館第二会議室で開催され、3期生から60期生まで40名が参加しました。司会は安部卓見事務局長(9期)が務めました。
 殿川一郎会長(16期)から、台風19号の被害に遭われた方々へのお見舞い、11月10日(日)、天皇陛下即位パレード・祝賀御列の儀の日に都内で第7回霞が関会(同窓会職域会)が開催されたことが述べられ、会費の納入をよろしくお願いしたいという趣旨の挨拶がありました。
 卒業生による講演では、ミス・ユニバース・ジャパン2018で特別審査員賞を受賞された細谷優希さん(54期)に「ミスユニバースへの道」という演題でお話をいただきました。
 細谷さんは、自由な校風の多摩高校に入学して、「自分が一番学校生活を楽しんだ、と胸を張って言える生活を送ろう」と心に決めて高校時代を過ごしたそうです。高校卒業後、東日本大震災のボランティアに参加し、大学時代にはスペインに留学して「自分にとっての当り前は、当たり前ではない」という経験をしました。大学卒業後、外資系IT企業に就職し、2018年ミス・ユニバースに出場しました。47都道府県の代表が16名、5名と絞られ、最終的に1名の代表が選ばれるという過酷なコンテストですが、知性・感性・人間性・誠実さ・自信という審査に求められ要素をスピーチ・水着・ドレス・質疑応答で表現するというミス・ユニバースの具体的なエピソードを、幹事会出席者同士の少人数のディスカッションの時間も交えながら約1時間にわたって講演されました。
 続いて議事に移りました。「同窓会費のコンビニ振り込みの結果」について、従来の3,000円の振込用紙に加えて、今年度は5,000円(年会費2,000円+寄付金3,000円)の振込用紙を準備したところ後者を選んだ方が多く、約30万円の振り込み金額増につながったとの報告が、平岡真理子副会長(16期)からありました。
 次に、「同窓会活動についての意見交換」で、2019年11月14日(木)母校において、卒業生6名の大学教授による講義が行われたこと、終了後、福田敏人多摩高校学校長を迎えて行った座談会が来年度の同窓会報に掲載されることが、安部事務局長より報告されました。野球部OB会現役サポート室室長の齋藤睦さん(24期)からは「野球部応援ホームページ」を開設し、多くの期の野球部のエピソードを掲載した、同窓会ホームページにリンクしているので閲覧してほしい、との報告がありました。また、同窓会のホームページを制作している(有)プリンティングサービス・後藤玄さんからは、多摩高校同窓会のホームページには閲覧数は年間20万件以上で非常に多いことなどが報告されました。
 今回は細谷さんのご講演があったため申込者が多く、施設の収容人数を超えてから申し込みがあった方にはお断りの連絡をするという前代未聞の事態となり、講演会に参加できなかった方には、申し訳なく思っております。
 幹事会終了後は、居酒屋「ごらん」武蔵小杉店に席を移して懇親会を実施し、期を超えて楽しい時を過ごしました。
 (文責:鈴木樹(24期))
さまざまな職種・年代の同窓生が集いました!
第5回川崎区・幸区支部 and 第2回中原区支部 合同懇親会
 
川崎区・幸区に在住・在勤経験やゆかりのある同窓生の懇親と絆を深めようと始まった地区支部懇談会に昨年から中原区の仲間も加わり、令和元年11月16日(土)にさまざまな年代の同窓生が中原区のNEC玉川クラブに集いました。
金子憲一(22期)(新光商事㈱勤務)中原区支部長の開会の辞と木下茂(17期)幸区支部長(アイメックス特許事務所長・明大講師)の乾杯の音頭で和やかに懇親会の幕が開きました。

 来賓として安部卓見(9期)同窓会事務局長のご出席をいただき同窓会活動・多摩高校の近況を愉しくお話いただき、続いてメインスピーカーとして中原区在住の元フジテレビアナウンサー・元サッカー部OB会長の陣内誠(12期)さんによる現役時代の野球中継の隠れた裏話や厳しかったサッカー部の練習の話で会が盛り上がりはじめ、さらに橋本哲夫(10期)川崎市ラグビーフットボール協会長のワールドカップや川崎市のラグビースクール、北野俊(28期)サッカー部OB会長のBMW特売情報、長澤和善(22期)さんの初対面の同窓先輩が同じサッカー部だったことへの驚き、沢崎和久(21期)さわざき歯科医院院長の大学堂の親父さんとの想い出話や、ボッチャの話、矢口幹人(19期)矢口獣医科病院院長の獣医師のお仕事、多摩高校創立時を知る大先輩である清水秀紀(3期)さんが経験された台風19号の浸水事故、参加者中最若年ながらも参加歴5回の粟村唯子(48期)弁護士の多摩高OB間の絆の強さ、大切さ、牧田喜一(7期)さんの多摩高での淡い青春の想い出話、湯尾健児(23期)三田国際学園校長の多摩高らしさを目指した学園造り、高橋雅和(35期)弁理士のバドミントン部の話、などなど、多彩な話題をみんなで和気あいあいと愉しみました。

