OB・OG会

春県大会進出ならず  多摩高53期

春県大会進出ならず

麻生戦は不戦勝だったものの、桐光学園・川崎北に連敗したため、県大会への進出はならなかった。

◆3/27(土) VS桐光学園 6-0
先発河本が162球の完投。調子は良かったが、後半に疲れからコントロールが乱れ四球11を許す。
打線も1、2、4番が繋いで満塁のチャンスにあと一本が出ず好機を逃した。
冬を越えて仕上がってきた河本への信頼感からなのか、守備は安定していた。

◆3/29(月) VS川崎北 10-0
5回コールド。
先発は三木。立ち上がりは上々で3回まで無失点に抑える。しかし4・5回に本塁打も含め川北打線につかまり10点を献上。打たれながらも自分を奮い立たせ投げ続けた三木の粘投に成長を感じた。

多摩打線は1本も打てず、打撃に課題を残した。

この悔しさを忘れず夏の向けて一から立て直そう。
各自の課題を克服し力をつける時間はまだまだある。
頑張れ、多摩高校野球部!!

 

2010年3月 多摩高野球部ブログより転載

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早慶戦を観戦して② 多摩高54期

早慶戦を観戦して③

初めての早慶戦観戦。自分にとってこの経験は改めて質の高い野球というものを学べた。
試合前の練習から試合への入り方。声の出し方など全てにおいて学ぶべきことがたくさん。中学から高校に入学した際に、かなりのレベルの差を感じた。今回もこの早慶戦を観て、大学生の無駄の無い動きというものにレベルの差を感じた。なので、これから先、この動きというものを自分達のものにしていきたいと思った。

 試合の中で印象強いのは、最終戦での4年生の意地。これまであまり試合出場機会の少なかった選手が代打で出場してヒットを打った場面。その後、この選手は泣きながらコーチャーと抱き合っていた。普通に野球をプレーしているだけならヒットを打って泣くという事にはならないと思う。でも、この選手は野球にかけていた時間や気持ちの大きさが強いから早慶戦という大舞台でヒットを打ち、そしてあの涙があるのだと自分は思う。この野球に対する思いというものは野球選手にとっては絶対に必要なことだと思う。だからこそ、自分自身今の野球に対する思いに満足するのではなくどんどんこの思いを大切にそして強くしていきたい。

 今までは、スポーツニュースとかでしか見ていなかった大学野球。伝統ある早慶戦を観戦したことは、自分にとってだけでなくチーム全体にとってとても貴重な経験になった。自分はこの貴重な経験を高校野球という舞台で発揮していきたい。そして、チーム全体のレベルアップのために、1年からの底上げをもっともっとしていきたいと思った早慶戦観戦になった。

吉田 光治朗(1年)

2009年11月 多摩高野球部ブログより転載

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早慶戦を観戦して①  多摩高53期

早慶戦を観戦して①

私は「早慶戦を」観るのが初めてで、さらに大学野球を生で観るのも神宮球場に行くのも人生初の経験だったので少しわくわくしていました。スタンドに足を踏み入れると、そこから見るフィールドは高校野球と違った景色がありました。人数の多さ、練習の効率の良さ、技術…。真剣に見てこの目に焼き付けないともったいない気がしました。このような良い経験はこの先ないと感じたので、試合中私はスコアをつけました。スコアを書きながら感じた球場とスタンドのお客さんの歓声は早慶戦だけあって素晴らしかったです。
 
しかし、私が一番心に残ったものは、球場で感じたものではなく家に帰ってから見たその試合の中継からでした。そこには両校の四年生の熱い表情がありました。九回裏、早稲田の攻撃で出てきた代打はほとんどが四年生で、その全員がちゃんとヒットを打っていました。そのかいあってこの回で早稲田は三点を追加し、二点差にまで追いつめました。打った選手を映した画面にはベース上で涙ぐむ選手の姿がありました。
きっと打席上では四年間の大きな思いがこみ上げたことでしょう。心を打たれました。さらに、代打や代走で選手はこの大会でまだ一度も出ていなかった選手だったそうです。そういう姿を見て、「最後にかける思い」がすごく伝わってきました。勝てば優勝が決まる試合でした。もしかしたら人生最後のバッターボックスだった選手もいたかもしれません。

