OB・OG会
|53期|2019年10月21日更新
「多摩 勝負強さ光る」

◆1回戦(藤沢八部)
多摩 6-5 茅ヶ崎北稜
雨と強風の中、投打に集中を切らさなかった多摩が競り勝った。
多摩は三回、2死から四球と2短長打で2点を先制。八回にも2死一塁から3連打で3点を追加するなど、勝負強さが光った。
先発河本は勢いのある直球で7回4安打1失点。1点差に詰め寄られた九回に一塁から再び救援するなど、大車輪の活躍だった。
茅ヶ崎北稜は九回に本塁打を放つなど、よく粘った。
多摩の先発河本は、「みんなに迷惑を掛けた分、思い切り投げました」と初戦の勝利に笑顔を見せた。
昨年3月、学校行事の球技大会で右ひざの靭帯を断絶。約6ヶ月をリハビリに費やし、マウンドに戻ったのは昨年11月だった。
「最初は脚を上げることさえできなかった。勝てたのは夢みたいです」と感慨を込める。
捕手の加藤は、「河本はマウンドに立てなくても1週間に100km以上の走り込みとか、地道な努力をしていた。あいつの頑張りは素直にすごいと思います」と、帰ってきた相棒をたたえた。
7/13 神奈川新聞より 写真はインタビューに答える河本
|OB・OG会|2019年10月21日更新
平成22年度OB会総会
2010年07月05日
7/4(日)、武蔵小杉・海宴丸にて平成22年度多摩高野球部OB会総会が行われ、役員改選・活動計画案等が承認された。
◆役員改選
牧田さん(7期)に代わり峰野さん(15期)が新会長に就任した。新体制は以下の通り。(敬称略)
会長:峰野(15期)
顧問:大谷(2期)、牧田(7期)、山根(15期)、中島(21期)
副会長:南保(18期)、浜田(22期)、渡辺(23期)
監査:佐藤(19期)
会計:河崎(25期)
事務局長:矢島(24期)
事務局:澤田(16期)、松本(18期)、青山(25期)、横嶋(26期)、中尾(30期)、蛭間(37期)、柏木(48期)
◆活動計画案
今後の新年会、及び総会は日曜日から土曜日開催に変更。
また、来年度のゴルフに関して、開催場所・曜日変更を検討することとなった。
今後の主な活動計画は以下の通り。
・夏の大会応援
7/12(月)12:00~ VS茅ヶ崎北稜 藤沢八部球場
7/15(木)14:30~ VS横浜創学館 平塚球場
・9/5(日)ゴルフコンペ(川崎国際)
・10/末or11/初 在校生六大学見学
・平成23年2/5(土) OB会主催の新年会
・平成23年7/2(土) OB会総会
◆決算報告(H21.4.1~H22.3.31)
【収入の部】
・OB会費:605,000円(会費納入者125名、重複あり) ・その他:502,380円(総会、新年会会費等) ・前期繰越金:207,197円
〈収入合計〉 1,314,577円
【支出の部】
・現役野球部補助金:349,998円(20万円寄贈、壮行会寸志、ボール5ダース等) ・事業経費:503.780円(総会、新年会、ブログ維持費等) ・通信/事務費等:164,314円 ・六大学野球観戦:44,000円 ・高校駅伝寄付:30,000円
〈支出合計〉 1,092,092円
【差し引き】
222,485円 (繰越金へ)
◆OB会会則の変更・追加
・第3条3項 (副会長の人数)複数名に変更
・第8条 (総会の日程)7月の第一土曜日に変更
・第11条 (慶弔規定)原則として会費納入者であるOB会員死亡時にOB会より生花相当のものを出す
|53期|2019年10月21日更新
◆[攻・守] 小柄な後藤、宮武の二遊間を軸に野手のフットワークが軽い。経験豊富な捕手加藤は、その強肩で危機を救う。杉本は自慢の走力を中堅の守備だけでなく、打者としても生かす。手堅く1点を重ねる意識が高い。
◆[ここに注目] 例年以上に厳しい冬場のトレーニングに耐えたと自負する。ピンチに動じぬ精神力と結束力は誇っていい。全員野球で上位を目指す。 -神奈川新聞より-
|53期|2019年10月21日更新
練習試合観戦(4/24・5/16)
ジョギングがてら多摩高まで、4/24(土)向上戦と5/16(日)川和戦を見に行きました。
1年生が15名(マネジャー1名)入り、なかなかの大所帯になっていました。
残念ながら2試合とも1点差で負けましたが、確実に力をつけていることは確かなようです。
河本は経験を重ねマウンドでのしぐさも堂々としてきて逞しさが増しました。
ストレート・変化球ともに制球が良くなり、どちらでも打ち取れる自信をつけているようです。