 これからも年代・職種を超えて、より幅広く多摩高校そして地域のゆかりという繋がりを基に仲間の交流の輪・絆を拡げようと、近末(勝俣)知英(34期)さんと中島秀隆(19期)司法書士の合唱部OBお二人の主導で多摩高校歌を斉唱し、浜田昌利(22期)川崎区支部長(市議会議員)のあいさつで次回再会を期し散会しました。
 
安部事務局長 金子中原区支部長
安部事務局長2 木下幸区支部長
陣内誠12期 橋本哲夫10期生 湯尾健児23期 浜田昌利川崎区支部長

2年生に大学教授による講義が行われた11月14日、1年生は「大学・研究所・民間企業・官公庁など」11カ所から希望の場所を訪問し、知的好奇心を換起するとともに自らの将来像を探求するための契機とする「知の探訪」活動を行いました。 ここでも卒業生(厚生労働省勤務およびJAXA勤務)が学校に協力させていただきました。


以下、39期 山田大輔(厚生労働省勤務)からのレポートです。


令和元年11月14日県立多摩高校1年生の職場見学授業「知の探訪」にて、厚生労働省見学を希望した22人が訪問してくれました。

会議室では最初に、生徒一人一人から厚労省を訪問した理由について聞いてみると「中央官庁に興味がある」「生活に密着した仕事をしているが、具体的にどのようなことをしているのか知りたい」など話がありました。

まずは広報担当者より、「揺りかごから墓場まで」幅広い業務を行う厚生労働省の仕事内容について一通りの説明を行い、その後、生徒からの質問(「厚労省職員になるのは大変なのか」「どんな人が国家公務員に向いているのか」「おすすめの本は何か」など、予め送付されていた25問)に分かりやすく回答しました。

私からは、これまで経験してきた具体的なエピソードや自身の掲載された新聞記事などを交えて国家公務員の仕事のやりがいや面白さについて熱を込めて話をしました。

最後に、実際に18階にある私の仕事場まで足を運んでもらい、日常的な職場の雰囲気を味わってもらいました。生徒代表からは「お堅いイメージもあったが、とても楽しそうな雰囲気で仕事をしていた」という感想をもらいました。 

39期 山田大輔(厚生労働省勤務) 多摩高同窓会副会長、野球部、秋組団長






― 卒業生6人の大学教授・准教授による多摩高2年生への体験講義がおこなわれました ー
 
在校生の知的好奇心を高める目的で母校では大学教員を招いて高校2年生に大学の授業を受けるカリキュラムが組まれています。

今回はじめて学校からの要請に基づき同窓会が講師派遣について全面的に協力しました。同窓会からの要請に6人の卒業生である大学教員が賛同してくださり、11月14日午後、講義がおこなわれました。

受講した在校生からは「先輩の講義を聴講でき、卒業生との距離が近くなり、とても勉強になりました」といった声が寄せられています。

同窓会の活動目的は卒業生の親睦・交流を図り結果として母校の発展に寄与することであり、その目的にかなう有意義な一日となりました。

当日、講義してくださった卒業生は以下の通りです。
谷川 章雄 (14期) 早稲田大学教授
奥村 晃博 (15期) 昭和音楽大学教授
椎名 (25期) 慶応義塾大学招待教授
小林 (28期) 江戸川大学教授
篠田 英朗 (29期) 東京外国語大学教授
西田 (34期) 東京大学地震研究所准教授

会議室に人数制限があり定員が満杯となりましたので参加受付を締切とさせていただきました。(2019/11/15)


多摩高同窓会幹事 各位
 
日頃より同窓会運営にご協力いただきまして有難うございます。
以下の通り令和元年度臨時幹事会を開催いたします。
ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席くださいますようお願いいたします。
 
