53期

強くなってます! 多摩高53期

2009年10月19日

強くなってます!


10/18(日)等々力に橘との練習試合を見に行った。
そこには、新チーム結成の夏から確実に力をつけている多摩高野球部がいた。

Wヘッダーの第2試合1回表途中から見たが、いきなり見事な連打で9得点。
裏のマウンドには、膝の故障で長らく戦列を離れていた本格派右腕・河本が立っていた。
投げ出してまだ2~3週間と復帰間もないため、球威・制球ともまだまだなものの、今後投手陣の柱になる可能性を充分に感じた。
あせらず夏に標準を定めて、投げ込み・走り込み・筋力強化をしながら投球感覚を磨いてほしい。

浦谷監督・増田コーチの指導により、1年生も力をつけ野手陣の選手層も格段に厚くなった。
この冬の取組み次第では、来春に誰がレギュラーになるか、全くわからないほどポジション争いも厳しくなってきている。
新チーム始動時の野球とは、1~2段レベルが上がっていた。

監督・コーチの指導に感謝しつつ、後輩達の成長に乾杯。いつもよりビールが美味い週末となった。

怪我に気をつけ、各自さらに力をつけて下さい。これからの応援がとても楽しみです。 Y

2009年10月19日 多摩高野球部ブログからの転載
 

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53期手記④

2010年08月09日

53期手記④

「高校野球」

負けた瞬間、何もできなかった悔しさであまり涙は出てこなかった。今までやってきたことはなんだったんだろうとも思った。
でも周りを見ると、一緒に頑張ってきた仲間が泣き崩れていて、その姿を見て自分ももうこのメンバーで野球が出来ないんだと実感し涙が込み上げてきた。

本当に悔しくて、悔しくてたまらなかったけど、このメンバーでやってきたことは間違いではなかったと胸を張って言える。

高校野球の三年間、やっぱり一番濃かったのは最後の一年。本当に色々なことがあった。
秋の大会前、インフルエンザによる学校閉鎖で学校を使えない中での練習。
OBの方々に招待していただいた早慶戦。そして冬トレ。
個人的には主将という立場として甲子園視察団、抽選会。
色々あったしやっぱりチームとして辛いこと個人として辛いこともいっぱいあった。でもその辛かった時に支えてくれたのはやっぱり53期で、辛いことを一緒に乗り切ることによって、その時は気付かなかったけれど、今振り返ってみて一段一段着実に成長していっていたなと思う。

上にも書いた通り自分は主将をやっていたが実力があるわけでもなく、ムードメーカーとしてチームを引っ張れる力を持ってるわけでもなく、本当に最後の最後まで皆に支えられっぱなしだった。

その中でも副主将の二人と外野リーダーとマネージャーには自分の力不足で色々と迷惑をかけていたにも関わらず、文句一つ言わずに仕事をやってくれて本当に感謝している。

53期にどう思われているかは分からないけど、自分はこの53期で主将ができて本当に良かった。そしてこの最高のメンバーと野球ができて本当に幸せだった。

皆の前で話すのは照れるし、自分の場合皆も知ってる通り、上手く伝わらないからこの場をかりて感謝の意をのべます。

本当にありがとう!!

53期主将 宮武 和矢
 

多摩高野球部ブログより転載
 

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53期手記②  多摩高53期

2010年08月03日

53期手記②


僕たちの夏が終わり学校に帰ってきて、最後のミーティングをしました。
最後のキャプテンの話。『俺達が今までやってきたことはつもりだったのかもな。だから来年はつもりにならないで絶対勝てよ。』
普通引退のときにこんなこと言うか。さすが鬼キャプテン。(笑)と思いました。
悔しさのあまりでた本音だと思います。自分も同じでした。きっとみんなも同じ気持ちだったと思います。とにかく悔しかった。

僕は、ここまでやったんだから負けてしまったが胸をはって引退しよう。終わった瞬間そんなことを思ってました。
しかし、でてくる感情は悔しいばかり。胸をはって引退なんかできませんでした。
でもこの悔しさはそこまで本気でやってきた証なのかなとも思いました。みんなも悔しいと思ったのは本気でやってきたから。
全員、勝つという同じ方向に向かって進んできた証だと思います。

高校野球は勝つことよりもプロセスが大事。大会についての資料にこのようなことが書いてありました。
その言葉的にはこの自分達の悔しさというものは決して美しいものではなかったと思います。
ですが、それもそれで自分達らしかったのかなと思います。
とにかく勝ちにこだわって泥臭くやっていく。そのスタイルが最後の最後まで貫けたのかなと思っています。

最後に自分の練習を手伝ってくれたり、朝早くからチームのためにグランド整備をしてきてくれた後輩たち。
こんなところで負けてしまってほんとに申し訳ない。すみませんでした。そしてありがとう。
来年は絶対勝ってください。で、自分達がやってきたことがつもりじゃなかったことを証明してください。応援してます。

