54期

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早慶戦を観戦して②  多摩高54期

2010年11月04日

早慶戦を観戦して②


初回、いきなり試合が動く。
大学トップクラスの早稲田のエースが先頭打者に本塁打を浴びたのである。
プロが注目する程の投手の失投を決して見逃さずバットを振りぬいた打者の集中力、
そして何より、一線級の投手をも軽々と飲み込んでしまう「一球の怖さ」の意味を、改めて実感した。
それが、早慶戦というものなのだと思った。

勝てば優勝が決まる早稲田、比べて一戦も敗北が許されない慶應。
そんな一種の極限状態においても、しかし自分達の目の前にあったのは、ただ純粋に力と力、技と技を鬩ぎ合う選手たちで、技術面はもちろん、精神面での強さを身を持って体感する事ができた。

早慶戦と言う、伝統ある一戦を肌で感じる事ができたのは、多摩高野球部にとって決してマイナスにはならないと思うし、自分達に何が足りないかを見つめ直す良い機会になったのではないかと思う。

最後に、昨年に引き続きこのような貴重な体験をさせて下さったOBの方々には、本当に感謝しています。
これからも、この経験をきっかけにして部員全員で頑張って行くので、応援宜しく御願い致します。

54期副主将 本田 宗史

 

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