************************ 臨時幹事会のご案内 ***************************
 
日時: 2019年11月24日(日)
幹事会 15:00~17:00
懇親会 17:20~19:20
(会費:3千円 但し55期~61期 1千円)
場所:
幹事会 中原市民館 第2会議室
(川崎市中原区新丸子東3-1100-12 パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー1・2階)
(武蔵小杉駅 徒歩3分)
電話 044(433)7773
懇親会  「居酒屋ごらん」武蔵小杉店
電話044(733)0042
https://www.hotpepper.jp/strJ000962781/

 議事
  1. 講演 講師:ミスユニバース2018 特別審査員賞受賞 
            細谷優希 氏 (54期)
  2. 同窓会費のコンビニ振込みの結果 
  3. 同窓会活動についての意見交換
  4. 参加者の自己紹介

参加のお申込みは、info★tamadou.jp (★は@に変更)にメールでご連絡ください。


講師 細谷優希氏(54期)


 
 












 

※写真は、前回2018.11.4の臨時幹事会の集合写真です。
多摩高校同窓生の皆様
謹啓 仲秋の候、皆様におかれましてはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。
 多摩高同窓会では、「世代を超えた交流を図る場、またその区内にかつて住んでいた、現在も住んでいる、かつて勤務していた、現在も勤務しているというような、各区にゆかりのあるOBが参加できるような場を作る」という目的のもとに地区会を立ち上げております。昨年度同様「川崎区」「幸区」「中原区」の支部懇親会の合同での開催となっております。皆様ぜひお集まり下さい。                        謹白

 
<第5回地区懇親会>
日時:2019年11月16日(土曜日)

  受付  16:30~
  懇親会 17:00~20:00
場所:NEC玉川クラブ
 神奈川県川崎市中原区下沼部1959
 JR向河原駅徒歩5分
 ご注意下さい!昨年と場所が違います!
<会費>
男性       6,000円
女性、57~61期生  4,000円
ご出席いただける方は10月18日までに下記内容をご記入戴き多摩高同窓会事務局まで郵送/FAXいただくか、必要事項をEメールにてご連絡下さい。
【多摩高同窓会事務局】
住所 〒211-0035 川崎市中原区井田3-28-1
TEL & FAX 044-920-9811  メールアドレス info☆tamadou.jp
 (☆を@に変換して送信して下さい。)
【必要事項】
●記入年月日
●多摩高同窓会第5回地区懇親会に出席致します。 
●氏名(  期)
●住所
●電話番号           
●メールアドレス
 
写真は、第3回川崎・幸支部懇親会の集合写真です。


2019年多摩高祭

8/31、9/1 文化祭
9/7 体育祭 が行われました。

多摩高同窓会では、毎年審査員をさせていただいております
今年は、山田大輔副会長(39期)野球部、秋組団長が審査員をつとめました。

写真は、文化祭の支援、体育祭の審査員をさせていただいた時に撮影したものです。
※高校生には配慮しておりますが、問題ありましたらご連絡ください。

体育祭



文化祭




 

8月上旬より、同窓会事務局より会報誌と会費・寄付金の振込用紙を送らせていただいています。  

コンビニ振込の用紙も同封させていただいてます。コンビニの振り込み取り扱い期限は10月末日になります。
一律5,000円または3,000円と表記されています。

便利なコンビニ振込でご協力お願いします。  なお、郵便局振込は11月以降も受け付けております。

なお、本年度の同窓会の事業計画、収支計画は、こちらをご参照ください。  
https://www.tamadou.jp/?p=1185

昨年度の事業報告、収支報告は、こちらです。
https://www.tamadou.jp/?p=1074

ご協力よろしくおねがいします。





 

多摩高のために、同窓会ができること 第2回

部活動OB会(縦)と同期会(横)のつながりで同窓会ネットワークを拡げよう




多摩高校時代の思い出、同窓会とのかかわり

柴野 昨年に続き、本企画の進行を担当させていただきます。今回は、部活動OB会幹事、同期会の幹事にお集まりいただき、同窓会活動の状況、学校や現役生のためにできることを話し合いたいと考えております。まず、自己紹介をかねて多摩高時代の思い出、同窓会とのかかわりについてお話ください。


                  














殿川 
同窓会長をつとめております。16期、写真部に所属していました。中学の頃からSLの写真を撮るのが趣味でしたので、暗室で現像できることが楽しみでした。暗室にいると近くでブラスバンド部のトランペットの音が聞こえてきたことを覚えています。
「行事の多摩高」ということでの思い出は、球技大会でバレーに夢中になったことです。生徒会の活動には参加するタイプではなかったので、まさか同窓会長になるとは自分自身も同期の仲間も驚いています。多摩高同窓会の職域部会「霞ヶ関会(中央省庁勤務経験者会)」で前同窓会長の安部さんにお声がけいただいてお引き受けいたしました。



