活動状況

野球部OB会主催:多摩高新年会中止のお知らせ


毎年2月の第1土曜日に、野球部OB、野球部を応援する同窓生にご参加いただき開催している「多摩高新年会(野球部OB会主催)」ですが、2021年(令和3年)の新年会は新型コロナウイルス感染拡大が収束しない状況を鑑みまして、中止とすることに決定いたしました。

野球部OB会長の交代、多摩高野球部グランドの改修工事の状況など、直接ご報告申し上げたいところですが、別途ご報告していきたいと考えております。

野球部OB会 新旧会長挨拶


また、来春以降、現役野球部の公式戦が観戦可能な状況になりましたら、ぜひ、応援よろしくお願いします。

再来年の開催予定に関しては、詳細が決まり次第こちらのホームページでご案内させていただきます。
                          野球部OB会事務局長 矢島
 
※写真は、2020/2/1開催時の集合写真です。




 
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野球部OB会 新旧会長挨拶

新会長挨拶

17期 中野宏勝

 

OB・OGの皆様へ

この度会長となります17期の中野です。

峰野会長の後を受け、OB・OG会の主旨である、OB・OGの親睦、現役の皆さんのサポートを微力ながら力添えできればと思います。より一層のご協力をお願い致します。

2020年は全てにおいて異例の状況が続いています。

現役の皆さんも目標にしていた甲子園での全国大会が無くなり、登校、練習すらできない状況下にありました。

6月下旬から週1~2回1時間程度の練習が再開され、8月には

大会名:令和2年度神奈川県高校野球大会

期 間:8月1日(土曜日)~23日(日曜日)

試 合:トーナメント方式

が開催されることとなりました。(詳細不明)、是非3年生を中心に全力で取り組んで下さい。

OB・OG会の年間計画も今年は大幅に変更となります。来年の2月に新年会が開催でき、多くの方々の元気なお顔が拝見できる事を祈っています。

今後もOB・OG会の運営のご協力を重ねてお願い致します。 


新会長 中野宏勝の手記はこちらです。
立教大OBとしての大学野球の回顧録―多摩高17期 中野宏勝


 

退任の挨拶


15期 峰野謙次



皆さまにおかれましてはコロナウィルスの為、大変不自由な生活を強いられておられると察しております。少しずつ元の生活に戻りつつも、まだまだ安心できる状態にはなっておりませんので、これからもお体をご自愛下さい。
さて、この度5期10年務めておりましたOB会会長を退任させて頂く事となりました。OB・OG並びに同窓会の皆様には長いことご協力頂き、誠にありがとうございました。
振り返って見ますと、事務局長時代を含め何と23年間OB会の仕事に携わってまいりました。会長になってから念願だったホームページを立ち上げることが出来た事、新年会を野球部OB会主催で多摩高同窓生も参加出来る様にしたこと、それによって関わり出来なかった数多くの同窓生と知り合えたことは、たくさんの喜びと財産になったと思っております。これからも役員としてはOB会の仕事に協力していく所存ですが、中野新会長のもと皆さまにも今以上のご協力お願いしたいと思っております。
先ずは簡単でありますが退任の挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。
 

 
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多摩高野球部OB会総会資料(2020年)

野球部OB会の皆様

本年度のOB総会は会長交代という重要議案もあり、開催を模索してまいりましたが、
コロナ禍の非日常的な状況を踏まえ、全ての議案に関して執行部一任とさせていただくこととしました。

以下より、多摩高野球部OB会総会資料をご確認ください。

何卒ご理解・ご了承の程、よろしくお願い致します。 事務局長 24期 矢島

多摩高野球部OB会総会資料 (pdf)


 
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野球部新年会(2020.2.1)のお知らせ

今年も野球部新年会やります。是非ご参加ください!

[多摩高野球部新年会]
  • 日時:2020/2/1(土)17時~20時
  • 場所:登戸「元海」
  • 会費:男性@5000円、女性:4000円
・二次会も引き続き元海で、二次会からの参加OK
・例年同様、野球部以外の方の参加大歓迎
・監督、現役野球部員も参加

参加希望の方は以下のフォームからご登録または直接メールでもかまいません。
24期・矢島までお願いいたします。
tyajima★world.co.jp (★を@に変えてメール送信してください)


※前回の様子は、こちら
※写真は、前回の集合写真です。
よろしくお願いします。

 
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野球部OB会幹事会(2019.12.10)