  早慶戦がいかに大きなものなのか、そしてなぜ日程の最後に行われるのか、わかった気がします。「かける思い」という大きなものをこの目で見れた、すごく意味のある日でした。また、多摩の選手の中から将来あの場でプレーする選手がでるのかなと思うと、わくわくする気持ちが半分、寂しい気持ちが半分といった心情です。 

松田のぞみ(2年)

2009年11月 多摩高野球部ブログより転載


 

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秋県大会2 回戦 1-4敗退  多摩高53期

秋県大会2 回戦 1-4敗退


シードのため2回戦の初戦に挑んだ多摩は、打線が沈黙しミスも出て湘南学院に1-4で敗戦した。今年の公式戦は終了。今後、秋・冬での成長を期待し引き続き応援を!

 
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秋地区予選3戦全勝で県大会へ 多摩高53期

3戦全勝で県大会へ

秋の地区予選3試合を見事全勝し、県大会への進出を決めた。
県大会の組合せは9/3(木)。応援よろしくお願いします。

◆予選結果
○多摩7-4市立川崎
先発本田は3回までに4点を失うが、2番手池谷が4回以降11奪三振の好投で零封。多摩は4-4の同点から7回に安打と相手のエラーもあり3点を奪っての逆転勝ち。

○多摩8-2住吉
先発は市立川崎戦に好投した池谷。1回・3回に1点ずつとられるものの、見事完投。打線も番場・杉本・福島等の活躍で8点を奪い完勝。采配の妙も光った。

○12-5(VS市立川崎商業)
先発の三木から本田・池谷の継投。多摩はクリーンアップを中心に長打短打が爆発し13安打8回コールドで県大会進出を決めた。

多摩高野球部ブログより転載

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「All for all」 主将_川端洋祐 多摩高52期

 

「All for all」 52期主将・川端洋祐

あれからもう何週間か経ちました。
「引退」・・・この言葉を聞いてもまだあまり実感がありません。
ただ今では、1日の練習を終えたあの満足感や心地よい疲れが懐かしいものになっています。

また、ちょうど1年前新チームになった当初のことを思い出すと本当に昔のことのようです。
チーム方針の変化に戸惑いながらあの燃えるような太陽の下でゼイゼイ言いながら練習をした去年の夏。
新チームの主将になった僕は最初は戸惑うばかりでした。
何がチームにとって足りないのか? どうやってチームの雰囲気をつくってゆくのか?
約2年間、前主将の森田さんの後ろ姿を見てきましたが、やはり分かったのは主将の苦しみは主将になって初めて分かるということです。

僕は少年野球でも中学野球でもどちらかというと引っ張ってもらう側の人間でした。そんな僕が高校でいきなり主将になったので戸惑うのも無理はなかったかもしれません。

しかし、言い訳をする訳にもいきません。まず、僕は絶対に自分が苦しんでいる所を見せないと決めました。
「動かざること山の如し」ではありませんが僕はドンと構えることこそ、主将の責任だと思っていました。
しかし、自分の弱い部分を浦谷監督はしっかり見てくれていました。主将になってすぐに言われたあの言葉は今でも心に残っています。

