54期
54期
2019年10月21日
早慶戦を観戦して② 多摩高54期
早慶戦を観戦して③
初めての早慶戦観戦。自分にとってこの経験は改めて質の高い野球というものを学べた。
試合前の練習から試合への入り方。声の出し方など全てにおいて学ぶべきことがたくさん。中学から高校に入学した際に、かなりのレベルの差を感じた。今回もこの早慶戦を観て、大学生の無駄の無い動きというものにレベルの差を感じた。なので、これから先、この動きというものを自分達のものにしていきたいと思った。
試合の中で印象強いのは、最終戦での4年生の意地。これまであまり試合出場機会の少なかった選手が代打で出場してヒットを打った場面。その後、この選手は泣きながらコーチャーと抱き合っていた。普通に野球をプレーしているだけならヒットを打って泣くという事にはならないと思う。でも、この選手は野球にかけていた時間や気持ちの大きさが強いから早慶戦という大舞台でヒットを打ち、そしてあの涙があるのだと自分は思う。この野球に対する思いというものは野球選手にとっては絶対に必要なことだと思う。だからこそ、自分自身今の野球に対する思いに満足するのではなくどんどんこの思いを大切にそして強くしていきたい。
今までは、スポーツニュースとかでしか見ていなかった大学野球。伝統ある早慶戦を観戦したことは、自分にとってだけでなくチーム全体にとってとても貴重な経験になった。自分はこの貴重な経験を高校野球という舞台で発揮していきたい。そして、チーム全体のレベルアップのために、1年からの底上げをもっともっとしていきたいと思った早慶戦観戦になった。
吉田 光治朗(1年)
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