64期

64期

多摩高校野球部64期手記 副主将 小林隆大


長かったグランド改修工事も終わり、まん延防止等重点措置の解除に伴い後輩たちが部活動に打ち込めること非常に嬉しく思っています。
また、秋春連続となる県大会出場おめでとうございます。

63期の先輩方から自分達の代へと代替わりした後も新型コロナウイルスは猛威を奮っており、先述のグランド改修工事も相まって思うように練習をすることができませんでした。ノックをすることもフリーバッティングをすることもできず、ただひたすらに駐輪場やサブグランドでティーバッティングやゴロ捕球をし続けました。それでも、自分達の置かれた環境でできることを考え、練習に移してきたあの時間は決して無駄ではなかったと思っています。加えて、サブグランド設置やソサイチのグランドを使用するにあたり尽力してくださった顧問の飯島先生には感謝しかありません。

夏の大会当日は思うような結果とならず、自分達64期の公式試合は全敗という結果となってしまいました。ですが、このメンバーでやってきたことに意味があると思いますし、誰1人として退部せず、グランド、部室で一緒に過ごしたあの時間は勝利とはまた別の価値があると私は思っています。

副主将としては、自分の心の弱さからチームをまとめる立場でありながら逆に乱してしまう場面もあり、主将の大塚をサポートすることができず、後悔してもしきれません。

自分は多摩高校受験時にも言いましたが、野球と体育祭をしに多摩高校に入学しました。入部時顧問をしてくださった馬場先生のもとで野球をして、学校生活を思いっきり楽しむ。これが私の目標でした。実際に、野球部で沢山の経験をすることができましたし、体育祭では団長を務めさせてもらい厳しい規制はありましたがとても有意義な活動をすることができました。新入生の皆さんには、「文武不岐」の多摩高校を存分に楽しんでもらいたいと思います。

最後になりますが、多摩高校野球部の発展と更なるご活躍をお祈りして結びの言葉とさせていただきます。



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