63期

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多摩高校野球部63期手記① 主将 市村彪 

梅雨明けも遅れ、異様な形での開催となった夏の大会。何よりもこのようなコロナ禍で大会ができたことに感謝しかありません。一刻も早く後輩たちがいつものようにのびのびと野球ができることを祈っております。

 高校野球の時間は、ぼくにとっては何よりも長く感じたものでした。怒涛のように過ぎてゆくようなものではなく、むしろ一日一日が地に足をつけて確実にやってくるような、そんな日々でした。
 しかし僕はその時間をどれだけ大切にできたか、はっきりとした自信は持てません。1年のころには投手と外野手どちらも経験し、2年後半からは主将も務めさせていただきました。当時の自分はすべて自分の力で何とかしようという気持ちが非常に強かったと思います。しかし、投手としてはストライクが入らず、思った通りに体が動かなくなってしまいました。継続的にブルペンに入らず、自分のフォームの確認を怠っていたことが原因のように思えます。
  
  主将としては、厳しい基準で声をかけれず、全体でチームの士気をあげれなかったです。僕にとっては非常に悔いの残る高校野球となってしまいました。
 
  ただ、これほどまでにない教訓を得たということは事実です。自己分析の大切さ、ただ、自分を見つめすぎても時には疲れてしまうこと、行動に移して積極的に試行錯誤をすること。このような経験はのちに必ずや自分の真なるものになると思います

 最後に、今まで一緒に野球をしてくれた63期9人、マネージャー2人。方向性のずれもあったかもしれないけど、一緒に野球ができて幸せでした。また、全員で会えることを楽しみにしています。                              
          63期主将 市村彪





















 

コメント 1 件

  1. 多摩高野球部応援ホームページ管理人 より:

    主将の大役、おつかれさまでした。
    これからは、多摩高野球部OBとして、後輩たちを応援していきましょう!
    しばらくは、受験勉強に頑張ってください!

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