 12/10(火)19:30~ 武蔵小杉「七福 本店」にて

■議題
①現役支援品の先行贈呈について
・例年6月に贈呈している支援品の早期贈呈
②来年度新年会(2020年2月1日)に関して
③ホームページ等SNSに関して

詳細は、事務局 矢島まで


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県立多摩高校野球部応援ホームページを開設しました。


このホームページは、目指せ甲子園!をスローガンに、多摩高校野球部現役の応援とOB交流のために開設しました。
https://www.tamadou.jp/baseball/

また、多摩高への入学、野球部への入部を検討中の中学生の皆さん、保護者の皆さんに情報提供させていただきたいと考えております。
ぜひ、お問い合わせからご連絡ください。お待ちしています。

関係者のみなさま
記事、掲載内容は、徐々に増やしていきますので、お待ちください。
写真などもご提供いただけると助かります。
よろしくおねがいします。





 
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県立多摩高校野球部史(創部60周年記念事業)1期~20期

■ 神奈川県立多摩高校野球部 部史 (創部60周年記念事業) 
  編集責任者 14期 伊藤 努

『白球追った青春の日々―狙え! 甲子園』
 神奈川県立多摩高等学校野球部OB会


【目次】
  【序文】 多摩高野球部部史の刊行に当たって  
     
  【1期~20期チーム紹介記&好選手紹介】  
     
1期 野球部創部当初は2カ月のグラウンド整備―多摩高1期
練習試合と公式戦18連敗も3年目はベスト16進出
稲垣隆祥
     
1期 法政二高打倒に闘志燃やした多摩高野球部草創期
力をつけた背景に選手の切磋琢磨と関係者の支援
 
     
2期 山岡校長自らの熱血指導、慶大野球部のコーチ支援
草取りと猛練習に明け暮れた日々の思い出―2期
大谷正勝
     
3期 全国優勝の法政二を追い詰めた夏の県大会―3期
田中主将を中心にしたチームワークと主戦・井口の好投
岡部 豊
     
4期 「不完全燃焼」に終わった高校野球部生活―4期チーム
対戦した県内強豪校にはプロ入りの好選手がぞろぞろ
荒木久雄
     
5期 実力ありながら夏の県大会2回戦で敗退―5期
好打者・小黒を中心にチームワークに磨き
小黒平二
 
     
5期 多摩高野球部随一の好打者・小黒平二
東都2部の農大、都市対抗野球でも活躍
 
     
6期 残ったのは4人、新入部員で活気づく
忘れられぬ川崎市長杯決勝での惜敗―6期
松村敬二
     
6期 僕ら野球部6期生時代のエピソードあれこれ 岡本義夫(旧姓田辺)
     
