同期会

  12月11日(日)天候晴れながら気温10℃の冷え込む日、お江戸散策愛好者15名が、9時30分JR水道橋西口に集合した。齢72歳になりながら、皆至って元気そのものである。最初の散策地小石川後楽園をめざして出発。集合場所から5分ほどで公園に着く。高齢者の特権を活用して半額で入園した。 まづ、目にした庭園は多くの大名屋敷が採用した池を中心にした回遊式築山泉水庭園で、典型的な日本庭園の美しさが目に飛び込んできた。ここは江戸期徳川御三家水戸藩の上屋敷があったところである。第2代藩主 徳川光圀(水戸黄門)は、明国から招いた儒学者 朱舜水の助言も取入れ、到る所に中国様式の建造物を造っている。なかでも円月橋は水面に写ると円形に見える特異なもので庭園の中の珠玉を放っている。また、光圀は愛読した史記の中の伯夷伝を読んで感銘を受け、伯夷、叔斉の木像を安置した得仁堂を建立している。庭園の名は後楽園といい、故事「先憂後楽」に因んで水戸黄門自らが名付けたものである。園内には梅林、稲田、花菖蒲、藤棚などの田園風景が展開しており、晩秋には真紅に紅葉した木々がわれわれの目を楽しませてくれる。1時間ほど園内を周遊して景観を満喫し、公園を後にして、次の散策地東京大神宮に向かった。飯田橋から九段へ辿る大通りの信号2つ目を右折して、100m程坂を登った所に東京のお伊勢さまと呼ばれる東京大神宮がある。縁結びの神として若者に人気のあるこの神社は、若いカップルが多勢参拝に来ていて賑わっている。若者の熱気に押されて吾々も丁重に参拝して次の築土神社へ向かった。築土神社は日枝神社、神田明神とともに江戸三社の一つで、格式が高く、重税に苦しむ庶民のために朝廷に反旗を翻した平将門を祭神としていて江戸庶民に崇敬されていると云う。社殿裏側を降りていくと靖国通りに出た。靖国通りを横断した右手には、九段会館がある。東日本大震災のとき専門学校の卒業式の最中に天井が落下して多くの死傷者を出して休業し、その後廃業したとかで館は閉鎖されていた。九段会館を横目に先に進むと、江戸城内堀が右手に見え、豪壮な構えの枡形門が見える。 清水門である。この門は、明暦大火の翌年、1658年に建てられたもので、国指定の重要文化財になっている。この門をくぐり進んだ先に「武道館」が見えてきたが、この一帯は、江戸期御三卿清水家の屋敷があって江戸城明け渡しの後、天璋院篤姫は、大奥からこの屋敷に移ったと云われている。時は昼飯どき。気温も温かくなってきた。武道館前にある休憩所でランチを取ることとした。(つづく)
ランチタイム
  昼食後は、すっかり紅葉して晩秋の美を堪能できる北の丸公園東側の散歩道を進むと、乾門前にでる。そこを濠に沿って少し下ると江戸城東御苑の入口北桔橋がある。橋の東側の乾濠、西側の平河濠と高い石垣の美しさは格別である。お城大好きの人々に愛される景観だ。橋を渡って城内に入ると正面に大きな石を平面に切り込んだ巨大な石垣が見える。 江戸城天守閣跡である。南側に回り込んで、天守台への道を登る。北側には武道館、南側の眼下にはかっての大奥跡、東側には丸の内ビル群を望むことができる。しばしここで眺望を楽しんだのち、蓮池濠の石垣上に建てられた長屋「富士見多聞」内部を見学。江戸城には多くの多聞があったが現在残されている貴重な遺産である。それから吉良上野介刃傷事件で有名な松の廊下跡、大奥跡などを見学して、紅葉の名所 二の丸庭園に移動する。午前中に見学した後楽園と比しても劣らない紅葉は素晴らしく訪れたことの満足感が込みあげてくる。ゆっくり歩きながら、しばし美景を堪能してから、大手門を通り抜け、江戸城を後にして、次の散策地、 将門塚へ歩みを進めた。将門塚は丸の内の一等価地にある。隣は三井物産の本社ビル(現在新築中)で、数々の呪い伝説のある霊感スポットである。今日でも献花が絶えず、祟りを恐れて、庇護されている実感を受ける。つづいて読売新聞社本社ビルの箱根駅伝歴代優勝大学碑などを見学して、本日最終散策地北町奉行所跡に向った。奉行所跡は国電のガードを抜けて八重洲口北側にある丸の内トラストシティN館脇に碑が建てられている。北町奉行所は江戸の治安を守り、犯罪を防止し、裁判を行った所である。遠山の金さんで知られる町奉行遠山景元は三年ほど在勤して後世に名を残している。以上をもってお江戸散策はお開きとし、喉を潤しに駅構内にある居酒屋へ向かい本日を振り返った。(文・石井義文)
居酒屋で懇親会
スライドショー


