OB・OG会

55期手記③ 多摩高55期

55期手記③

九回表の一死二塁、打席がまわってきた。
打てば同点とかヒーローとかそんなことじゃなく、もう少しこのメンバーで野球をやらせてほしい、そう思って打席に入った。
結果ファーストゴロ

引退してから一ヶ月、熱闘甲子園は見てて苦しくなってくる。
副主将をやらせてもらったけどそんなの形だけで何を後輩に伝えれたのかなんてことも数える程も無い気がする。
それでもみんなにもらったものは本当に多くて、終わってから気付いた。
監督や先生方、コーチにマネージャーに先輩に後輩に、55期や両親兄妹がいたからグラウンドに立つことが出来たと思う。
ありがとうございました。

この二年半はいろいろあって最後はみんなで夏大を迎えて本当に幸せでした。
自分が感じた感謝という気持ちをもらった人には返していきながら、また違った人には与えられるような人になっていきたいです。

三年 副主将 日詰悠介

多摩高野球部ブログより転載

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55期手記② 多摩高55期

2012年08月20日

55期手記②

 自分の高校野球生活に悔いはないと言えば、それは嘘になります。
浅野に打たれたあの三点目のタイムリーを捕れなかった自分が悔しくて、あの一歩が届かなかった自分が情けなくて、チームのみんなには本当に申し訳ないと思ってます。

 それでも自分の積み重ねてきた努力に後悔はありません。
自分は最初全然打てるバッターではなくて、その時は自分が最後の夏の大会で4番を打つとは誰も思ってなかったと思います。
上手くいかないことが多くて、秋の大会も背番号は10番で悔しい思いをしました。
こんな自分をなんとかしたくて、最後の冬練にかけようと思いました。

春に化けてやる。

そう思えば辛い練習も強い気持ちをもってやれました。
春になってから、自分は一回も4番を取られることはありませんでした。
あの冬練のおかげで自分は大きく変わることができたと思っています。

 自分の努力は無駄なものではなかった。そう改めて思えたのは夏の大会で打席に入った時です。
応援してくれる家族や仲間、OBの方々がスタンドに見えた時に、たくさんの人に支えられてここまで来たんだなと感じると同時に、今までやってきたことは間違ってなかったなと思いました。

 後輩達に伝えたいのは、上手くなるのもならないのも自分次第だということ。
思いっきりやり切って欲しいと思います。
そうすれば見えてくるものがきっとあるはずです。

  最後になりましたが、今まで支えていただいた方々、ありがとうございました。
後輩達は今日も頑張っています。どうかこれからも応援よろしくお願いします。

 最高の仲間と最高の時間を過ごさせていただいたことに心から感謝します。
今まで本当にありがとうございました!

多摩高野球部55th 篠塚大樹

多摩高野球部ブログより転載


 
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55期手記① 多摩高55期

2012年08月20日

 

55期手記①


1つ上の54期の先輩が衝撃的な引退をしてから自分が主将になったのですが、最初は自分達はなんとかなるとなめていました。

 でも、練習や練習試合が始まって、すぐに現実につきつけられました。
下手くそで気持ちも中途半端な自分達は何一つうまくいきませんでした。
自分はその度に主将の自分が悪いと思ってましたが、自分自身中途半端な気持ちだったので何にもできず、チームにいい影響を与えられませんでした。

 そんな中、自分は監督、コーチにいろいろ厳しいことや優しくアドバイスをいただけました。
こんな状況であったら普通はもうどうでもいいと思うんだろうなと思っていたので、本当にありがたかったです。
周りの仲間から言われたことも含めて、自分は主将として何より大事なのは姿勢で見せることだと気づけました。

  秋も春も予選敗退した、それは多摩高野球部の名に泥を塗るようなことだと思いました。
どうすればいいんだ?と常に悩みました。
でもその中でずっとどうすればよいか考え、最後まで諦めず努力してきたことは唯一自分の自慢できることです。
ずっと努力していたから監督やコーチも最後まで一緒に努力してくれたのだと思うし、耐えず頑張ったからこそ自分はここまで野球ができるようになったと信じてます。

 夏大は浅野に3-2で敗戦しました。それは今でも悔しくて、まだ何回も俺次第で勝てただろ。と胸をしめつけます。
野球から離れられなくて、まだ何度もグランドに出てしまいます。
でもそれは、それほど今まで練習してきた自分のプレー、チームに自信を持っていたし、それだけ気持ちをかけてきたからです。
こんなに野球一筋になれたのは、多摩高野球部のおかげです。

 主将をやってきたこと、今は誇りに思います。
また、主将として慕ってくれた55期と後輩のみんな、本当にありがとう。

 高校野球で一番の思いでは2つあって、1つは夏大でもう1つは篠塚との自主練習です。
あんなに一緒に付き合ってくれたのに、夏大で打てなくてごめんな。
自主練やってくれてありがとう。最高の相手だったと思う。

 後輩には、自分たちのいいとこを引き継いで、多摩高旋風を引き起こしてほしいと思います。
練習の努力や野球に対する姿勢は嘘をつかないから全力でがんばれ!