椎名 剣道部OB会、多摩緑陽会会長をつとめております。
小さい頃、体が小さかったので、女子から「椎名くん、かわいい」と言われるのが屈辱でした。体を鍛えて見返してやろうと、中学で剣道をはじめると徐々に運動能力もついてきました。「よし!多摩高に入って、剣道をしよう!」と思って入学したのに剣道部がなかったのです。
そういうわけで剣道部を創りました。当時は大会や強豪校の情報もなく、ひたすら稽古に励む毎日で電車の中でも授業中も剣道のことばかり考えていました。私の青春は多摩高であり剣道部であったと思います。卒業後50年を経過しましたが、剣道部創部の精神を脈々とうけついできてくれた卒業生、そして現役部員に心から感謝を申し上げたいと思っております。
剣道の指導では、選手として活躍している子に目がいきがちですが、地道に努力している子への声かけが非常に大事だと思っています。
中学生の時、剣道の大会で他校の先生から、「君は七段になれるよ」と声をかけられました(当時は、まだ一級。現在、八段)。高段者になれるとは考えてもいなかった私にとって、その言葉が何か心に残って頑張ってこれたような気がします。また、「君は歳とってから大成するよ」と言われたことも覚えています。
部員の隠された可能性を本人が見つけ自らがそれを育てていくきっかけを作ってあげる、これが指導者、先輩の役割であると考えております。



北野 サッカー部OB会長、多摩高三田会(多摩高卒、慶應義塾大学進学者の会)の副会長をしています。サッカー部OB会は2年前に創部60周年記念式典を開催し200名が集まり、各期代表が寄稿した記念誌も作成しました。
年間行事として、毎年「初蹴り」としてお正月にOBと現役高校生で試合をしたり、現役生支援として強豪校と強化試合を企画しています。OBの中でも30代、40代の参加者が少ないことが悩みで、参加世代を絶やさないよう大学生世代ともLINEなどで交流しています。OB会のFacebookページもあり、頻繁に更新するようにしています。サッカー部OB会は「生涯現役」をテーマに「オーバー40(代)」、「オーバー50(代)」、「オーバー60(代以上)」、3チームの「多摩クラブ」を結成し年間を通じて試合をしています。
多摩高三田会は毎年日吉キャンパスで開催し、徐々に参加者が増えてきています。前回第3回は、日吉キャンパス内の国際学生寮を私の会社でてがけたこともあり、見学会も企画し、これからの大学のあり方、国際化に触れていただきました。
私の多摩高時代は、サッカー部ということで体育祭と球技大会が見せ場で、あまり自慢できる話はないのです。同期、OBで集まっても当時のバカ話に花が咲きますが、最近は、将来のこと、多摩高のこれからについて話すことができるようになっています。



堀内 40期、バトン部(現ダンスドリル部)です。ちょうど、40期の少し前から、外部の講師に指導していただいて、現在のようなチアダンスの大会に参加するようになりました。当時は1学年に15人ぐらいで、学年毎にチームを組んで活動し、2年生の終わりには引退でした。3年生では体育祭、主にCE(CreativeExpression)に専念していました。40期同期会の幹事をしています。前回の40期会に来賓として参加の安部さんに声をかけられたのが、本日参加のきっかけです。私も多摩高時代が楽しくて、大好きでしたので、家庭科の先生になろうと大学の家政学部に進学し、教員免許を取得し、多摩高の教員補助を務めたこともありました。その頃の多摩高生はチャレンジ精神が旺盛、活動的でした。
40期前後の代は働き盛りで多忙な子育て世代。私も小学1年になる子供がいます。
2016年に40期会を開催するべきか悩みましたが、恩師の方々の年齢も考えると早めに集まりたいということもあり開催し、結果約120人参加の大盛会。開催して本当に良かったと思っています。次回は2020年を予定しています。


