55期

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55期手記② 多摩高55期

2012年08月20日

55期手記②

 自分の高校野球生活に悔いはないと言えば、それは嘘になります。
浅野に打たれたあの三点目のタイムリーを捕れなかった自分が悔しくて、あの一歩が届かなかった自分が情けなくて、チームのみんなには本当に申し訳ないと思ってます。

 それでも自分の積み重ねてきた努力に後悔はありません。
自分は最初全然打てるバッターではなくて、その時は自分が最後の夏の大会で4番を打つとは誰も思ってなかったと思います。
上手くいかないことが多くて、秋の大会も背番号は10番で悔しい思いをしました。
こんな自分をなんとかしたくて、最後の冬練にかけようと思いました。

春に化けてやる。

そう思えば辛い練習も強い気持ちをもってやれました。
春になってから、自分は一回も4番を取られることはありませんでした。
あの冬練のおかげで自分は大きく変わることができたと思っています。

 自分の努力は無駄なものではなかった。そう改めて思えたのは夏の大会で打席に入った時です。
応援してくれる家族や仲間、OBの方々がスタンドに見えた時に、たくさんの人に支えられてここまで来たんだなと感じると同時に、今までやってきたことは間違ってなかったなと思いました。

 後輩達に伝えたいのは、上手くなるのもならないのも自分次第だということ。
思いっきりやり切って欲しいと思います。
そうすれば見えてくるものがきっとあるはずです。

  最後になりましたが、今まで支えていただいた方々、ありがとうございました。
後輩達は今日も頑張っています。どうかこれからも応援よろしくお願いします。

 最高の仲間と最高の時間を過ごさせていただいたことに心から感謝します。
今まで本当にありがとうございました!

多摩高野球部55th 篠塚大樹

多摩高野球部ブログより転載


 

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