7期 全盛時代の打倒・法政二高を目標に猛練習
伝説の山岡校長が直々の指導―7期チーム
牧田喜一
     
8期 大黒柱・中林を中心にチームワークが持ち味―8期
秋と春はベスト8、夏はベスト16進出の活躍
中林信雄
     
8期 多摩高野球部のナンバー1投手 中林信雄
胸元えぐるシュートと落ちるカーブが武器の剛球派
 
     
9期 9期チームの戦績と陣容紹介  
     
10期     準々決勝の武相戦、延長13回の惜敗―10期
岸・竹内の好バッテリーと三宮のキャプテンシー
三宮有治
     
11期 夏の大会で武相と因縁の対戦、翌日再試合に―11期
前年の8強入りで小島主将は甲子園見学
小島=鎌田=清
     
11期 「人生の岐路」で出会った立教大野球部の篠原監督 手島晴幸
     
12期 12期チーム、OBの田中監督が采配
公立強豪校の評判の裏で部員減
 
     
13期 岸監督の厳しい指導で夏の大会16強入り
練習・試合で声枯らした野球部生活―13期
小黒誠二
     
14期 野球部存続の危機に直面の14期チーム
5人の部員、応援組を得て秋・春の県大会出場
 
     
15期 15期チームの戦績と陣容紹介 峰野謙次
     
16期 夏の大会敗退時のすがすがしさ
トラブルもあった16期チーム回想
齋藤秋英
     
17期 「ないない尽くし」で県大会に連続出場
選抜優勝の横浜高相手に善戦―17期
中野宏勝
     
17期 立教大OBとしての大学野球の回顧録 中野宏勝
     
18期 18期チームの戦績と陣容紹介  
     
19期 のびのび多摩旋風、創部後初のベスト4に
仲間同士の信頼で大きな力を発揮―19期
佐藤純夫
     
19期 チーム仲間が背中押した「忘れられない一球」
ベスト4進出を決めた南高戦8回裏の攻防
大森正久
     
19期 「勝つことよりも負けない野球を!」
19期ベスト4の監督時代を振り返って
峰野謙次
     
19期 甲子園初出場に一役買った19期エース大森君の野球指導 伊藤努
     
20期 20期チームの戦績と陣容  
     
     
  「野球部愛」に貫かれた恩人2人の半生
宇田川彰OB会長と田中輝夫監督の思い出
伊藤 努
     
     
  【多摩高野球部歴代監督一覧】  
     
     
  【特別寄稿】
多摩高野球部「私設応援団」が見てきた高校野球
橘 眞次
     
     
  【閑話休題:グラウンドを離れて】  
     
     
  高校野球部後輩M君の人生大逆転  
     
     
  高校野球部のOB大会と母校の評判  
     
     
  高校野球部創部60年、大先輩への聞き語り  
     
     
  恩師に瓜二つの後輩を見ての驚き―人生の交錯  
     
     
  高校野球の女子マネージャーの今昔  
     
     
16期 神奈川県立多摩高校野球部部史「補遺」
野球部マネージャーの「気苦労」と「心意気」―16期=
澤田みち子
     
17期 50年後も記憶鮮烈な2年先輩15期チーム
=強豪に善戦、中身濃い4カ月の野球部生活=
太田伸彦
     
15期 秋の県大会、延長14回の死闘
=甲子園全国優勝の桐蔭学園に惜敗=
峰野謙次
     
  【編集後記】  

神奈川県立多摩高校野球部 部史 (創部60周年記念事業)より転載




 
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OB野球大会  

2015年07月25日

OB野球 全員写真





 
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平成22年度OB会総会

 

平成22年度OB会総会

2010年07月05日

7/4(日)、武蔵小杉・海宴丸にて平成22年度多摩高野球部OB会総会が行われ、役員改選・活動計画案等が承認された。

◆役員改選
牧田さん(7期)に代わり峰野さん(15期)が新会長に就任した。新体制は以下の通り。(敬称略)
会長:峰野(15期)
顧問:大谷(2期)、牧田(7期)、山根(15期)、中島(21期)
副会長:南保(18期)、浜田(22期)、渡辺(23期)
監査:佐藤(19期)
会計:河崎(25期)
事務局長:矢島(24期)
事務局:澤田(16期)、松本(18期)、青山(25期)、横嶋(26期)、中尾(30期)、蛭間(37期)、柏木(48期)

◆活動計画案
今後の新年会、及び総会は日曜日から土曜日開催に変更。
また、来年度のゴルフに関して、開催場所・曜日変更を検討することとなった。
今後の主な活動計画は以下の通り。
・夏の大会応援
  7/12(月)12:00~ VS茅ヶ崎北稜 藤沢八部球場
  7/15(木)14:30~ VS横浜創学館 平塚球場
・9/5(日)ゴルフコンペ(川崎国際)
・10/末or11/初 在校生六大学見学
・平成23年2/5(土) OB会主催の新年会
・平成23年7/2(土) OB会総会

◆決算報告(H21.4.1~H22.3.31)
【収入の部】
・OB会費:605,000円(会費納入者125名、重複あり) ・その他:502,380円(総会、新年会会費等) ・前期繰越金:207,197円
〈収入合計〉 1,314,577円
【支出の部】
・現役野球部補助金:349,998円(20万円寄贈、壮行会寸志、ボール5ダース等) ・事業経費:503.780円(総会、新年会、ブログ維持費等) ・通信/事務費等:164,314円 ・六大学野球観戦:44,000円 ・高校駅伝寄付:30,000円

〈支出合計〉 1,092,092円
【差し引き】
222,485円 (繰越金へ)

◆OB会会則の変更・追加
・第3条3項 (副会長の人数)複数名に変更
・第8条 (総会の日程)7月の第一土曜日に変更
・第11条 (慶弔規定)原則として会費納入者であるOB会員死亡時にOB会より生花相当のものを出す

 

多摩高野球部ブログより転載

 
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岩本秋雄先生(享年88)を偲んで 多摩高14期 伊藤

母校の物理教師・岩本先生の型破り人生

 
誰でも経験することだろうが、人生も自身が中高年世代になると、これまでにお世話になったり、付き合いが深かったりした学生時代の恩師や職場の上司・同僚、友人の訃報に接することが多くなる。寂しいことだが、同時に人生の来し方を振り返る機会ともなる。最近も高校時代の友人、恩師が相次いで亡くなり、葬儀に参列するなどして故人の冥福を祈らせていただいた。