森田 51期、目立ちたがり屋だったので、夏組の団長、野球部主将をつとめました。慶應義塾大学進学後も体育会野球部に所属しましたが、そこでは上のレベルを経験し、大学3年時に学生コーチという立場に転身しました。多摩高時代で印象に残っているのは、教科書にないことを教えてくれる先生です。自分の本来の授業を抜け出してそういう先生の授業を聞きにいったことを覚えています。
先月、卒業後10年目に、51期同期会を開催しました。早い人は家庭をもち、子育てをはじめている時期ということもあり、100人ぐらい参加を期待していましたが、60人参加でした。続けていくことで、参加者が増えていけばと思います。
私も多摩高が大好きで、野球部OB会、同期とよく集まっていますので、多摩高同窓会のお力になれたらと考えております。
現在、丸紅(商社)に就職して7年目です。英語力が重要だと感じています。海外の人に、自分の気持ちを言葉で伝えたいとおもうと意欲がわいてくると思います。


スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校に
殿川 英語力の話がでたので、多摩高が文部科学省から平成31年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校をうけたことについて、お話します。「科学的分野で国際的に活躍できる将来の人材」を育てよう、そのために特別なカリキュラムを実施していく学校に指定され、補助金もあります。具体的にはSkypeをつかって、海外の高校生とコミュニケーションはかるなどして実践的な英語力を強化していくようです。とても喜ばしいことです。
 
同期会の幹事決め
森田 高校卒業時に同窓会幹事を決めたのですが、今回の卒業10年目の同期会は卒業の時に決めた幹事以外の人が幹事となって開催しました。
堀内 私は卒業時に同窓会幹事を任命され幹事をやっています。40期でも幹事に加わってくれたメンバーもいますので、できる人が協力して幹事をしていくのが理想なのでしょうね。




 部活動OB会の状況 
柴野 今回参加いただいている野球部、サッカー部、剣道部は縦のつながりができていると思いますが、活動状況はいかがでしょうか?
森田 野球部OB会の事務局担当もしております。毎年2月の第1土曜日に行われる新年会には、野球部OBだけでなく、多摩高野球部を応援する同窓生が多数参加してくれていますので、ぜひ、皆さんも参加してください。
51期野球部は選手、マネージャで総勢18名いたのですが、久しぶりに全員が集まれる機会がありまして、感激で最後は駅ホームで多摩高校歌を大合唱してしまいました。
51期は長年、野球部監督をつとめた3期の故田中監督が最後に采配した期です。多くの方に慕われ、愛された監督でした。
北野 サッカー部OB会も20代~70代と幅広い年代がいますので、人集めの工夫はしています。先日20代、30代中心の試合を企画したところ、その年代が多く集まってくれました。
柴野 サッカー部、野球部ともに20代から40代の参加者少ないようですね。同期会からつながって、縦のつながりにも参加してくれる方が増えるとよいのですね。
椎名 部活動OB会と各同期の幹事が連携することにより、同窓会長が掲げる「同窓会ネットワークの構築」ができそうですね。
殿川 まさに、部活動OB会が縦のつながり、同期会が横のつながりを軸となるキーマンの方に拡げていただきたいです。


 
現役生の状況とOB会の支援
椎名 OB会の時に外部の方にお願いして高校生との合同稽古をしておりますが、多摩高生の礼儀、心づかいについて高い評価をいただいております。大変うれしいことであります。昔は先輩との接し方、挨拶の仕方など、細かく指導していましたが、今はそんなことしなくても、自然とできているからです。多摩高生は自分から気づきできる子がほとんどです。
柴野 部活動は、上下関係、礼儀を学ぶことも大事ですね。
椎名 部活動は良い成績を残すことも大事ですただ、私立の強豪校とは条件は違います。いい選手を集め、授業免除で練習をすることは公立高校にはむずかしいです。
野球部はどうですか?
もし、多摩高野球部が甲子園に出場することになったら、これは盛り上がるでしょう!
森田 中学生からは多摩高で野球をやりたい、多摩高の監督から指導を受けたい、親御さんにとっては野球も勉強もしっかり教えてもらえるという魅力的な学校、野球部のブランディングが大事です。
例えば「多摩高野球部に入れば海外へ野球留学が経験できる」として、良い選手が入学してくれるならば、OB会で支援していきたいです。
椎名 今の少年野球、サッカー、剣道も親子で頑張っているので、親御さんにとっても魅力的な多摩高になることが重要ですね。
森田 一昨年の夏大会で野球部は4回戦まで勝ち進み、テレビ神奈川の放送もあったので、かなり反響がありました。
盛り上がった時に情報発信するコンテンツも重要だと思います。これは良い選手をスカウトする際の武器にもなります。
柴野 学区制がなくなり神奈川県全域の中学生が入学可能になっていますから、魅力ある学校であることの情報発信は非常に重要だと思います。