11月27日(日曜日)多摩高2期同窓会が行われた。
参加者、28名、古谷先生、西先生奥様・西光子様、はじめ2期生有志が参加。
午後1時から、田園都市線鷺沼駅近くの「とうふ屋うかい・鷺沼店」が会場であった。
みな、後期高齢者の75歳前後ということで、ダウンする人も徐々に増える中で、
参加できたかたは意気軒昂で、毎年一回は集まろうということを確認した。    幹事 井浦幸雄

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平成28年9月17日、横浜みなとみらいザ・クラシカベイリゾートにて、17期・還暦記念同窓会を開催しました。

同窓生97名、恩師は大津先生、三武先生、山田先生、河村先生、同窓会から会長、副会長にご出席いただき、総勢103名、節目の記念に相応しく賑やかな会となりました。

同窓会ではお馴染みとなった渡辺寿子さん(旧姓)の名司会のもと、古賀代表幹事の開会のことばに続いて、先生方からお変わりのないあの声あの口調でご挨拶をいただくと、103名の笑顔があっという間に懐かしい時間にタイムスリップしました。

遠くは四国愛媛県からの笑顔、海外赴任から久々の笑顔、仕事先からスーツケースを持って駆け付けた笑顔。名札を見てもすぐには分からない笑顔に時の流れを感じたり、当時と何も変わらない笑顔に心の底から安心したり、時間を惜しんで語り合い笑い合いました。

「多摩高の今」と題したスライドで、気になる新校舎や最新の多摩高祭が紹介され、最後に大室団長の全力のエールで校歌を3番まで歌って、パワー溢れる還暦記念同窓会を締めくくりました。

還暦17期、力有り!

夢の様な時間が瞬く間に過ぎ、またそれぞれの日常に戻りました。

時々、103の笑顔を思い出して、どうぞ皆様お元気で、また会いましょう。

♪OBA

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1組 2組
3組 4組
5組 6組
7組 8組


3期生によるハイキング倶楽部「さん歩会」は創立して14年目に入りました。現在の会員数は22名です。
平成28年は合計8回のハイキング例会を実施のほか、7月にはオプションで霧ヶ峰・車山(一泊)を有志で歩きました。
古希を過ぎ(74歳)体力の低下、怪我や体調不良など、参加が厳しくなった会員も多くなってきた事は残念です。健康を維持し、来年もまたみんなで楽しい山歩きが出来る事を念願しております。
例会は今年で88回を数え、今後、100回記念に向け頑張って行きたいと思います。
「さん歩会」は今年も来年もちょっと元気に、チョットだけ頑張って歩きます。
多摩Ⅲハイキング倶楽部
幹事長 長谷川知司
記録  櫻谷 泰之
 
平成28(2016)年
実施月 行 先
81 2月 日向山
82 3月 よこやまの道
83 4月 世田谷、等々力渓谷
84 5月 恩田川・新治市民の森
85 6月 鎌倉、衣張山
86 9月 高尾山
87 10月 能岳・八重山
88 11月 大多摩ウオーキング
トレイル
OP 7月 霧ヶ峰・車山
 
 




 


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 平成28年度五期同期会開催報告
 10月29日(土)川崎「日航ホテル」において五期の同期会を開催いたしました。同期生42名、先生4名、同窓会長安部卓見、同副会長吉田由里役員2名、合48名の会となりました。
本年の同期会は3年2組が担当しましたが、企画、運営、進行には、他の組からの応援協力得て行われました。同期会は定刻に小島雄二さんの司会で、はじめられ最初に参加者全員で記念撮影が行われました。
 幹事堤の挨拶をへて、来賓の先生方、岩本先生、小沢先生、古谷先生、木村先生、同窓会会長、副会長の順に挨拶を戴、2組のかくれ幹事長小宮善継さんの乾杯の音頭で開催されました。
 皆学生時代のやんちゃ、おてんばさんに戻るに時間が掛からず各テーブルは盛りあがっている中、2組出身で臨済宗雲巌寺住職の原宗明権大僧正の講話、6組の関根光枝さんによる絵本の読み聞かせ、また音楽家である4組出身の田中旭さんのクライネット演奏と瞬時に時は過ぎ本当に楽しい同期会となりました。二次会も同期会そのままの盛り上がりが続き先生方にも参加戴、来年の再会を約束してお開きと致しました。
次年度も、今から楽しみにしています。3組の次回幹事様宜しくお願い致します。(堤)

