3期

3期

田中監督勇退 多摩高51期



7/20(日)綾瀬との3回戦、等々力の多摩高応援席は立ち見が出るほどの人で埋まった。

試合が終了しても帰る人はほとんどいない。
皆、球場の外で監督・選手に労いの言葉を掛けようと残っていた。
泣きながら出て来た選手達を暖かい拍手が癒やす。
勇退を決めた田中監督がOBにも選手にも胴上げされ宙に舞う。
炎天下の中、等々力球場の周りには爽やかな風が吹いていた。    

力の差はあった。さすがは向上を倒したチームだけのことはある。
守備が乱れ打線は繋がらずいつも多摩高野球はなりをひそめた。
孤軍力投する滝沢の援護を最後までできずに試合は終わった。
3回戦以降勝ち抜くのに足りないものをいやというほど教えられた。

1・2年生よ、この悔しさを忘れるな。
3年生達を凌ぐには何が必要かを考え新しいチームをつくっていこう。
 
3年生よ、精一杯よく頑張った。
高い意識・厳しい練習から生まれた君達17名を中心とする全員野球は本物で、皆から愛される素晴らしいチームだった。

田中監督、お疲れさまでした。
長い間、本当にありがとうございました。
粘り強い守りの田中野球は多摩高のDNAとして受け継がれていきます。

多摩高野球部は、新たな一歩を踏み出す。

多摩高野球部ブログより転載

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