最後に、今まで支えてくれた方々へ、ありがとうございました。
以上で自分の手記とさせていただきます。

55期主将、川端武志

多摩高野球部ブログより転載
 

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夏大会 浅野3-2多摩 多摩高55期

2012年07月15日


浅野3-2多摩 


夏の初戦は、2回戦で古豪・浅野と対戦。

先発山岸は、タイミングをはずすカーブを有効に使う粘りのピッチング。
3回に2点を失うか、丁寧な投球で味方の援護を待つ。

多摩も4回、3番島田の右前打から6番峠の中前タイムリー、7番太田の右中間3塁打で同点に追い付く。
しかし、粘り強く投げていた山岸も、9回表にタイムリーで決勝の1点を失う。

その裏、多摩も3塁までランナーを進めるが、あと1本が出ず、残念ながら、悔しい初戦敗退となってしまった。

 
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平成24年度OB会総会

2012年07月09日

平成24年度OB会総会

7/7(土)多摩高校野球部OB会総会が、武蔵小杉「海宴丸」にて開催されました。
約40名のOB・OGに参加いただき、懇親会も含め活発に議論しました。

本総会で、新たに30期・中尾さんが副会長に選出されました。

また、OB会活動に関する意見として
・スカウティングの第一歩として、会長・事務局長の名刺を作成し配ってみたらどうか。
・ブログの更新頻度を増やして欲しい。
・3年生の進路状況を報告して欲しい。
等々の提案をいただきましたので、実行できるよう検討してまいります。

OB会事務局長・24期矢島
 

■平成24年度活動計画
5/27(日)多摩高校同窓会幹事会出席 峰野・矢島2名参加
・父母会主催壮行会出席 6/30(土) 現役寄贈20万円 多摩高ネーム入り硬球5ダース贈呈
OB会総会 7/7(土) 毎年7月の第一土曜に固定
・夏季県大会応援 
 1回戦:シード、2回戦:7/15(日)1330~相模原球場 VS上溝⇔浅野の勝者
 3回戦:1100~平塚球場 VS横浜創学館⇔(愛川⇔横浜桜陽)の勝者
OB会ゴルフコンペ 8/25(土)予定
・秋季大会応援 8
・秋季 東京六大学早慶戦観戦
OB会主催 新年会 20132/2(土) 毎年2月の第一土曜に固定
 ブログの維持運営
取組み着手・検討
・着手→名簿作成(OB会行事等連絡、・・・就職・転職相談):事務局の同期から
・検討→現役生・若手OBとの交流、スカウティング

■平成24年度予算
●収入の部 650,000円
・平成24年度会費 650,000円
●支出の部 650,000円
・現役野球部支援金:220,000円
・通信費、業務委託費:75,000円
・会議費:70,000円 ・事務費:10,000円
・ブログ維持費:10,000円 ・雑費:25,000円
・六大学観戦費:80,000円
・新年会等不足支出:80,000円
・弔慰金支出:20,000円 ・予備費:10,000円
・甲子園積立金:50,000円
●甲子園積立金
・平成22年度:100,000円
・平成23年度:77,047円
・平成24年度:50,000円

 

多摩高野球部ブログより転載
 

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春県大会進出ならず 多摩高55期

2012年03月28日

春県大会進出ならず

残念ながら、春大会は3敗で県大会進出を逃した。

夏まであと3ヶ月…。
この結果を真摯に受け止め、各自が明確な課題を持って野球に打ち込み、もう一段チームとして成長してくれると信じています。

頑張れ、多摩高野球部!

◆春大会結果

住吉 | 210 334|13
多摩 | 100 000| 1
(6回コールド)

多摩 | 001 000 00|1
川崎 | 000 002 33|8
(8回コールド)

多摩 | 200 212 220 | 11
麻生 | 060 130 11X | 12

 

多摩高野球部ブログより転載

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早慶戦観戦  多摩高55期

2011年10月31日

早慶戦観戦



10/30(日)、今年も現役生と一部3年生を連れて、秋の早慶戦を観戦した。

明治の優勝は決まっていたが、早慶戦独特のスタンドの華やかさと選手の緊張感は変わらず、有意義な時間を過ごした。

試合は勢いに勝る早稲田が粘る慶應を終盤に突き放し2位を確定させた。

1ランク、2ランク上の野球を見て、彼らは何を感じたのだろうか?