ただ、球威にばらつきがあり甘く入ったストレートを痛打されるケースがあるため、伸びのあるボールがいった時の感覚を忘れず覚えて実践してほしい。
ストレートが伸びれば、安定感の増した変化球がさらに活きてくるはず。スタミナはあるので、立ち上りから集中していこう。
打線では1番杉本の足は特筆もの。三遊間に転がせばまず内野安打ですぐに盗塁。イチロー張りのスピードでチャンスを演出する。
この杉本を確実に返していくのが、多摩の得点パターンの1つ。打ち出すと止まらない好球必打の加藤、長打を秘める番場らの勝負強さに期待。
最小失点に抑え、好機を確実に活かして、僅差で勝利に繋げていこう。
頑張れ、多摩高野球部! Y
|53期|2019年10月21日更新
春県大会進出ならず
麻生戦は不戦勝だったものの、桐光学園・川崎北に連敗したため、県大会への進出はならなかった。
◆3/27(土) VS桐光学園 6-0
先発河本が162球の完投。調子は良かったが、後半に疲れからコントロールが乱れ四球11を許す。
打線も1、2、4番が繋いで満塁のチャンスにあと一本が出ず好機を逃した。
冬を越えて仕上がってきた河本への信頼感からなのか、守備は安定していた。
◆3/29(月) VS川崎北 10-0
5回コールド。
先発は三木。立ち上がりは上々で3回まで無失点に抑える。しかし4・5回に本塁打も含め川北打線につかまり10点を献上。打たれながらも自分を奮い立たせ投げ続けた三木の粘投に成長を感じた。
多摩打線は1本も打てず、打撃に課題を残した。
この悔しさを忘れず夏の向けて一から立て直そう。
各自の課題を克服し力をつける時間はまだまだある。
頑張れ、多摩高校野球部!!
|54期|2019年10月21日更新
早慶戦を観戦して③
初めての早慶戦観戦。自分にとってこの経験は改めて質の高い野球というものを学べた。
試合前の練習から試合への入り方。声の出し方など全てにおいて学ぶべきことがたくさん。中学から高校に入学した際に、かなりのレベルの差を感じた。今回もこの早慶戦を観て、大学生の無駄の無い動きというものにレベルの差を感じた。なので、これから先、この動きというものを自分達のものにしていきたいと思った。
試合の中で印象強いのは、最終戦での4年生の意地。これまであまり試合出場機会の少なかった選手が代打で出場してヒットを打った場面。その後、この選手は泣きながらコーチャーと抱き合っていた。普通に野球をプレーしているだけならヒットを打って泣くという事にはならないと思う。でも、この選手は野球にかけていた時間や気持ちの大きさが強いから早慶戦という大舞台でヒットを打ち、そしてあの涙があるのだと自分は思う。この野球に対する思いというものは野球選手にとっては絶対に必要なことだと思う。だからこそ、自分自身今の野球に対する思いに満足するのではなくどんどんこの思いを大切にそして強くしていきたい。
今までは、スポーツニュースとかでしか見ていなかった大学野球。伝統ある早慶戦を観戦したことは、自分にとってだけでなくチーム全体にとってとても貴重な経験になった。自分はこの貴重な経験を高校野球という舞台で発揮していきたい。そして、チーム全体のレベルアップのために、1年からの底上げをもっともっとしていきたいと思った早慶戦観戦になった。
吉田 光治朗(1年)
|53期|2019年10月21日更新
早慶戦を観戦して①
きっと打席上では四年間の大きな思いがこみ上げたことでしょう。心を打たれました。さらに、代打や代走で選手はこの大会でまだ一度も出ていなかった選手だったそうです。そういう姿を見て、「最後にかける思い」がすごく伝わってきました。勝てば優勝が決まる試合でした。もしかしたら人生最後のバッターボックスだった選手もいたかもしれません。
早慶戦がいかに大きなものなのか、そしてなぜ日程の最後に行われるのか、わかった気がします。「かける思い」という大きなものをこの目で見れた、すごく意味のある日でした。また、多摩の選手の中から将来あの場でプレーする選手がでるのかなと思うと、わくわくする気持ちが半分、寂しい気持ちが半分といった心情です。
松田のぞみ(2年)
|53期|2019年10月21日更新
秋県大会2 回戦 1-4敗退
シードのため2回戦の初戦に挑んだ多摩は、打線が沈黙しミスも出て湘南学院に1-4で敗戦した。今年の公式戦は終了。今後、秋・冬での成長を期待し引き続き応援を!