そして三年生のみんな。本当に三年間ありがとう。言葉にすると軽く聞こえてしまうかもしれないけど、本当にこのメンバーで野球がやれてよかったです。
本当に最高な三年間でした。本当に多摩高校に入ってよかったです。ありがとうございました。

最後の最後に。来世も絶対高校野球をやろうと思いました。
ありがとうございました。

53期副主将 加藤
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「野球部3年間を振り返って」手記① 多摩高53期

53期 手記①

「野球部3年間を振り返って」

私は昔から野球が大好きで、高校入学前から野球部のマネージャーに入ることを決めていました。
入部当初は憧れの野球部マネージャーになれて、本当に嬉しかったのを覚えています。
間近で高校野球に触れられて感動していました。

入部してたった3ヵ月で51期の先輩方が引退し、寂しさに浸る暇もなく初めての夏の練習や合宿を迎え、マネージャー業の大変さを知りました。

まだ上の先輩方がいるときは、ただただ先輩についていくだけで、先輩のようなマネージャーになりたいがために必死に先輩の真似をしている自分がいました。

そして自分の代になり、先輩がいなくなってしまった不安と、自分が頑張らなきゃいけないという責任感に押しつぶされそうになったときがたくさんありました。

夏休みの練習が始まる時期に個人的に、「突っ走る」という目標をたて、がむしゃらになって野球だけの生活をして夏休みを過ごしました。

今思えば、2年の夏休みを乗り越えて自分は大きく成長したのではないかと思います。

それからは自分の目指すマネージャー像になるべく、野球だけの生活を過ごしました。
選手が頑張ってるのにマネージャーは休んでることが嫌で、選手に負けないくらい頑張っていました。
妥協とか、諦めとか、弱みをみせるのが自分の中で絶対NOだったので、無理をしてでも色々なことに取り組んでいましたね。
今ではもうあんなことやりたくないと思ったりもします(笑)
でも自分がやってきた軌跡は今思うと誇りだなと思います。

もう一つ私には誇りに思うことがあります。それは、自分の代の選手のことです。
私たちの代53期は、最後まで誰一人欠けることなく引退することができました。
一人が一人が野球にかける思いが強く、また、とても仲が良く、まさに「絆」という文字が似合う代です。
私は53期のマネージャーで幸せでした。

また、最後の試合、創学館戦は私にとってとても幸せな試合でした。
憧れの高校と目の前で戦えて、その試合のベンチに私が座っていて、みんなのかっこいい姿を一番近くで見れている。
私の中では、結果とかではなく、また違った素敵なものを得た試合となりました。

長くなりましたが、これが私の気持ちです。高校野球のマネージャーをやれて、とても幸せでした!

お世話になった先生方、たくさん練習に来てくださった先輩方、最後まで優しくしてくださった保護者の方々、影で支援してくださったOB会の方々、応援してくれた多摩高生、そして私なんかを仲間に入れてくれた選手のみんな

本当にありがとうございました!

53期 マネージャー 松田のぞみ

多摩高野球部ブログより転載
 

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「多摩高 勝負強さ光る」神奈川新聞 多摩高53期

「多摩 勝負強さ光る」 





◆1回戦(藤沢八部)  
多摩 6-5 茅ヶ崎北稜 
雨と強風の中、投打に集中を切らさなかった多摩が競り勝った。 
多摩は三回、2死から四球と2短長打で2点を先制。八回にも2死一塁から3連打で3点を追加するなど、勝負強さが光った。 
先発河本は勢いのある直球で7回4安打1失点。1点差に詰め寄られた九回に一塁から再び救援するなど、大車輪の活躍だった。 

茅ヶ崎北稜は九回に本塁打を放つなど、よく粘った。  
多摩の先発河本は、「みんなに迷惑を掛けた分、思い切り投げました」と初戦の勝利に笑顔を見せた。 
昨年3月、学校行事の球技大会で右ひざの靭帯を断絶。約6ヶ月をリハビリに費やし、マウンドに戻ったのは昨年11月だった。 
「最初は脚を上げることさえできなかった。勝てたのは夢みたいです」と感慨を込める。 
捕手の加藤は、「河本はマウンドに立てなくても1週間に100km以上の走り込みとか、地道な努力をしていた。あいつの頑張りは素直にすごいと思います」と、帰ってきた相棒をたたえた。 
7/13 神奈川新聞より 写真はインタビューに答える河本

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今年のチーム 神奈川新聞より 多摩高53期

◆[投] 大型右腕の河本(185cm)の先発完投が理想だ。打者の内角をえぐる強気の投球が持ち味で奪三振数が多い。ボール先行を苦にしない制球力も光る。右横手の三木はテンポのよい投球で確実にアウトカウントを稼ぐ。
◆[攻・守] 小柄な後藤、宮武の二遊間を軸に野手のフットワークが軽い。経験豊富な捕手加藤は、その強肩で危機を救う。杉本は自慢の走力を中堅の守備だけでなく、打者としても生かす。手堅く1点を重ねる意識が高い。
◆[ここに注目] 例年以上に厳しい冬場のトレーニングに耐えたと自負する。ピンチに動じぬ精神力と結束力は誇っていい。全員野球で上位を目指す。 -神奈川新聞より-
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練習試合観戦(4/24・5/16) 多摩高53期