「お前はお前の正しいと思うことをやりなさい。私はそれにすべて賛成するから。」

正直、僕はこんなに信用されていると思っていませんでした。だからこそ、あの言葉は本当に嬉しくて、主将としてやっていく自信がそこで生まれました。

思えば亡き田中監督も、当時下級生の責任者だった僕に「お前は新チームのキャプテンやるんだろ?お前は野球がうまい訳じゃないけれど背中でチームを引っ張っていけ。」

という言葉を残してくれました。

野球部で過ごす中で1番学んだことは「野球はみんなでやる」ということ。
みんながみんなを信頼し、感謝し、苦しい時は一緒に苦しみ嬉しい時は一緒に笑う。それが高校野球の姿であるとともに僕が目指していたチームです。

よくOne for all、All for oneといいますが、僕にとっては
All for all、「みんながみんなのために」が1番大事なことだと思います。

僕が主将としてやってこれたのも仲間たちの信頼があったからこそです。
みんなが僕を主将にしてくれたと思います。こういった仲間たち、また応援してくださった多くの方々、浦谷監督、先生方、そして天国にいる恩師である田中監督、本当にありがとうございました。

本当はもっと勝ち進んでこの感謝の気持ちを伝えたかったです。
それを考えると少しは悔いがありますが僕はほとんど悔いはありません。
桐蔭は強かったです。しかし、僕達は今までやってきたこと全部をあの試合にかけました。僕達がやってきた証は全部グランドに置いてきました。

また僕らの熱い思いは、応援してくださった皆さんにきっと届いていると思います。僕らそれだけで充分、嬉しいです。
この熱い思いを受け継いだ後輩達が今もきっと必死に練習しています。
今後とも多摩高野球部の応援よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました!

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「ありがとう」マネジャー手記 多摩高52期

「ありがとう」・・・マネジャー手記

2年3ヶ月という、儚くもかけがえのない時間をここで過ごせたことに感謝しています。

1年生のときはただがむしゃらに、とにかく先輩の真似をするばかりでした。
それでも、50期51期という素晴らしい先輩方とともにやれたことを幸せに思っています。
ここで学んだことは自分にとって大きなものでした。

52期の代になったとき、期待よりも遥かに大きい不安ばかりを抱いていました。
でもひとつひとつのことを、全員で乗り越えていくことで培った結束力は頼もしいものでした。一時は選手.顧問.マネージャーでもめたときもありました。

そのときわたしたちが自分たちの思いを伝えることが出来たのは、52期だったからこそだと思います。
仲間として共にがんばろうと言ってくれた選手には言葉では表せないほど感謝しています。

協調性がない52期を支え続けてくれた53期。
わたしたちにとって53期の存在はとても大きく、53期がいたからこそチームが成り立っていたのだと思います。
支え続けてくれて、ついてきてくれてありがとう。

わたしは52期野球部マネージャーとしてやってこれたことを誇りに思っています。
そして全ての方に感謝しています。たくさんの支えがあったからこそ、やってこれたのだと思います。
選手には一番の感謝を伝えたいです。
わたしたち52期は4人の仲間が途中で野球を諦めなくてはなりませんでした。
その4人に最高の夏を見せる、それがひとつの目標でもありました。
一緒に野球が出来なくなっても、わたしたちが仲間という事実に嘘はありませんでした。

つらい冬を乗り越え、幾度とない壁を越え、むかえた最後の夏。

わたしは1回戦、スタンドでの応援でした。確かにあった不安を取り除いてくれたのは、他でもなく選手でした。
そして夏の舞台で、みんなで多摩高校の校歌を歌えたこと、本当に嬉しく思います!
田中前監督にも、歌声が届くことを祈り、勝利の喜びを伝えました。

桐蔭戦、挑戦者に失うものなどなく、1%でもある奇跡を信じ戦いぬきました。
私学との差を見せ付けられてしまいましたが、ベンチに座れたことを幸せに思い、最後まで選手を信じることができました。
相手の校歌が球場に響き、多摩スタンドへ挨拶に行ったとき顔を上げ広がる光景にわたしは驚き、涙がこみあげてきました。

いつも学校でたわいもない話をする友達がスタンドいっぱいに応援にかけつけてくれていたことを知り、多摩高の暖かさを感じました。

ロッカー室をでて応援してくださった方への挨拶にむかったとき、自分たちと同じように涙を流して"感動した、ありがとう"と言ってもらえたとき、勝利よりも大切なものを得られたと感じました。

応援に来てくれた生徒のみなさん、保護者の方々、OBの方々、そして応援団吹奏楽ダンドリのみなさん、暖かい応援ありがとうございました。

ベンチにもちゃんと届いていました。

そして52期のみんな、今まで本当にありがとう。本当に幸せでした。52期が大好きです!