五期同期会2組幹事: 堤孝高、小島雄二、福嶋英幸、小宮善継、
協力幹事: 渡辺直子、石井真理子、売野節子、星野国枝、高木浩子、矢野穂、  吉田順治、

 
多摩高校7期同期会(平成28年10月8日、品川プリンスホテル於いて)

多摩高7期の同期会はH24、10月以来4年振りの同期会となりました。又、今回は古希を祝う会でもありました。
会場の品川プリンスホテル、トップオブシナガワの39階はラウンジスタイルで眺望が良く都内中を見渡せ夕暮れ時になりますと夜景がとても綺麗でムード漂う会場でありました。

当日の参加者は7期生が51名、先生方は岩本先生、木村先生、三浦先生、大多和先生、小澤先生の5名、同窓会事務局より安部会長、三上副会長の2名、計58名でございました。

冒頭に際し司会は7期の生徒会長でもあり放送部に在籍した石川宏行さんの名司会のもと、会が始まりました。そして岩本先生の乾杯のご発声で宴会が始まりました。
しばし歓談のあと同窓会事務局の安部会長より多摩高の現状、学力向上進学重点教育実践校の維持、今後の多摩高の理想的なあり方についてのお話しを頂きました。
会が佳境に入った所で各先生方の近況報告の話をして頂きました。その中で先生方は県内各地の県立高校に転任されておりますが何か多摩校の居心地が良く教員生活で一番想い出深く懐かしく思われているような様子でございました。
会は更に盛り上がり久々に対面した方同志で「元気だった、これからも元気でね」といった会話があちらこちらで聞かれました。
このあと大多和先生のマジックが始まりました。前回(H24年)の時よりすごく腕があがり見ていても本当に不思議。種も仕掛けも全くわかりません。大喝采のマジックでした。これからも更に精進され腕が上がることを祈願いたします。

また、しばし歓談後記念写真の撮影を行うことになりました。本来であれば集合写真が良いのですが会場の照明等の関係でクラス毎の撮影をしました。
内訳は1組と8組、2組と7組、3組と6組、4組と5組のパターンでした。
時が流れるのは早いもので閉会の時間が迫ってきましたので全員で多摩高校の校歌を歌い多摩高校にエールを送り閉会となりました。
尚、今後の7期会のあり方について意見、要望がございました。これからは年を重ねていくので同期会のインターバルをせばめてはとの要望が多数ございました。今後世話役の方等を含め検討させて頂きたいと思います。
7期 世話役 牧田 喜一

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  台風到来で実施が危ぶまれた10月7日(金)、運よく嵐は過ぎ去り曇天ながら恰好の散策日和となって、第7回鎌倉ウォーキングを実施しました。小田急線片瀬江の島駅に10:00集合し、弁天橋を渡ったところにある江の島観光案内所で、「eno-pass」を購入して散策開始。長さ389mの歩道橋「江の島弁天橋」を清々しい気分で歩き、江の島に着いて島内散策を開始しました。島には見処が沢山あり、今回は具に散策することにしました。最初に訪れたのは橋の袂にある「モース記念碑」。以下、下記の箇所を訪れました。
江の島 モース記念碑
1964年の東京五輪を記念して造られた噴水池 文政4年に建てられた青銅の大鳥居
創業350余年の老舗旅館恵比寿屋 江の島を支配する別当寺だった岩本楼
管針の考案者杉山検校の墓 杉山検校がつまずいた福石
田寸津比売命を祀る辺津宮 八臂弁財天と妙音弁財天が安置されている奉安殿
牛頭天王を祀る八坂神社 日露戦争の英雄、児玉源太郎を祀る児玉神社
市寸島比売命を祀る中津宮 サミュエル・コッキング苑
蝋燭型した展望台・江の島シーキャンドル 市指定重要有形民俗文化財の群猿奉賽像庚申塔
山田流筝曲の開祖・山田検校 多紀理比売命を祀った奥津宮
真言宗 最福寺の別院・江の島大師 恋人の丘・龍恋の鐘
稚児の淵 江の島岩屋
 見どころたくさんの江の島を後にして、江の島周辺の史跡めぐりに向かった。旧江の島道を東海道方面に少し歩くと、右手に杉山検校が寄進した道しるべの石標がある。検校は自らが目が見えないことで不自由したことから、旅人が道に迷わないように気遣って、16基の道標を寄進したという。興味深くを見たあと、しばらく進むと龍口寺輪番八ケ寺の1つ常立寺がある。この寺院は毎年モンゴル出身の大相撲力士たちが墓参することで知られている。ここでしばしの休息を取り、次に日蓮上人が、処刑されそうになった場所に建立された龍口寺を散策。正式には日蓮宗 霊跡本山 寂光山 龍口寺と称されることもあり、境内には、パゴダ型の白亜の塔や五重塔があり、堂々たる寺院であった。同寺を一通り見学し時計を見ると16時20分 。日も沈みかかり、辺りもうすら暗くなってきている。腰越の小動神社義経ゆかりの満福寺散策を断念し、ここでお開きとし、駅前の居酒屋に入って懇親会に進んだ。  (掲載:石井義文)
 