練習試合観戦(4/24・5/16)

ジョギングがてら多摩高まで、4/24(土)向上戦と5/16(日)川和戦を見に行きました。
1年生が15名(マネジャー1名)入り、なかなかの大所帯になっていました。
残念ながら2試合とも1点差で負けましたが、確実に力をつけていることは確かなようです。

河本は経験を重ねマウンドでのしぐさも堂々としてきて逞しさが増しました。
ストレート・変化球ともに制球が良くなり、どちらでも打ち取れる自信をつけているようです。
ただ、球威にばらつきがあり甘く入ったストレートを痛打されるケースがあるため、伸びのあるボールがいった時の感覚を忘れず覚えて実践してほしい。

ストレートが伸びれば、安定感の増した変化球がさらに活きてくるはず。スタミナはあるので、立ち上りから集中していこう。

打線では1番杉本の足は特筆もの。三遊間に転がせばまず内野安打ですぐに盗塁。イチロー張りのスピードでチャンスを演出する。
この杉本を確実に返していくのが、多摩の得点パターンの1つ。打ち出すと止まらない好球必打の加藤、長打を秘める番場らの勝負強さに期待。

最小失点に抑え、好機を確実に活かして、僅差で勝利に繋げていこう。
頑張れ、多摩高野球部! Y

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春県大会進出ならず  多摩高53期

春県大会進出ならず

麻生戦は不戦勝だったものの、桐光学園・川崎北に連敗したため、県大会への進出はならなかった。

◆3/27(土) VS桐光学園 6-0
先発河本が162球の完投。調子は良かったが、後半に疲れからコントロールが乱れ四球11を許す。
打線も1、2、4番が繋いで満塁のチャンスにあと一本が出ず好機を逃した。
冬を越えて仕上がってきた河本への信頼感からなのか、守備は安定していた。

◆3/29(月) VS川崎北 10-0
5回コールド。
先発は三木。立ち上がりは上々で3回まで無失点に抑える。しかし4・5回に本塁打も含め川北打線につかまり10点を献上。打たれながらも自分を奮い立たせ投げ続けた三木の粘投に成長を感じた。

多摩打線は1本も打てず、打撃に課題を残した。

この悔しさを忘れず夏の向けて一から立て直そう。
各自の課題を克服し力をつける時間はまだまだある。
頑張れ、多摩高校野球部!!

 

2010年3月 多摩高野球部ブログより転載

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早慶戦を観戦して①  多摩高53期

早慶戦を観戦して①

私は「早慶戦を」観るのが初めてで、さらに大学野球を生で観るのも神宮球場に行くのも人生初の経験だったので少しわくわくしていました。スタンドに足を踏み入れると、そこから見るフィールドは高校野球と違った景色がありました。人数の多さ、練習の効率の良さ、技術…。真剣に見てこの目に焼き付けないともったいない気がしました。このような良い経験はこの先ないと感じたので、試合中私はスコアをつけました。スコアを書きながら感じた球場とスタンドのお客さんの歓声は早慶戦だけあって素晴らしかったです。
 
しかし、私が一番心に残ったものは、球場で感じたものではなく家に帰ってから見たその試合の中継からでした。そこには両校の四年生の熱い表情がありました。九回裏、早稲田の攻撃で出てきた代打はほとんどが四年生で、その全員がちゃんとヒットを打っていました。そのかいあってこの回で早稲田は三点を追加し、二点差にまで追いつめました。打った選手を映した画面にはベース上で涙ぐむ選手の姿がありました。
きっと打席上では四年間の大きな思いがこみ上げたことでしょう。心を打たれました。さらに、代打や代走で選手はこの大会でまだ一度も出ていなかった選手だったそうです。そういう姿を見て、「最後にかける思い」がすごく伝わってきました。勝てば優勝が決まる試合でした。もしかしたら人生最後のバッターボックスだった選手もいたかもしれません。

  早慶戦がいかに大きなものなのか、そしてなぜ日程の最後に行われるのか、わかった気がします。「かける思い」という大きなものをこの目で見れた、すごく意味のある日でした。また、多摩の選手の中から将来あの場でプレーする選手がでるのかなと思うと、わくわくする気持ちが半分、寂しい気持ちが半分といった心情です。 

松田のぞみ(2年)

2009年11月 多摩高野球部ブログより転載


 

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秋県大会2 回戦 1-4敗退  多摩高53期

秋県大会2 回戦 1-4敗退


シードのため2回戦の初戦に挑んだ多摩は、打線が沈黙しミスも出て湘南学院に1-4で敗戦した。今年の公式戦は終了。今後、秋・冬での成長を期待し引き続き応援を!

 
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