ここで得た経験と出逢い、すべてを糧にこれからもがをばっていきたいと思います。
野球部マネージャーでなければ感じることの出来なかった幸せや感動、たくさんあったと思います。
逆に苦しくつらく、泣いたこともあります。それでも今振りかえると"やってこれた幸せ"だけを感じます。
野球という素晴らしいスポーツに出逢い、素敵な仲間に出逢い、色んな方々に支えられ最後まで野球部マネージャーをまっとうできた自分を誇りにも思います。


わたしにとって野球部にいることがあたりまえで、ここでの生活がなくなることをまだ受け入れることは出来ません。

今までの高校生活を振り返るとそこには必ず野球部での思い出ばかりです。
野球はまさしく青春でした。ありがとうございました。

夏の舞台で田中前監督から学んだ野球を49人で魅せられたとわたしは信じています。
これからも浦谷監督の下歩んでいく多摩高校野球部を、よろしくお願いいたします。

多摩高Baseball is my life!
最高の思い出をありがとう。

52期マネジャー 石川 友加里

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夏大会2回戦VS桐蔭学園 多摩高52期

夏大会:2回戦VS桐蔭学園


5回コールド負け0-12。
甲子園を狙う私立強豪との力の差は如何ともしがたかった。
エース矢野も力投するが初回から4回までに12点を献上。
打線も1年生若林の前に2塁すら踏ませてもらえなかった。
5回を近藤が無失点に抑えたのがせめてもの救い。

ただ選手達の闘う姿勢は充分に伝わってきた。
昨秋から逞しく成長した3年生、お疲れ様でした。
1・2年生はこの悔しさをバネに新チームをつくっていこう。
頑張れ、多摩高野球部!

多摩高野球部ブログより転載

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夏:1回戦V S柏木学園 多摩高52期

夏:1回戦 V S 柏木学園


7/15(水)夏の1回戦・柏木学園との試合が相模原球場で行われた。
多摩はエース矢野の投打にわたる活躍で3-0で快勝した。
6回まで両軍無得点。7回に川端・漁野・矢野の3連打、宮武のスクイズ、後藤のタイムリーで3得点。9回の無死満塁のピンチも堅守で切り抜けた。
次は桐蔭学園。臆することなく自信を持って闘え。我々も勝利を信じて応援する。吹かせ、多摩高旋風!

 
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今夏チーム紹介 多摩高52期

◆投 完投の期待が大きい矢野(182cm)は、切れのある直球と鋭く曲がる変化球が持ち味。大胆に内角をつく強気の性格も心強い。控えの近藤は直球に重みがあり、ひと冬を越え総合力が上がった。制球がいい三木(彦)が中堅で出番を待つ。

◆攻・守 飯田・後藤の二遊間は安定感抜群で、送球が正確な三塁宮武、悪球もさばく一塁漁野、強肩の捕手加藤が内野を固める。外野は思い切りのいい右翼川端を中心に番場、三木(彦)も肩に自信。堅い守備でロースコアに持ち込みたい。
◆注目 点の取り合いを歓迎した昨夏から一転、冬の走り込みで下半身を強化し、1点を守り抜く野球を掲げる。目標は歴代最高に並ぶ4強だ。

◆監督:浦谷淳一(48)、部長:増田亮(31)
神奈川新聞より
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