 そうしたお一人である高校時代の恩師の岩本秋雄先生(享年88)は母校の教え子の間では、型破りの教師として長く記憶されていくのではないだろうか。小太りで赤ら顔、ぎょろりとした大きな目にだみ声と書けば、容姿もユニークだった先生の人物像が少しは思い浮かべていただけるのではないか。

 筆者は高校在学中、岩本先生には物理の担当教員と硬式野球部の顧問としていろいろとお世話になったが、ご自宅がある神奈川県大和市で営まれた葬儀には、先生が二十数年にわたる母校在職中に何度か学級担任を持たれた年次の卒業生や野球部、生徒会のOBたちが多数、姿を見せ、遺族が手配した家族葬兼一般葬向けの会場には着席できず、焼香のための教え子の参列者は部屋の外にあるフロアいっぱいになっていた。

 ここでは、岩本先生の長い高校教師人生のごく一端を紹介したいが、校内ではいつも白衣姿だった物理教師としての本務のほかに、大学進学を目指す生徒に対する熱心な受験指導や、野球部以外にも生徒会や女子ソフトボールチームなどさまざまな部活の顧問としての活動など、単なる高校教師というよりも、卒業後もさまざまな機会を通じてアドバイスをいただける人生の師と言える存在だった。そうした教え子が何人もいる。

 物理の教師ということで、理系学部への進学を希望する生徒に対する指導は、教科書の学習は年間授業計画の半分の期間で早々と済ませ、入試問題の過去問などを解かせる実践的な方法で、理系学部への進学実績を上げることに大いに貢献した。その半面、物理が苦手な文系志望の生徒には、授業内容のレベルが高過ぎて、「岩本先生の授業はチンプンカンプン」という声も付きまとったが、豪放磊落な先生はそんな批判にはお構いなしに、分かりやすい授業を心掛けることはなかった。分からないことは「自分で勉強せよ」ということだろう。

 そんなわけで、筆者が所属していた野球部の諸先輩・後輩たちも、日々の練習が厳しいこともあってか、物理科目の成績評価はほとんどが10段階評価の「3」以下の評点に付く赤点だったが、必修の物理の単位取得に必要な3学期の成績だけは、学年末の試験対策を施してくれて、何とか「4」以上の評点を取ることができた。いわゆる下駄を履かせてもらい、それで進級できたわけである。

 受験指導は教室だけで終わらないのが岩本先生流だった。筆者の場合もそうだったが、先生が目を付けた(?)生徒に対しては、文系、理系を問わず、あるいは担任を持つクラスの生徒であろうとなかろうと、高校3年の秋になると、家庭訪問と称して夕刻・夜間の時間帯を見計らって生徒の自宅を訪ね、教え子の保護者(親)と進学について話し合うことを熱心にされていた。大事な用件が済むと、酒を酌み交わしながらの懇談に移るのが常のようだった。今から数十年前の時代環境だからこそ、あるいは岩本先生独特の人間関係構築のやり方が許された社会状況だったからこそ、問題なく行われていた家庭訪問なのだろうが、ほかの先生にはちょっと真似ができない指導方法ではないか。

 岩本先生は高校在職が21年目を迎えたときに、長男が同じ高校に入学したため、横浜市内に新設された県立高校に転任され、管理職である教頭に就いた。しかし、教室内外での生徒への直接指導と人間的交流を何よりも大事にされた先生らしく、しばらくして教師の職を辞し、前任高校で最初に担任を持った教え子の誘いで、この教え子が経営する企業の子会社幹部となった。岩本先生のお通夜の席で、母校野球部の主将もやった喪主の長男(56)は参列者へのあいさつで、「教師を定年前に辞めた父は昔の教え子の方の誘いで(子会社の経営者という)居場所を得ることができ、家族としては大変感謝しています」と謝辞を述べていた。

 晩年は長野、山梨両県の境にある八ヶ岳山麓に山荘を構え、悠々自適の生活だったが、教え子が訪ねてくると、夜遅くまでの酒盛りとなることが少なくなかったという。そんな思い出話を連絡してくれた教え子で、筆者の1年先輩の元公立高校教師のNさんは「巨星墜つ」と表現して、岩本先生の見事な教員人生を振り返っていた。(了)

14期 伊藤
 

 
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