これからの野球に活かすきっかけを1つでも見つけてくれれば嬉しい限りである。

チケットを手配してくれた慶應野球部・51期の森田さん、ありがとう。

PS.弁当の肉のボリュームが凄くて、とてもOBでは食べ切れませんでした。
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54期手記④ ​「誰かの為にやる野球」 多摩高54期

 

2011年09月01日

54期手記④ ​「誰かの為にやる野球」

7月14日。
たった2年3ヶ月という短い時間だったが、僕の誇れる最高の仲間と大好きな野球をする生活が終わった。

僕にとっての多摩高野球。それは
〝自分の為で無く誰かの為にやる野球〟
だった。この事は高校で見つけた新たな野球観でこれを信じて主将として1年間やってきた。
だから負けた瞬間、みんなともう野球が出来ないと思うと悲しかった。
また、2年3ヶ月間ずっと支えてきてくれたマネージャーを勝たせてあげられなかったのが辛くて涙が止まらなかった。

僕は54期と過ごしてきた日々が本当に楽しかった。
野球という1つのスポーツのおかげでこうしてみんなと出会えた。
同じ目標に向かって辛く苦しい練習を乗り越えながら一歩一歩前進していった事が素晴らしい事だったと引退してから気付かされた。

夏大は勝たなければ何も意味は無い。
勝つことによってお世話になった方々への恩返しが出来ると思っていた。
しかし、僕たちにはそれが出来なかった。本当にごめんなさい。
けれども僕はあの試合で僕たちの作り上げてきた54期の野球が全否定されたとは決して思わない。
僕は54期の野球が大好きで、夏大で負けはしたが、1年を通して誇れる野球が出来たと思う。
僕たちがこうして野球をやれたのは全てお世話になった方々のおかげです。
本当にありがとうございました。

最後に54期のみんな。頼りない主将でごめんな。
色々言ったり、怒ったり、逆に怒らせたりもして迷惑ばかりかけてきたよな。
みんなにどう思われてるかわからないけど、俺はみんなと出会って一緒に野球がやれた事が本当に幸せだったし、みんなと過ごした日々は一生の宝物です。

今でもこの代の主将は俺で良かったのかと思うけれど俺はこの代で主将をやれて本当に良かった。
こんな俺だったけど最後まで主将をやらせてくれて本当にありがとう。

54期主将 吉田 光治朗

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54期手記③ 「勝つための野球」 多摩高54期

2011年09月01日

54期手記③ 「勝つための野球」

自分は中学まではただなんとなく野球をやっていた。でもそのときの自分なりに頑張ってもいたと思う。

だから多摩高野球部に入ったとき先輩に
「高校野球と中学までの野球は違う。」
と言われても特に何も感じなかった。

はっきり言って「高校野球」をなめていた。

しかし先輩達の
〝勝つために必死に野球をしている姿〟
を見て、自分の野球に対する姿勢はどんどん変わっていった。

そして気付けば真剣に野球に取り組むようになっていた。
真剣になったからこそ、それまでの野球人生で味わったことのない悔しさや喜びを感じることができたのだと思う。

多摩高校の野球部に入らなかったらこんなに真剣になることも、「高校野球」のつらさや楽しさを知ることもできなかったと思う。
多摩校の野球部で野球ができて本当に良かった。

自分達を支えてくれた方々、「高校野球」を教えてくれた先輩方にはいくら感謝しても足りないぐらい感謝しています。
本当にありがとうございました。

54期 副主将 小岩 秀汰

多摩高野球部ブログより転載
 

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54期手記② 「私の誇り」 多摩高54期

2011年08月26日

54期手記② 「私の誇り」

2年と3ヶ月間、私は毎日のように野球部と過ごしてきました。学校生活でも家にいるときも部活のことばかり。
だから私達の夏が終わったとき、全てが信じられませんでした。
私は高校まで野球のことはほとんど知りません。人に尽くすようなタイプでもありません。
そんな私は、見学に行って見た先輩方の野球に憧れを抱き、野球部の生活に踏み入れました。

もちろんマネージャーと言っても、楽な仕事という訳ではありませんでした。思い悩むこともありました。
でもここで大変だったことなんて書くつもりはないです。私より選手の方が何十倍もつらい思いをし、努力してきたところを見てきたからです。

甲子園の球児も多摩高の球児も試合でナイスプレーをして勝ち進むのには、簡単なように見えて、彼らの地道な頑張りがあるからなのだと実感しました。

その選手の成長と過程を間近で見れるのはマネージャーの特権だと思います。
褒められたら自分のことのように嬉しいし、厳しいことを言われたら悔しく思います。
マネージャーだって野球部の一員であるので、自分のできる最大限のことはして少しでも力になろうとしてきました。
なによりも私はみんなの喜ぶ顔と活躍する姿を原動力にここまで続けてきました。

さいごの夏。みんなの力を知っていた分、すごく悔しくて涙が止まりませんでした。
それ以上に、54期の野球を見れなくなる寂しさで胸がいっぱいでした。
試合が終わって、私にごめんとかありがとうと言ってくれる選手が何人もいました。
みんなには怒ってばっかだったし、実際にマネージャーの力がどれほど選手の力になったか分かりません。
ですが、マネージャーをやってきたことに後悔はありませんでした。

54期らしい野球をいっぱい見してくれてありがとう。みんなをベンチで見てるのが1番好きでした。

さいごに2年と3ヶ月多摩高校と54期を応援し、支えてくれた方々本当にありがとうございました。
多摩高野球部は私の誇りです!
これからは後輩達を応援し続けたいと思います!

54期マネージャー・方便 遥

多摩高野球部ブログより転載



 

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