|53期|2019年10月21日更新
3戦全勝で県大会へ
秋の地区予選3試合を見事全勝し、県大会への進出を決めた。
県大会の組合せは9/3(木)。応援よろしくお願いします。
◆予選結果
○多摩7-4市立川崎
先発本田は3回までに4点を失うが、2番手池谷が4回以降11奪三振の好投で零封。多摩は4-4の同点から7回に安打と相手のエラーもあり3点を奪っての逆転勝ち。
○多摩8-2住吉
先発は市立川崎戦に好投した池谷。1回・3回に1点ずつとられるものの、見事完投。打線も番場・杉本・福島等の活躍で8点を奪い完勝。采配の妙も光った。
○12-5(VS市立川崎商業)
先発の三木から本田・池谷の継投。多摩はクリーンアップを中心に長打短打が爆発し13安打8回コールドで県大会進出を決めた。
多摩高野球部ブログより転載
|52期|2019年10月21日更新
「All for all」 52期主将・川端洋祐
あれからもう何週間か経ちました。
「引退」・・・この言葉を聞いてもまだあまり実感がありません。
ただ今では、1日の練習を終えたあの満足感や心地よい疲れが懐かしいものになっています。
また、ちょうど1年前新チームになった当初のことを思い出すと本当に昔のことのようです。
チーム方針の変化に戸惑いながらあの燃えるような太陽の下でゼイゼイ言いながら練習をした去年の夏。
新チームの主将になった僕は最初は戸惑うばかりでした。
何がチームにとって足りないのか? どうやってチームの雰囲気をつくってゆくのか?
約2年間、前主将の森田さんの後ろ姿を見てきましたが、やはり分かったのは主将の苦しみは主将になって初めて分かるということです。
僕は少年野球でも中学野球でもどちらかというと引っ張ってもらう側の人間でした。そんな僕が高校でいきなり主将になったので戸惑うのも無理はなかったかもしれません。
しかし、言い訳をする訳にもいきません。まず、僕は絶対に自分が苦しんでいる所を見せないと決めました。
「動かざること山の如し」ではありませんが僕はドンと構えることこそ、主将の責任だと思っていました。
しかし、自分の弱い部分を浦谷監督はしっかり見てくれていました。主将になってすぐに言われたあの言葉は今でも心に残っています。
「お前はお前の正しいと思うことをやりなさい。私はそれにすべて賛成するから。」
正直、僕はこんなに信用されていると思っていませんでした。だからこそ、あの言葉は本当に嬉しくて、主将としてやっていく自信がそこで生まれました。
思えば亡き田中監督も、当時下級生の責任者だった僕に「お前は新チームのキャプテンやるんだろ?お前は野球がうまい訳じゃないけれど背中でチームを引っ張っていけ。」
という言葉を残してくれました。
野球部で過ごす中で1番学んだことは「野球はみんなでやる」ということ。
みんながみんなを信頼し、感謝し、苦しい時は一緒に苦しみ嬉しい時は一緒に笑う。それが高校野球の姿であるとともに僕が目指していたチームです。
よくOne for all、All for oneといいますが、僕にとっては
All for all、「みんながみんなのために」が1番大事なことだと思います。
僕が主将としてやってこれたのも仲間たちの信頼があったからこそです。
みんなが僕を主将にしてくれたと思います。こういった仲間たち、また応援してくださった多くの方々、浦谷監督、先生方、そして天国にいる恩師である田中監督、本当にありがとうございました。
本当はもっと勝ち進んでこの感謝の気持ちを伝えたかったです。
それを考えると少しは悔いがありますが僕はほとんど悔いはありません。
桐蔭は強かったです。しかし、僕達は今までやってきたこと全部をあの試合にかけました。僕達がやってきた証は全部グランドに置いてきました。
また僕らの熱い思いは、応援してくださった皆さんにきっと届いていると思います。僕らそれだけで充分、嬉しいです。
この熱い思いを受け継いだ後輩達が今もきっと必死に練習しています。
今後とも多摩高野球部の応援よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました!