53期

53期

53期手記④

2010年08月09日

53期手記④

「高校野球」

負けた瞬間、何もできなかった悔しさであまり涙は出てこなかった。今までやってきたことはなんだったんだろうとも思った。
でも周りを見ると、一緒に頑張ってきた仲間が泣き崩れていて、その姿を見て自分ももうこのメンバーで野球が出来ないんだと実感し涙が込み上げてきた。

本当に悔しくて、悔しくてたまらなかったけど、このメンバーでやってきたことは間違いではなかったと胸を張って言える。

高校野球の三年間、やっぱり一番濃かったのは最後の一年。本当に色々なことがあった。
秋の大会前、インフルエンザによる学校閉鎖で学校を使えない中での練習。
OBの方々に招待していただいた早慶戦。そして冬トレ。
個人的には主将という立場として甲子園視察団、抽選会。
色々あったしやっぱりチームとして辛いこと個人として辛いこともいっぱいあった。でもその辛かった時に支えてくれたのはやっぱり53期で、辛いことを一緒に乗り切ることによって、その時は気付かなかったけれど、今振り返ってみて一段一段着実に成長していっていたなと思う。

上にも書いた通り自分は主将をやっていたが実力があるわけでもなく、ムードメーカーとしてチームを引っ張れる力を持ってるわけでもなく、本当に最後の最後まで皆に支えられっぱなしだった。

その中でも副主将の二人と外野リーダーとマネージャーには自分の力不足で色々と迷惑をかけていたにも関わらず、文句一つ言わずに仕事をやってくれて本当に感謝している。

53期にどう思われているかは分からないけど、自分はこの53期で主将ができて本当に良かった。そしてこの最高のメンバーと野球ができて本当に幸せだった。

皆の前で話すのは照れるし、自分の場合皆も知ってる通り、上手く伝わらないからこの場をかりて感謝の意をのべます。

本当にありがとう!!

53期主将 宮武 和矢
 

多摩高野球部ブログより転載
 

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