毎年モンゴル出身の相撲力士が墓参する常立寺 モンゴル使者の慰霊碑
日蓮上人が斬首を免れた地に立つ龍口寺 パゴダ型の白亜の塔
 鮮魚と冷えたビール
懇親会を行った江ノ電江の島駅前の魚料理店  おつかれさまでした! 乾杯!
                      スライドショー

2期生同期会開催のお知らせ

拝啓、みなさま、下記の要領で同期会をおこないます。
なつかしいお仲間とお会いする良い機会です。ぜひふるってご参加ください。
 
1 日時:2016年11月27日(日曜日)
  午後1時~3時半(12時半開場)

2 場所:とうふ屋うかい鷺沼店 田園都市線鷺沼駅正面口3分
  鷺沼は溝口から急行で一駅、各駅で四駅目
  とうふ屋うかい鷺店沼は正面口を出て、東急ストアを見て右折、徒歩3分の左側
  電話:044-865-1028 
  地図「とうふ屋うかい鷺沼店」で、検索。 

3 会費:男性、女性ともに5000円(当日徴収) 
 
出欠の返信はがきを10月末までにご返送ください。
 
 (幹事)井浦幸雄、飯田征夫、安彦忠彦、福岡靖乃、脇昌子 
 (連絡先)井浦幸雄、☎ 03-3484-8840


<第5回 19期 同期会>

第5回19期同期会を次のとおり開催します。
お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
皆様に会えるのを楽しみにしています。

■同期会本会
日時:平成28年11月12日(土)14時開宴~17時
会場:溝の口 ホテルKSP
住所:川崎市高津区坂戸3-2-1  TEL.044-819-2222
会費:8,000円

■二次会
日時:平成28年11月12日(土)17時30分 開宴
会場:日本海庄や 溝の口店
住所:川崎市高津区溝口1-13-1Qiz溝の口2F  TEL.044-811-2781
会費:3,000円

■出欠連絡の方法
案内状に同封した返信用ハガキに必要事項を記入の上、9月30日までに投函下さい。
それ以外にも各クラス幹事又は下記の総合問い合わせ先までご連絡願います。
総合問い合わせ先:百木 祐二 y-momoki☆tkcnf.or.jp
                  相澤 繁 nrp46511☆nifty.com
         ※☆を@に変換して送信をお願いします。



以上
第5期生2016年度同期会開催のお知らせ
 
 残暑の候、皆様に於かれましては如何お過ごしですか。
さて、早いもので昨年の同期会から10ヶ月が経ち今年も2組と応援隊(他のクラス有志)で楽しい同期会を開催致します。
是非和やかなる宴と成るようお誘い合わせのうえ、ご出席下さることをお願い致します。
 
開催日:2016年10月29日(土曜日)
時間 :12:00~14:30(11:30受付開始)
場所 :(同期会)川崎日航ホテル 11階楓ホール
     (二次会)同ホテル内 7階アポロン
会費 :同期会 9,000円
     二次会 3,000円
出欠 :9月26日までに必ず投函下されるようお願い致します。
募集 :和やかなる同期会と成るよう、踊り、語り、演奏、手品等の余興を募集しています。
   返信はがき余興欄にお書き下さい。当日、司会から紹介させて戴きます。
 
2組幹事:小宮善継、小島雄二、福嶋秀幸、堤孝高
応援幹事:石井眞理子、売野節子、渡辺直子、星野国枝、高木浩子、矢野穂

※写真は前回の集合写真です。