同窓会を盛り上げるアイデア
森田 野球の予選は平日の場合が多いので、試合の様子をライブ配信すれば、興味をもってみる人、集まるOBも多くなると思います。
情報発信できるシステム、同期会(横のつながり)とOB会(縦のつながり)をつなげるための人材データベースなどのプラットフォームをつくれるとよいですね。まずは野球部OB会から取り組みます。
柴野 ある有名企業に就職希望でOB訪問の相談を受けたことがあります。2万人もいる多摩高同窓生の中にはその企業で働いている人がいるだろうとは思うのですが、ネットワークがないので紹介できないということがありました。
椎名 私は多摩高に来た際、古巣である剣道場に行き、50年前の自分に出会い、心が安らぐ思いを感じます。しかし、一般の同窓生はどこを訪れたらよいのでしょうか。旧校舎は残っていない。同窓生のための同窓会室があるといいなあと思います。
柴野 この座談会は多摩高の応接室をお借りしていますが、ここには、多摩高の歴代卒業アルバムが保管されています。多摩高内に卒業アルバムを見たりできる同窓生室があるとよいですね。




既存ネットワークを活かして
堀内 40期は2016年同期会時に120人参加のLINEのグループをつくりました。
同期の活躍をお知らせしたりしていますが、なんといっても次回の同期会開催の連絡がとてもスムーズになると思います。
柴野 同期会のネットワーク、部活動OB会ネットワークなど既存のネットワークを活かしていくことで同窓会ネットワークが実現できそうですね。

同窓会費、徴収方法
堀内 同窓会費の徴収は振込みだけですが、忘れてしまう場合もあるので、電子マネーを検討されてはいかがでしょうか。
殿川 現在は、コンビニ、郵便局の振込みのみです。多数の寄付をいただいている世代が高齢化しているので、財源不足の対策も検討して行く必要があります。そういったことを考慮すると若い世代にもご協力いただけるよう支払いのあり方等も検討する必要があります。

学校と同窓会との信頼関係
柴野 ところで学校と同窓会の現在の関係については事務局長の安部さんいかがでしょうか
安部 学校と同窓会の信頼関係が強くなっている話をさせていただきます多摩高の特別授業として、大学の先生を迎えて現役高校生に講義していただく企画があります。担当の先生から、同窓会経由でどなたかお願いできないかという相談をうけましたので、候補の方、6人にお願いしてみました。皆さんご多忙にもかかわらず快諾してくださいました。卒業生の母校に対する思いはとても熱いと感じました。
また、担当の先生も喜んでくださり同窓会への信頼もますますアップしたと思います。

若い世代の参加を
殿川 最後に、特に若い方に同窓会に参加してほしいです。
久しぶりの再会する人はもとより、多摩高出身という共通点があるわけですから、初めて話す人ともすぐに打ち解けられ、話題は尽きないです。

柴野 多摩高同窓会をもりあげていくためには、若い世代の力が大切ですね。ありがとうございました。多摩高の良さを伝えていく情報発信コンテンツ、また既存のネットワークを活かしてネットワークを拡げていくことを検討していきましょう。各同期会、部活動OB会にもご協力いただける方、よろしくおねがいします。




 
8/1~ 同窓会報Vol.25 を順次配送開始しました。

多摩高同窓会では、毎年、卒業生の皆様に会報誌を無料でお送りさせていただいてます。
「会報が届くの楽しみ」という声もたくさん聞かれるようになり、役員・事務局が全力で紙面作りにあたっています。

本号に原稿を寄せてくださった方々を予告します。座談会企画第二弾も掲載しています。
お楽しみに!

同窓会報誌が届かない方、また、実家には届いているが、送り先を変更されたい方は、以下をご覧になり連絡先住所を登録、変更をお願いします。
http://www.tamadou.jp/?p=650

会報誌のバックナンバーはこちらに掲載されています。
http://www.tamadou.jp/?page_id=682

同窓会報Vol.25 一部公開

同窓会報Vol.25の表紙
殿川会長より、同窓会費のご協力をお願いしております。どうぞ皆様のご理解、ご協力をよろしくおねがいします。




ご活躍中の5名の同窓生に寄稿いただいております。ご協力ありがとうございました。


多摩高のために同窓会ができること、第2回目として、部活動OB会関係者、同期会幹事にお集まりいただき座談会をさせていただきました。
内容は本ホームページに掲載予定です。

お楽しみに!